尾上菊之助が朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で演じるキャスト”ももけん”は銀幕スターの桃山剣之助です。
大阪のるい編でジョーと“るい”は、招待券をもらって、映画を見に行くシーンがあります。
その映画は、尾上菊之助が演じる桃山剣之助主演の「呪術七変化」です。
ジョーがラジオで酷評されたのを慰めようと、クリーニング屋の平助と和子が、気分転換に映画を勧めたのです。
この映画は日本一の駄作と紹介されていたのですが、なぜかジョーはやる気になるのです。
どうやら桃山剣之助演じる棗黍之丞(なつめ・きびのじょう)のセリフがカギとなったようですね。
そのセリフがジョーとるいを結びつける言葉になります。
また、尾上菊之助さんは川栄李奈さんのひなた編でキャスト二代目・”ももけん”桃山剣之助も演じます。
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尾上菊之助が「カムカムエヴリバディ」で演じるキャスト”ももけん”は?
先代の映画のポスターを見て、複雑な表情の モモケン さん。
駄作と言われるお父上の作品、大月家にとっては名作なんです。
初代「桃山剣之介」
モモケンの愛称で愛された映画スター「桃山剣之介」は映画を活動写真と呼ばれていた昭和時代の架空の映画スターです。
安子編の第2週で安子は大阪にいる稔に会いに行きます。その時、約束していた映画を観ることができるのですが、その映画が桃山が出演している映画でした。
二代目桃山剣之助は何故登場したのか?
「闇夜でしか見えぬものがある、闇夜でしか聞こえぬ歌がある」
尾上菊之助が演じるキャスト桃山剣之助。桃山剣之助の当たり役が、棗黍之丞(なつめ・きびのじょう)シリーズというややこしい設定です。
ジョーとトミーは、関西ジャズトランぺッターニューセッションで二人勝ち残り、勝者を決めるためセッション対決をします。
その時のジャズのシーンは圧巻でしたが、そこに映画のモモケンと伴虚無蔵(松重豊)との闘いのシーンが、かぶさってきました。
時代劇とジャズのコラボ? 不思議とマッチしていましたが、なぜここまで、時代劇がフィーチャーされるのかが謎です。
桃山剣之助の役名は?
気になる伏線があります。まず棗黍之丞(なつめ・きびのじょう)という役名です。
キビと言えばキビ団子で有名な岡山ですし、キビ=岡山のジョーにつながります。
桃山剣之助のデビュー作は、「桃から生まれた剣之助」で、桃太郎です。
ここまで伏線を張られると、尾上菊之助は今後銀幕の中だけでなく、大阪の街にも出てくるような気がしますね。(京都のるいのお店にきましたね)
桃山剣之助の登場とは?
落ち込んでいたジョーは、モモケンの映画の中のセリフ「闇夜にしか見えない道がある、闇夜にしか聞こえぬ歌がある。」で、自分の子供時代のことを思い出します。
そして、“るい”に「勝つよ、サッチモちゃんのために闘う」と言いました。
ジョーは、大月という苗字は、定一さんが月を見ながらつけてくれたこと、定一さんとのホットドックの思い出、などを思い出しました。
太陽のようなトミーと比べると、自分は月のような存在だと卑下していました。
でも、月でも月にしか見えない道があり、それが日向の道(オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート)につながっていく、日向の道につなげようと決意したのではないでしょうか?
二代目・桃山剣之助の登場は?
るい編ではTVの中で登場する二代目・桃山剣之助ですが、ひなた編でひなたとどのような会話があるのかがとても楽しみですね。
桃山親子2代、ひなたは親子三代の物語、家族の存在について考えてしまいますね。
尾上菊之助の大河ドラマの出演は2作品。
尾上菊之助は、大河ドラマに二つ出演しています。
尾上菊之助の大河ドラマ「西郷どん」では。
2018年:西郷どん(月照 役)
2018年の(月照 役)大河ドラマ西郷どんを紹介します。
「西郷どん」は鈴木亮平主演で、幕末から明治にかけての西郷隆盛の生涯を描いたものです。
西郷は薩摩藩で島津斉彬に取りたてられ、江戸勤めしていました。
その時朝廷工作で、一緒に動いていたのが、尾上菊之助演じた僧侶の月照です。
井伊直弼の安政の大獄で、西郷と月照は薩摩に逃亡しますが、日向送り(国境で処刑)の沙汰が下ります。
ふたりは、海で入水自殺を図りますが、西郷だけ生き残りました。
尾上菊之助ってどんな人?
1977年生まれ。女形も2枚目も演じられる、現代の歌舞伎を担う若手スターの一人。
尾上菊之助のプロフィール。
父は、七代目尾上菊五郎、母は女優の富司純子、姉は寺島しのぶという芸能一家です。
歌舞伎だけでなく、蛭川幸雄の舞台などにも積極的に出演しています。
2019年のTBS系ドラマ、「グランメゾン東京」では、木村拓哉演じる尾花夏樹のライバル役・丹後学として、存在感を放っていました。
ドラマや映画の出演は少ないですがが、印象的な役が多いです。
尾上菊之助の出演映画一選。
30年前に市川崑監督で映画化された大ヒット作品を同じ市川崑監督でリメイクした犬神家の一族。
主演も同じ石坂浩二です。
戦後の昭和22年、那須の大富豪、犬神佐兵衛が死去します。
佐兵衛には、三人の娘、松子、竹子、梅子がいるが、それぞれに佐清、佐武、佐智という息子がいます。
そして、遺産を巡って、奇妙な殺人事件が起こるのです。
尾上菊之助は、佐清役を演じていますが、佐清の母親役の松子を演じるのが、富司純子です。
実の親子で親子役です。
佐清はひどいやけどを負い、ずっとゴムの仮面をかぶっている役ですが、尾上菊之助は、一人二役で謎の男も演じています。
あえて、昭和風の映像、音楽もテーマ曲をそのまま使っていて、そこに不気味さ・怖さを感じます。
まとめ。
1月22日放送の予告編を見ると(ネタバレ注意)、ジョーはトランペットをあきらめ、るいとの未来を模索していくことになりそうです。
三代目ヒロイン・ひなたは京都の町で暮らしています。
父親の影響で、時代劇が好きだとありました。
今後、るいやひなたに時代劇がどうかかわってくるのか、目が離せませんね。
棗黍之丞(なつめ・きびのじょう)シリーズも、まだまだ続いていき、尾上菊之助の登場が何話なのかも気になります。
カムカムは3代に続くヒロインの物語、3代目ヒロインひなたにバトンタッチする伏線ですね。
今後もますます「カムカムエヴリバディ」が楽しみです!!