深津絵里が演じる”るい編”の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第12週(1月17日~21日)のあらすじのまとめです。
東京の大手音楽事務所主催のトランペットコンテストがジャズ喫茶「ナイト&デイ」で行われることに、
優勝者は銀座の一流クラブへの出演と、レコードデビューができるビッグチャンスを掴むことになります。
ジョーは、コンテストに優勝して、“るい”との結婚を考えています。
“るい”と一緒に「日向の道」を歩んでいけるのか、それとも再び距離を置くことになってしまうのか。
佐々木希さん演じる奈々とジョーの関係も気になりますね。
深津絵里の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第12週あらすじまとめ。
ラジオの下馬評では、トミーが優勝。
対抗馬としてあげられているジョーでしたが、トミーが太陽ならジョーは月。トミーの実力には及ばないと予想されていました。
そのラジオを聞いたジョーはがっかりしてしまいます。音楽の教育を受けてきたトミー。
技術、人気、そして何と言ってもビジュアルは文句なしです。
そんな中、ジョーは気分転換に時代劇の映画を勧められます。
そして、映画の主人公が言うセリフ。
「暗闇でしか見えぬものがある」、「暗闇でしか聞こえぬ歌がある」。
ジョーは、戦争孤児として生きてきたこれまでの人生と重ねこの言葉に共感。
“るい”に優勝を約束するのでした。
言葉に発したジョーの思いが言霊となって、「日向の道」をつかんでほしいですね。
ジョーはコンテストに優勝そしてプロポーズ。
コンテストでジョーが演奏した「On the sunny side of the street」。
ジョーのこれまでの人生と、これからの人生の決意を感じさせる演奏でした。
ライバルトミーと同票の結果、2人のセッションで勝敗決めることに。そして結果は、ジョーが満場一致で優勝。
“るい”にプロポーズします。
ジョーと“るい”、2人をつなぐ「On the sunny side of the street」。
これまでの苦しい人生を跳ね返して、これからの道を2人で明るくしてほしいですね。
そして、ライバルトミーとのセッションは、優劣をつける闘いのはずなのに2人とも楽しそうに見えました。
ジョーがデビューしてしまえば、今後なかなか実現できない公のセッションです。
もしかしたら2人とも「このセッションが長く続けばいいのに」と感じていたのかもしれませんね。
ジョーが竹村夫婦に挨拶
ジョーは、竹村クリーニング店を訪れます。
そこには店主の平助と妻の和子、そして“るい”がいました。
ジョーは、突然夫婦に「サッチモちゃんを僕にください」と伝えます。
それを見た“るい”は、就職を失敗してからずっと面倒を見てもらった夫婦の恩を簡単に踏みにじるようなことはできないと、ぶしつけなジョーの態度に怒ります。
夫婦は、そんな“るい”の気持ちを察しながらも「大月くん、娘をよろしゅう頼んます」と頭を下げます。
涙が出るシーンでした。
“るい”の雉真家での苦労、安子を恨んでいた過去、それと向き合い成長してきた様子が一気に報われたかなと。
全く血がつながっていない竹村夫妻ですが、何も聞かずに住み込みで働かせてくれました。
“るい”は明るい夫婦の言葉にいつも助けられていた気がします。
血がつながっていなくても心が深くつながっている親子はステキだなと感じました。
ジョーの思い出。
ジョーは“るい”を大阪に残し、いったん東京に行くことになりました。
3か月のレコーディングとクリスマスのライブが予定されており、それまではプロダクションの社長宅に居候をすることになります。
ジョーの部屋で引っ越しを手伝う“るい”。
棚に定一の「ディッパーマウス」のマッチ箱が飾ってあるのを見つけます。
そして“るい”は、「ディッパーマウス」が安子と行った岡山の喫茶店だったこと、マスターの名前が定一だったことを思い出します。
ジョーは、定一に世話になったことを“るい”に話します。
“るい”とジョーは同時期に「ディッパーマウス」を通して、近い距離にいたのですね。
ジョーの嘘
東京で忙しい日々を送っていたジョーですが、突然トランペットを吹くことができなくなります。
社長の娘、奈々と医者をまわりますが、原因は分かりません。
そうこうしているうちに、社長が決めた期限を過ぎ、契約を打ち切られてしまいます。
“るい”は、ジョーに何度も手紙を書きますが返信がありません。
“るい”をはじめ、大阪の誰とも連絡を取らなかったジョー。
みんなに心配をかけたくなかったのと、“るい”に対しては「こんな自分を見せられない」と感じたのでしょう。
そして大阪のジャズ喫茶「ナイト&デイ」では、ジョーが社長の娘と付き合っているという噂も。
契約を打ち切られたジョーは、「ナイト&デイ」のマスターにだけ、状況を話すために帰郷します。
そこで“るい”にばったりと会うことに。
心配する“るい”。
一方ジョーは、東京でうまくいかなかったことに対する“るい”への引け目から、うわさ通り社長の娘を好きになってしまったと“るい”に嘘をつく始末に。
切れ味の悪い、衝撃的なジョーの別れの告白でした。
まとめ。
ジョーのコンテストの優勝。ライバルトミーとの戦いは見ものでした。その様子をお店の片隅で見守る“るい”
“るい”が幸せを感じる一瞬でした。しかし・・・
東京でジョーは演奏ができなくなり、契約を解除されてしまいます。
そしてジョーは、期待を裏切ってしまったことを“るい”に直接言えず、なぜか別れを告げてしまうのです。
まさに山あり谷あり。
一歩ずつ進んでいくかのように思えましたが、どんな人生もぜんだけでなく停滞や後退時期があるものなのですね。
早くジョーには復活してもらい、2人で「日向の道」を見つけてほしい一心です。