2021年後期の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」安子編第7週あらすじ(ネタバレ)と感想を紹介します。
安子にとって進駐軍のロバートとの出会いは、将来を左右する出会いだったのかもしれません。
亡き夫、稔に対する喪失感、戦争に対する感情をロバートにぶつけていました。
しかし、ロバートは、「安子さんは、ご主人と出会わなければ、英語にも出会わなかった」、「日向の道を歩いてほしいとの願いは、娘だけでなくあなたにも望んでいたのでは」 と、
深く沈んでいた安子の考えを明るい方向へと導きます。
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2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」安子編第7週あらすじ。1948年~1951年。
算太はクリスマスの日に安子のもとに帰ってきました。兄の算太が戦地から帰ってきました。
そして、一緒にたちばなの再建を目指すのでしょうか?
安子と勇、安子とロバートとの関係が、そして雉真家や“るい”との生活は、どのようになるのでしょうか。
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2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」安子編第7週ネタバレ。1948年~1951年
第31回:12月13日(月)算太が帰還。
サンタクロースと算太をかけた“シャレ”は、ほっこりしていて少し笑ってしまいました。安子にとっては、神様からの大きなプレゼントです。
算太の帰還は、戦争終結から時間が相当かかっているため、とても驚いた方も多いのではないでしょうか。
稔のように戦死と伝えられた家族は、言葉には表せない喪失感や絶望があったと思われます。そんな中での算太の奇跡の帰還。 稔も生きていてほしい!と思ってしまいます。
戦争は終わっていたのです。 母・小しずは算太に伝えたくて天国から算太の前に現れたのです。そして引き揚げ船へと導くのです。
安子は兄の無事を喜び算太が戦争で戦っている間の橘家での出来事を全て伝えるのです。
祖父母もそして母・小しずも父・金太も戦争の犠牲になったことを伝えるのです。橘算太は当面の間、雉真家で過ごすことになりました。
第32回:12月14日(火)ロバートが本国に戻る。
算太はたちばなの再建を決意します。安子が作ったおはぎがその気持ちにさせたのでした。
一方、雉真繊維では勇が雉真に野球部を作ることを提案し、社員が一丸となったおかげで繊維不況を乗り越えて売り上げは伸びていきます。
ただ、翌年のクリスマスを迎える前に雉真美都里は息子・稔がいる世界へと旅立つのでした。
そしてクリスマスの日、安子がおはぎを売っているとロバートがおはぎを買いに来て、安子に告げるのです。
「岡山からアメリカ軍は撤退する」と。ロバートは本国に戻ってしまう前に安子に告げにきたのです。英語が安子をどこかに連れて行ってくれると・・・
第33回:12月15日(水)
今朝のカムカムエブリバディはラジオの「平川唯一カムカム英語」から始まりました。
そのカムカム英語の放送が終わってしまうことを平川唯一さんが安子らリスナーに向かっておっしゃっていました。
1946年2月1日から始まったカムカム英語は5年余りと決して長くはありませんが幕を閉じるのです。
さて“るい”も大きくなって(子役も変わりました)小学校に入学する時期になりました。るいは雉真商会で作った小学校の制服を着ることになります。
ある日、るいと安子は定一の喫茶店「Dippermouth Blues」で休んでいるとロバートがやってきます。
ロバートは酒に溺れ、自暴自棄になっていた定一の体を心配して時々やってくるようです。るいもロバートと英語で挨拶しました。
そんな平和な日々を過ごしていますが、千吉は勇にある提案をします。
雉真家の跡取りとして早く結婚して欲しいと言うのです。そしてその相手はなんと安子だと言うのです。
勇はどうするのでしょうか? 雉真繊維の業績は勇の功績のおかげで右肩上がりでした。
千吉は、安子の立場を気にして、勇に安子との結婚を勧めました。 勇は小学校から安子が好きでしたが、ここへきて安子への感情が再び沸き上がります。
勇と結婚すれば、”るい”の将来や安子自身の生活も安泰ですが、安子は承諾しません。稔の代わりは、勇にはできません。
勇と結婚をしない安子は、雉真家に居づらくなります。再び、雉真家を離れることになりそうですが、安子が“るい”と一緒に暮らすのを許さない雉真家。
肩身の狭い思いが伝わってきます。“るい”が一番かわいそうですね。
その話を部屋の外で盗み聞きしてしまった勇に好意を持っている女中の雪衣さんはこのまま雉真家に残るのでしょうか?
第34回:12月16日(木)
安子とるいにとって幸せの象徴だったラジオ番組「カムカム英語」が終わりました。
心の支えを失った安子だが、英語教室を始めるというロバートに教材作りの手伝いを頼まれます。
第35回:12月17日(金)
安子とロバートは週1回のペースで英語のテキスト作りを始めます。そのやり取りは安子にとって今まで以上に新鮮な驚きの連続でした。
平川唯一の「カムカム英語」で心の支えを失い、どうすればよいか途方にくれている安子でした。
そんな中で、ロバートから英語教材の作成を一緒に手伝ってほしいという誘いは嬉しかったと思います。
安子と英語の縁は、再びつながりました。
この教材作成が、安子の新たな心の支えになるのかもしれません。 週1回のペースで教材作成をする安子とロバート、そしてところどころに出てくる“るい”。
“るい”が描いた絵にロバートが描かれていたのも、今後のストーリーを示す前触れになるのか、気になりますね。
でも安子にとって驚きが違うところで起きてしまうのです。それは勇が安子にプロポーズをするのです。
そんなある日雪衣は、千吉が勇に安子との結婚を勧める話を聞いてしまいます。女中の雪衣は、勇に好意を抱いていました。
雪衣は、勇を取られる焦りと安子への嫉妬から、ちょっかいを出してきた算太に感情をぶつけてしまいます。
「算太さん。なんで、算太さんと安子さんはこの家におるんですか?」 「早う、この家を出ていった方がええ思います。るいちゃんは別じゃけど。
安子さんも算太さんも、旦那さまの財産を当てにして、この家に居座りょうる思われても仕方ねえんじゃねえですか。」
このことを聞いた勇は激怒します。
そして雪衣が土下座をして謝ることに。 女中という立場を考えても、なかなか発展しない雪衣の片想いは、なんだか切なく胸が痛むシーンでした。
カムカムエヴリボディのあらすじ一覧はこちら
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2021年後期朝ドラ「カムカムエヴリバディ」安子編第7週の感想。1948年~1951年
戦争が始まり「カムカム英語」は終ってしまいますが、戦後まもなく平川唯一の「カムカム英語」は再開します。
戦後の苦しむ人々の気持ちを明るくしました。そして5年の時を経て、「カムカム英語」の放送は終了になりました。
雉真家を飛び出し、大阪でシングルマザーとして苦しい毎日を過ごした時も、”るい”と一緒に聞いていた「カムカム英語」。
安子にとって「カムカム英語」は、“るい”との想い出や稔を想う大切な時間で、長く心の支えでした。 「カムカム英語」に代わる、安子の心の支えは見つかるのでしょうか。
まとめ。
算太の帰還で、「たちばな」の再建は?女中の雪衣と算太の関係は?今後どのようになっていくのでしょうか。
そして雉真家では、安子が勇に結婚を申し込まれました。
第8週の予告編で安子は雉真家を離れます。 “るい”とは離れ離れで暮らすことになる気がしてしまいます。
安子は、稔との想いが詰まった英語の縁を大事にし、ロバートを頼ってアメリカに単身で行くことも考えられます。
安子と離れ離れになる、“るい”の気持ちを考えると、とても辛いですね。
安子の決断や不安、それを囲む人々の想い、そして成長する”るい”はどんな大人になっていくのか、今後が楽しみです。