2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」”るい編”第12週のあらすじ(ネタバレ)とまとめをお届けします。
東京の大手音楽事務所主催のトランペットコンテストが大阪のジャズ喫茶「ナイト&デイ」で行われることになりました。
優勝者は銀座の一流クラブへの出演と、レコードデビューができるビッグチャンスを掴むことになります。
ジョーは、コンテストに優勝して、“るい”との結婚を考えています。“るい”と一緒に「日向の道」を歩んでいけるのか、それとも再び距離を置くことになってしまうのか。
佐々木希さん演じる奈々とジョーの関係も気になりますね。
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2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」るい編第12週のあらすじ。1963年~64年。
ラジオの下馬評では、トミーが優勝。
対抗馬としてあげられているジョーでしたが、トミーが太陽ならジョーは月。トミーの実力には及ばないと予想されていました。
そのラジオを聞いたジョーはがっかりしてしまいます。音楽の教育を受けてきたトミー。
技術、人気、そして何と言ってもビジュアルは文句なしです。そんな中、ジョーは気分転換に時代劇の映画を勧められます。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」でキャストの深津絵里が演じる2代目ヒロイン”るい”とは。
2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」るい編第12週のネタバレ。1963年~64年。
第53回:1月17日(月)暗闇の中に…。
関西一のトランぺッターを選ぶコンテストの出場を決心したジョー。しかしラジオの勝敗予想はトミーの勝利予想でした。
ジョーは自信を無くすが映画館の主・西山の勧めで気分転換でるいと一緒に映画館に行くことになりました。
その映画の評判は評論家によれば最悪な作品だそうですが、主人公が言うセリフ「暗闇でしか見えぬものがある」、「暗闇でしか聞こえぬ歌がある」。
ジョーは、戦争孤児として生きてきたこれまでの人生と重ねこの言葉に共感するのです。そして、帰り際“るい”に優勝を約束するのです。
言葉に発したジョーの思いが言霊となって、「日向の道」をつかんでほしいですね。
第54回:1月18日(火)ジョーがるいにプロポーズ。
錠一郎がまたもや“るい”が選んだステージ衣装にケチャップをつけてしまいるいの竹村クリーニング店に駆け込みます。
どうしても“るい”が選んだ衣装で出演したいようです。“るい”はそのケチャップが着いた衣装を洗ってアイロンをかけジャズ喫茶「Night and Day」へと向かうのです。
そこでは・・・
火曜日は新たな“るい”のライバルになるのか?芸能事務所の令嬢・笹川奈々が登場します。
コンテストでジョーが演奏した「On the sunny side of the street」。ジョーのこれまでの人生と、これからの人生の決意を感じさせる演奏でした。
ライバルトミーと同票の結果、2人のセッションで勝敗決めることに。そして結果は、ジョーが満場一致で優勝。
“るい”は静かにジャズ喫茶「Night and Day」から去っていきました。するとジョーが後から追いかけてるいにプロポーズするのです。
ジョーと“るい”、2人をつなぐ「On the sunny side of the street」。これまでの苦しい人生を跳ね返して、これからの道を2人で明るくしてほしいですね。
そして、ライバルのトミーとのセッションは、優劣をつける闘いのはずなのに2人とも楽しそうに見えました。
ジョーがデビューしてしまえば、今後なかなか実現できない公のセッションです。もしかしたら2人とも「このセッションが長く続けばいいのに」と感じていたのかもしれませんね。
第55回:1月19日(水)錠一郎が爆弾発言!
“るい”は錠一郎からのプロポーズを平助と和子になかなか話すことができませんでした。そんなある日、錠一郎がやってきます。
そこには店主の平助と妻の和子、そして“るい”がいました。
そして・・・ジョーは、突然夫婦に「サッチモちゃんを僕にください」と伝えます。
それを見た“るい”は、就職を失敗してからずっと面倒を見てもらった夫婦の恩を簡単に踏みにじるようなことはできないと、ぶしつけなジョーの態度に怒ります。
夫婦は、そんな“るい”の気持ちを察しながらも「大月くん、娘をよろしゅう頼んます」と頭を下げます。
和子は「るいちゃんみたいなええ子が、一時手伝ってくれたなあ、いつか縁側でそんな話が出来たら、うちらはそれで幸せ」と、
平助は錠一郎へ「娘をよろしゅう頼みます」と頭を下げるシーンで号泣です。涙が出るシーンでした。
“るい”の雉真家での苦労、安子を恨んでいた過去、それと向き合い成長してきた様子が一気に報われたかなと。
全く血がつながっていない竹村夫妻ですが、何も聞かずに住み込みで働かせてくれました。“るい”は明るい夫婦の言葉にいつも助けられていた気がします。
血がつながっていなくても心が深くつながっている親子はステキだなと感じました。
第56回:1月20日(木)岡山の喫茶店の思い出。
錠一郎の金偏を取ると定一郎。朗を取ると定一です。大月錠一郎と言う名前は定一と一緒に見た大きなお月様から定一が命名したのですね。
ジョーは“るい”を大阪に残し、いったん東京に行くことになりました。
デビューアルバムのレコーディングのため東京の所属事務所で居候し、事務所の令嬢・笹川奈々の協力を得ながら準備をする予定です。
3か月のレコーディングとクリスマスのライブも予定されていました。
ジョーの部屋で引っ越しを手伝う“るい”。棚に定一の「ディッパーマウス」のマッチ箱が飾ってあるのを見つけます。
そして“るい”は、「ディッパーマウス」が安子と行った岡山の喫茶店だったこと、マスターの名前が定一だったことを思い出します。
ジョーは、定一に世話になったことを“るい”に話します。“るい”とジョーは同時期に「ディッパーマウス」を通して、近い距離にいたのですね。
クリスマスが近づき“るい”は錠一郎と再会できるコンサートを楽しみに待っていました。
が、そこに悪いうわさが・・・その噂とは?
第57回:1月21日(金)ジョーのウソ。
錠一郎は惨いです。“るい”は錠一郎と事務所の令嬢・笹川奈々とがお付き合いしている噂を聞きましたが信じていませんでした。
錠一郎はるいに心配をかけないようにするための嘘をついたと思いたいですが、錠一郎の言葉は“るい”にとっては大きなとても大きなショックを受けたのです。
東京で忙しい日々を送っていたジョーですが、突然トランペットを吹くことができなくなります。
社長の娘、奈々と医者をまわりますが、原因は分かりません。そうこうしているうちに、社長が決めた期限を過ぎ、契約を打ち切られてしまいます。
“るい”は、ジョーに何度も手紙を書きますが返信がありません。“るい”をはじめ、大阪の誰とも連絡を取らなかったジョー。
みんなに心配をかけたくなかったのと、“るい”に対しては「こんな自分を見せられない」と感じたのでしょう。
そして大阪のジャズ喫茶「ナイト&デイ」では、ジョーが社長の娘と付き合っているという噂も。
契約を打ち切られたジョーは、「ナイト&デイ」のマスターにだけ、状況を話すために帰郷します。
そこで“るい”にばったりと会うことに。心配する“るい”。
一方ジョーは、東京でうまくいかなかったことに対する“るい”への引け目から、うわさ通り社長の娘を好きになってしまったと“るい”に嘘をつく始末に。
切れ味の悪い、衝撃的なジョーの別れの告白でした。
「カムカムエヴリバディ」のあらすじ(ネタバレ)感想の一覧はこちら。
⇒2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のあらすじ(ネタバレ)まとめ一覧。
2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」るい編第12週の感想。1963年~64年。
るいとジョーを結び付けたのは定一だったのですね。幼いころ二人は同じ場所にいたのです。ジョーは定一の歌に感動しそしてトランペットの道を歩みました。
るいは暗い現実を背負い生活には苦労しない雉真家で育ち、そして旅立ちました。
さて、ジョーが竹村クリーニング店に来てるいとの結婚を申し込むシーンは涙、涙でした。
これでるいは幸せを掴んだ、二人で東京に行って幸せを掴むのだと思っていましたが、物語はそんなに単純ではありません。
どうしてジョーはトランペットが吹けなくなってしまったのか?それをなぜるいに話せなかったのか?
そしてどうしてるいに嘘をついてしまったのか?その謎を次週で解き放してくれるのでしょうか?
まとめ。
ジョーのコンテストの優勝。ライバルトミーとの戦いは見ものでした。その様子をお店の片隅で見守る“るい”
“るい”が幸せを感じる一瞬でした。しかし・・・東京でジョーは演奏ができなくなり、契約を解除されてしまいます。
そしてジョーは、期待を裏切ってしまったことを“るい”に直接言えず、なぜか別れを告げてしまうのです。
まさに山あり谷あり。
一歩ずつ進んでいくかのように思えましたが、どんな人生も前進だけでなく停滞や後退時期があるものなのですね。
早くジョーには復活してもらい、2人で「日向の道」を見つけてほしい一心です。