連続テレビ小説2021年から22年(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」のあらすじ(ネタバレ)とまとめを一覧で紹介します。
カムカムエヴリバディは母から娘そして孫へとバトンをつなぐ3世代100年のファミリーストリーです。2021年11月から始まりました。ドラマのテーマは英語で「ラジオ英語講座」です。
三代のヒロインの親子愛が描かれた「藤本有紀」作100年ストーリーの余韻は今でも残っています。
初代は上白石萌音さんの”安子”です。
戦前から戦後の岡山を舞台に戦時中は帰らぬ夫をひたすら待ち続け一人娘を育てながら過酷な人生を生き抜きます。
二代目ヒロインは深津絵里さんの”るい”が登場します。時代は1962年です。そしてジョーと結婚し”大月るい”となり京都に移ります。
るいは、娘のひなたを授かり三代目ヒロイン”ひなた”が京都から登場します。戦中の悲劇からやっと立ち上がり高度成長へと人々は活気に満ちた時代です。
でも東京オリンピックの話題はなかったですね。
三代目ヒロインは川栄李奈の”ひなた”が引き継ぎました。ひなたは京都映画村で働き一度も会ったことが祖母の安子と劇的に再会するのです。
大正末期から令和まで、激動の時代の100年物語を祖母、娘、孫のラジオ英語講座と共に「あんこ、野球、ジャズと時代劇」と歩んだ3人の女性人生でした。
とてもワクワクする朝ドラでした。
最終回は2022年4月8日(金)(全23週、112話)です。ワクワク感いっぱいの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」素晴らしい作品でした。
その翌週から「ちむどんどん」が始まりました。
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「カムカムエヴリバディ」ひなた編(京都)のあらすじ一覧。
ひなた編23週(第108~最終回)。2003年~2025年。
「カムカムエヴリバディ」ついに最終回の週がきてしまいました。
時代ごとに強く生きた一人の女性が次の世代の女性へと紡いでいくストーリーに毎週涙しながら視聴していました。
カムカム放送後の朝いちでスタッフが着用していたTシャツの文字紹介がありましたね。その文字は「MONE RINA」でした。
その文字の真ん中を合わせるとMONE(萌音)からERI(絵里)、そしてRINA(李奈)と読めるのです。
偶然なのか意図的なのかは分かりません。
でも素晴らしい作品は出演者だけでなく音声、照明そして演出に携わるすべての方々の結晶なんですね。
そして、改めて女優川栄李奈さんの魅力に吸い込まれ川栄さんが演じているすべての作品を観たくなりました。
⇒朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ひなた編第23週(最終週)のあらすじと感想。2003年~25年
ひなた編22週(第103~107回)。2001年から2003年。
ひなたと文ちゃんが10年振りに再会。文ちゃんはハリウッド映画のスタッフとして映画村やってきました。
二人は結婚するのか?
そして、アニーさんが安子なのか?予告編では岡山の勇も登場します。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ひなた編第22週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
ひなた編21週(第98~102回)。1994年~2001年。
第100回ではしっかり者の一恵がひなたに恋の相談をしますよ。
さて、月曜日はるいが雉真家に戻ってきました。母の安子と向き合っていこうと決心しています。すると、懐かしい歌が聞こえてきました。
そこには、カムカム英語のテキストを手にしたひなたの姿がありました。
表紙に書かれた「Yasuko」という名について尋ねられたるいは、母・安子との思い出を初めてひなたに話します。
次の日、一人で「DippermouthBlues」に向かった錠一郎(オダギリジョー)は、ある人物と待ち合わせをします。その人物とは…
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ひなた編第21週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
ひなた編20週(第93~97回)。1993年~1994年。
1993年(平成5年)は世相的には皇太子と政子さんのご結婚やJリーグが開幕するなど新しいことへのはじまりでウキウキする時代でした。
しかし大月家では一大事が起きます。算太がクリスマスに大月家にやってきます。
そして、翌年の1994年(平成6年)
ひなた編で登場する美咲すみれを演じている安達祐実さんの「同情するならカネをくれ」が流行語大賞をとった年でもあります。
第20週は算太が岡山の橘のお墓に里帰りします。算太はるいと母・安子を引き離した負い目を持っていたのですね。
でも算太の里帰りのおかげで勇さんと定一のご子息の健一とも懐かしい喫茶店で会うことができました。
今週はカムカムの伏線回収ですね。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ひなた編第20週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
ひなた編19週(第88~92回)。1992年~1993年。
バブル崩壊で日本は不況の真っただ中にいた時代、バルセロナ五輪で14歳の岩崎恭子さんが金メダルを取り明言を残しました。
芸能では貴花田関と宮沢りえさんが婚約。
そんな時代にひなたが企画した映画村のお化け屋敷が大成功するがなんとなく五十嵐、いや文ちゃんとの仲が・・・
この週から、これまで描かれてきた安子編、るい編の伏線が回収されカムカムは一層盛り上がってくると思います。
その伏線回収を早く見たいですね。
ひなたが企画した映画村のお化け屋敷は大成功。しかし、桃太郎の誕生日に五十嵐は来ません。そして五十嵐から別れを告げられひなたは大ショック。
ひなたの次の企画は外国人観光客です。そして、桃太郎が小夜子にフラれてしまいます。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ひなた編第19週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
ひなた編18週(第83~87回)。1984年~1992年
→朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第18週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
映画「妖術七変化!隠れ里の決闘」のオーディション当日です。ひなたも二人を見守っています。
オーディション終了後、ひなたはモモケンから話がしたいと呼び止められ、ひなたがモモケンのサイン会に来たときを話をしてくれました。
その後、ひなたは美咲すみれの付き添いを任せられ、茶道の稽古から夜のすみれの愚痴まで付き合っていました。
映画村のステージで茶道家を演じることが決まった美咲すみれ。一恵のもとで茶道の稽古をしています。
忙しくなったひなたは何日も五十嵐に会っていませんでしたが、完成した映画「妖怪七変化!隠れ里の決闘」を観にいきました。
五十嵐を呼ぶときは「文ちゃん」に変わっていましたね。
さて、そんなひなたと文ちゃんを温かく見守る”るい“と錠一郎もるいが求めた幸せな大月家で生活しています。
そして、3月3日の放送から時代は1992年。ひなたは27歳になり今でも映画村で元気に働いています。
ただ、映画村を取り巻く環境は大きく変化し、残念ながら集客数が減ってきました。
ひなたは今でもノストラダムスの大予言を信じています。ひなたはそれまで人類滅亡の日までその瞬間まで五十嵐と一緒にいたいと願うのです。
さて、ひなたの企画「お化け屋敷」は大盛況でした。でも五十嵐いや文ちゃんとの距離は遠くなってしまうのか?
ひなた:「あたし1秒でも長く文ちゃんと一緒にいたい。ぶんちゃんは?」
一方、高校生になった桃太郎は教師になった小夜子に淡い恋心を抱いています。
それにしても、榊原はいい人ですね。
榊原:「たとえ7年後に地球が滅亡するとしても、僕は今、映画村の入場者数を増やしたい」
榊原は、本当に映画村のことを大事に思っているんです。
ひなた編17週(第78~82回)。1983年~1984年。
無愛想な五十嵐は「切られ役や死人の役」が嫌になり役者をやめたくなった時や落ち込んだ時に回転焼きの温かさが救ってくれたことをひなたに話します。
少しづつ二人の距離が縮まっていきます。そして、ひなたは条映太奏映画村に就職しました。榊原誠の部下として今日から出勤です。
五十嵐も役がないときは新選組の衣装でアルバイトをし虚無蔵さんから稽古を受けています。
さて、TVのワイドショーで「妖術七変化!隠れ里の決闘」の適役をオーデションで選びことをモモケンから発表がありました。
そんな中、ひなたは美咲すみれにお付き合いしある居酒屋にいました。そして美咲からモモケンと虚無蔵の因縁のうわさを話を聞かされます。
その話を隣の席で聞いていたのは吉右衛門さん家族でした。吉右衛門とおばあちゃんの清子さんは昔話をひなたにします。
その昔話とは、ひなたがわかる話ではなく岡山の商店街の話でした。橘家~雉真家の話がひなたが分かる日がくるのでしょうか?
そんなある日、ひなたは謎の振付師”さんたクロース”と初めてお話をしました。”さんた“は「算太黒須」さん。
虚無蔵さんの噂の真相を聞きたくてお話をするのですが、さんたさんは映画のチケットを2枚ひなたに渡しました。
その意味とは?そしてひょんなことから五十嵐と行くことになります。
映画を見た帰り道二人の会話が普通になりなぜか虚無蔵さんの太刀の素晴らしさに感動した様子です。虚無蔵さんの昔の映画を見たことですっかり五十嵐との距離が縮まった感じがします。
ですが、回転焼きの店前で五十嵐は倒れてしまいます。それは演技なのか?それとも・・・
さて、五十嵐は映画のオーディションに向けて、虚無蔵に改めて稽古をつけてほしいと頼みます。ひなたも一緒に虚無蔵さんに頼むのですが・・・でも。
虚無蔵さんもオーディションを受けるとのことで二人は納得します。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ひなた編第17週あらすじ(ネタバレ)と感想。
ひなた編16週(第73回~73回)。1983年。
“ひなた”高3の夏休み。
18歳になったひなた。でも進路を決めることができません。そんな時、“ひなた”は映画村にあったポスターが目に入ってきました。
ミスコンテストの案内でした。ひなたの”ミスコン”本選の日です。緊張するひなたは演技審査の芝居相手が、回転焼きを買いに来た無愛想な男だと気づきます。
緊張しているのに相手が嫌なやつ。その結果は・・・こんなところでまさかの再会。ひなたはどうなるの?
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ひなた編第16週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
ひなた編15週(第68回~72回)。1976年~83年。
いよいよ成長した”ひなた”が登場する15週目です。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ひなた編第15週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
ただ、その前に、小学生ひなたの「ラジオ英語会話」が描かれます。外国人ビリーをお話がしたくて勉強するはずが長続きしませんでしたね。
ビリーが別れの挨拶にきたのに会話ができないって残念。それにしても、当時の小学生は「ドリフ禁止令」が出ていたはずなんですけどね。
ドリフターズ最高でしたけどね。
そして、モモケンこと2代目桃山剣之介が店にやって来ました。サイン会で渡した回転焼きの味を忘れていなかったのですね。
もちろん最初に気づいたのはひなたでした。お店にいた商店街のおばさま達はビックリ!そんなとき、るいが産気づきますが、モモケンが待たせていた車で病院に送ってくれました。
そして、無事に男の子を出産した。モモケンが送ってくれたので「桃太郎」です。
そして、そして、18歳のひなたの登場です。ある日、不愛想な客がお店にやってきます。もちろん名前も職業も分かりません。
まるでるいがクリーニング店で働いていた時に怪しい「ジョー」がやってきたと同じです。
さて、さて、18歳の“ひなた”不愛想な男のこの二人がこれからどうなっていくのでしょうか?
朝ドラ2021「カムカムエヴリバディ」るい編(大阪)のあらすじ一覧。
るい編14週(63回~67回)。1965年~1976年。
錠一郎と“るい”に女の子が誕生します。女の子の名前は”ひなた””ひなた”はすくすくと成長し10年の時が流れていきます。
幸せな錠一郎の大月家です。
時代劇が大好きなひなたの元にビッグニュースが飛び込んできました。太秦に映画村というテーマパークがオープンするのです。
一方、るいは悩んでいました。12月に入ってから急激に回転焼きの売り上げが落ちていたのです。それはあの国民的なヒット曲の影響でした。
一方、ひなたは、憧れの桃山剣之介のサイン会に行くため、空き瓶を拾って「空き瓶貯金」を始め、サイン会に行きモモケンに回転焼きを渡し握手してくれました。
サイン会から帰ったひなたは、クラスメイトの小夜子ちゃんが外人の子と英語で話をしているのを見て自分も話せるようになりたいと思うのです。
ですが、大月家には英語教室に通うようなお金はありません。ジョーは「お父ちゃんに任せろ」と、ポケットから札束を出すのですが…それは。
次週からは英語を軸にした三代目「ひなた」のストーリーが始まります。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」るい編第14週あらすじ(ネタバレ)と感想。
るい編13週(58回~62回)。1964年~1965年。
13週は内容が盛りだくさんで、テンポがとても速いです。
1週目は、戦前でしたが、子しずが安子を産みました。一人目のヒロイン「安子」です。そして、戦後に安子は「るい」を産みました。
二人目のヒロイン「るい」です。
そして昭和に入り、るいはジョーと一緒に京都で回転焼き屋をオープンし三人目のヒロイン”ひなた”が誕生します。
子しずから数えれば4世代目が誕生したことになります。さーこれからは京都でのカムカムエヴリバディの始まりです。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」るい編第13週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
るい編12週。(53回~57回)1963年~64年。
12週目(1月17日~21日)の57回はショックでした。もちろん“るい”も大ショックですが、視聴者からも「錠一郎そりゃないぜ」と聞こえてきます。
ジョーはるいを想い関西一のトランぺッターを選ぶコンテスト出場を決意し優勝しました。
戦争孤児時代を思い出し、定一から「大月錠一郎」と命名してもらったことも“るい”に話しました。
ジョーとるいの心の糸を紡いでくれたのは小さなマッチは箱。岡山にあった定一のジャズ喫茶「ディッパーマウス・ブルース」のマッチ箱でした。
その二人の糸が切れてしまうのか?13週はどうなるのでしょうか?
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」るい編第12週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
るい編11週。(48回~52回)1962年~63年。
11週で“るい”の背中を押したのは「ベリー」でした。「ベリー」はるいの恋敵ではなさそうですね。
とっても優しいお嬢さんのなのです。
先週は“るい”と“ジョー”の距離が少しづつ近くなってきました。11週目では彼らの関係はどこまで進むのか?
いやそれとも片桐さんが接近してくるのか?“るい編”は安子編と比較すると展開がゆっくりとしているので私はるい編が好きです。
そして、深津さんの演技はやはり素晴らしい。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」るい編第11週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
るい編10週。(43回~47回)。1962年
年明けの43回の放送は1月3日です。
片桐と食事もせずに傷ついて別れた“るい”はなぜかジャズ喫茶にいました。そこで見たのはトランペットを演奏していたクリーニング店の客の宇宙人でした。
“るい”はジャズ喫茶のマスター木暮から店の制服のクリーニングを請け負いその品の配達にジャズ喫茶に訪れました。
ある日、“るい”は商店街を歩いていると偶然宇宙人と遭遇します。そうです宇宙人のジョーです。
その後、宇宙人のジョーの名前が大月錠一郎だという事を知った“るい”。ジョーにサマーフェスティバルに誘われます。
ジャズ喫茶「Night and Day」のサマーフェスティバルで“ジョー”が吹くトランペットの曲は「On the Sunny Side of the Street」です。
その曲を聴くうちに、“るい”は忘れていた母・安子の記憶がよみがえってきました。そして最後まで聞く事ができず店を飛び出てしまいうのです。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」るい編10週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
るい編9週(41回~42回)。1962年。
9週目は年末ですので41回と42回の放送ですね。
“るい”はクリ二ング店の仕事に慣れてきました。様々なお客様がやってきますが、怖そうな男がクレームをつけたり、
その男を追い払ってくれた若き片桐という弁護士もその一人でした。ある時、彼から一枚の映画の切符がお店に預けた背広のポケットに入っていました。
生まれて初めてのデートでした。しかしアクシデントがあり一人でかえることとなり、ある喫茶店に入るとそこはジャズクラブでした。
そこに宇宙人とるいが名札を縫い付けた・ジョーがトランペットを吹いていました。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」るい編第9週あらすじ(ネタバレ)と感想。
るい編8週(39回~40回)。1951年~1962年。
8週目はいよいよ成長した“るい”(深津絵里)の登場ですね。安子は娘の”るい”から「嫌い」という言葉のショックで土砂降りの雨の中をさまよい歩いています。
“るい”の幸せを考え二人で暮らしてきた日々だったがなぜ?どこから歯車が狂ってしまったのか?
安子がるいに母親として出来ることは?なんだったのか?その答えは深津絵里が演じる成長した“雉真るい”が語るのでしょうか?
衝撃的な形で上白石萌音が演じる安子編は第8週の38話で幕を下ろしました。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」るい編第8週あらすじ(ネタバレ)と感想。
朝ドラ2021「カムカムエヴリバディ」安子編(岡山)あらすじ一覧。
物語の始まりは、日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)です。
岡山市内の商店街ある和菓子屋さん「たちばな」に長女・橘安子が生れるところからスタートします。
映像も白黒で演出していました。そして安子は成長し稔という青年と恋に落ち結婚、出産、終戦、戦後の物語と続きます。
ですが、安子と安子の娘・るいの別れがより劇的に描かれました。
安子編8週(36回~38回)。1951年~1962年。
8週の安子編は36回から38回の3話で終了します。
勇に気持ちを伝えられた安子は、すぐにはその返事ができずにいました。おはぎを売りながら少しずつお金をためてきた安子。
雉真家を出るという決意を固めた安子でしたが、千吉はるいを連れていくことは許しませんでした。
そんなある日、算太が失踪したという。大阪の街を何日も歩き回り続けましたが、消息はつかめませんでした。
雨の中に倒れこんでしまった安子。そして安子の人生を変える大事件が起きるのでした。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」安子編第8週あらすじ(ネタバレ)と感想。
安子編7週。1948年~1951年。
ついに安子の人生を描く「岡山編」はクライマックスに入ります。安子とロバートは週1回のペースで英語のテキスト作りを始めます。
この作業が安子のライフワークとなり稔との心の絆も再確認できました。しかし安子を待っていたのは勇との結婚でした。
勇と結婚してるいと共に生きるか?それとも英語と一緒に稔の想いでと共に生きるのか?安子の選択が迫っています。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」安子編第7週あらすじ(ネタバレ)と感想。
安子編6週。1948年。
安子が英語に触れたのは稔との出会いでした。英語が縁でラジオ講座を聞きやがて稔への想いへと変わっていきました。
結婚し、子供が生まれ、終戦。そして次に英語と出会うのはネイティブのアメリカ人でした。
英語を学ぶことは戦争で亡くした夫への想いであることをなぜかそのアメリカ人に怒りをぶつけてしまうのです。
そんな涙なしでは視聴することができない第6週です。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」安子編第6週あらすじ(ネタバレ)と感想。
安子編5週。1946年~1948年。
安子は稔のことを思い続け、すくすくと育つるいの成長が安子にとっての心の支えでした。そんな安子を勇は気にかけ続けています。
そんななか、義母「みどり」は安子にひどくきつく当たり、遂に千吉からるいを雉真家の養子にすることを求められるのです。
その姿を見かねた勇は、るいを連れて岡山を出るよう安子を説得、安子は勇の援助を受けるいと2人きり大阪へと向かったのでした。
たどり着いたのは稔が学生時代に住んでいたおぐら荘。安子は試行錯誤を繰り返しながら芋あめを作り生計を立てようとします。
そんな中、安子は住宅街の民家から漏れ聞こえる英語の歌に出会います。それは平川唯一という講師の『英語会話』第一回放送でした。
それから毎日仕事終わりに民家の軒先に立ち寄り『英語会話』を聞いていました。しかしある日、空き巣に疑われてしまいます。
倹約して買ったラジオから聞こえるカムカム英語は安子とるいの毎日の楽しみでした。そして1年の時がたった頃、安子の前に突如と千吉が現れます。
安子に、るいを連れて雉真家に戻ってくるよう説得するためでした。しかし、安子の固い決心は揺らぐことはありません。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」安子編第5週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
安子編4週。1943年~1945年。
昭和19年(1944年)9月14日、安子は女の子を出産しました。命名は「るい」稔が出征前に書いていました。
安子の耳の奥には、稔と聞いたルイ・アームストロングの演奏がよみがえっていました。
どこの国の音楽でも自由に聴ける世界を、我が子には生きてほしい、日向の道を歩いて欲しいとの願いが込められた名前です。
昭和20年(1945年)3月、東京大空襲に続き、大阪にもB29が来襲するようになりました。6月29日、岡山にも焼夷弾が降り注ぎ、商店街は無残な焼野原になっていました。
8月15日終戦。
2ヶ月後金太は心と体を病んでいたが、たちばなの再建に立ち上がりますが、しばらくして算太が帰ってくる夢を見ながらその生涯を終えてしまいました。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」安子編第4週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
安子編3週。1942年~1943年。
ラジオからは勇ましい日本軍の戦果が流れています。もちろん英語講座の放送はありません。
稔には千吉から事業拡大に先立って銀行の頭取の娘との縁談が持ちあがっていました。
姿を消していた算太に召集令状が届き、金太の見送りもなく算太は出征しました。
その後、安子が懸命に祖父の杵太郎に声をかけていましたが帰らぬ人になってしまいました。
そして、学徒出陣が決まり稔も出征することになります。千吉は出征までに、頭取の娘との縁談を取りまとめる算段です。
稔と安子の互いの気持ちを知る勇は、2人の結婚を許すよう千吉に頼み込むが受け入れてくれません。
そんなある日、「たちばな」を訪れて安子の姿を見た千吉は、安子こそ稔を支えてくれる相手だと確信するのです。
進めていた銀行の頭取の娘との縁談は断りました。安子と稔は、結婚することになりました。
しかし稔と過ごした新婚生活はたったの1ヶ月でした。この上なく幸せな時間を2人は過ごしていました。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」安子編第3週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
安子編2週。1939年~1941年。
夏休みが終わり、岡山から大阪に帰った稔と何通もの文通をやりとりし2人は心を通わせていきました。
ある日、算太が岡山に帰ってきました。しかし、ダンサーの夢を諦めて家業の菓子修行を始めるわけでもなく、相変わらず勝手気ままな様子。
そんなある日「たちばな」にこわもての男が押しかけてきました。どうやら算太は大阪でもめ事起こしていたようです。
時代はやがて砂糖が配給制になってしまいます。
そんな中、金太から安子に砂糖会社の息子との見合い話が持ちかけられます。突然の話に戸惑う安子。
稔への思いもあり、安子は翌朝、置き手紙を残し小さなかばんひとつで始発の汽車に乗り込み稔がいる大阪に立ちました。
安子の本当の気持ちを知った稔は、橘家の人々に安子との交際の許しをもらいます。しかし父の金太は許しませんでした。
そんな中、雉真家の次男坊・勇が安子が好きだと稔に打ち明けます。
そして状況は更に悪化していきます。若い男性には召集令状が届きはじめ、連日ラジオからは各国の戦況を伝える臨時ニュースが流れていました。
勇にとって最後の夏の甲子園でしたが、戦争の波が襲いかかり、甲子園も中止になりました。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」安子編第2週のあらすじ(ネタバレ)と感想。
安子編1週。1925年~1939年。
始まりました。100年の物語。最初の舞台は岡山で戦前です。
日本でラジオ放送が始まった大正14年(1925年)3月22日。岡山にある和菓子屋にヒロイン橘安子が誕生しました。
実直な父・金太に優しい母・小しず、厳格な祖父・杵太郎、しっかり者の祖母・ひさ、やんちゃな兄・算太たち家族や職人に囲まれ幸せに暮らしています。
あんこの香りに包まれた温かい家庭ですくすくと成長し、安子は小学三年生になりました。
そして、第3話からは尋常小学校を卒業した安子は14歳になっていました。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」安子編第1週のあらすじ(ネタバレ)と感想。