上白石萌音の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第7週あらすじのまとめです。
安子にとって進駐軍のロバートとの出会いは、将来を左右する出会いだったのかもしれません。
亡き夫、稔に対する喪失感、戦争に対する感情をロバートにぶつけます。
しかし、ロバートは、
「安子さんは、ご主人と出会わなければ、英語にも出会わなかった」、
「日向の道を歩いてほしいとの願いは、娘だけでなくあなたにも望んでいたのでは」
と深く沈んでいた安子の考えを明るい方向へと導きます。
そんな中、兄の算太が戦地から帰ってきます。そして、一緒にたちばなの再建を目指すことに。
安子と勇、安子とロバートとの関係、そして雉真家や“るい”との生活は、どのようになるのでしょうか。
上白石萌音の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第7週あらすじまとめ。
算太が帰還。
サンタクロースと算太をかけた“シャレ”は、ほっこりしていて少し笑ってしまいました。
安子にとっては、神様からの大きなプレゼントです。
算太の帰還は、戦争終結から時間が相当かかっているため、とても驚いた方も多いのではないでしょうか。
稔のように戦死と伝えられた家族は、言葉には表せない喪失感や絶望があったと思われます。
そんな中での算太の奇跡の帰還。
稔も生きていてほしい!と思ってしまいます。
稔に勧められたラジオ英語講座。
戦争が始まって終了しますが、戦後まもなく平川唯一の「カムカム英語」が放送されます。
戦後に苦しむ人々の気持ちを明るくしました。
そして5年の時を経て、「カムカム英語」の放送が終了になります。
雉真家を飛び出し、大阪でシングルマザーとして苦しい毎日を過ごした時も、”るい”と一緒に聞きました。
安子にとって「カムカム英語」は、“るい”との想い出や稔を想う大切な時間で、長く心の支えでした。
「カムカム英語」に代わる、安子の心の支えは見つかるのでしょうか。
勇が雪衣を叱る。
ある日雪衣は、千吉が勇に安子との結婚を勧める話を聞いてしまいます。
雪衣は、勇を取られる焦りと安子への嫉妬から、ちょっかいを出してきた算太に感情をぶつけてしまいます。
「算太さん。なんで、算太さんと安子さんはこの家におるんですか?」
「早う、この家を出ていった方がええ思います。るいちゃんは別じゃけど。安子さんも算太さんも、旦那さまの財産を当てにして、この家に居座りょうる思われても仕方ねえんじゃねえですか。」
このことを聞いた勇は激怒します。
そして雪衣が土下座をして謝ることに。
女中という立場を考えても、なかなか発展しない雪衣の片想いは、なんだか切なく胸が痛むシーンでした。
ロバートの提案で英語教材を作成。
平川唯一の「カムカム英語」で心の支えを失い、どうすればよいか途方にくれている安子。
そんな中、ロバートから英語教材の作成を一緒に手伝ってほしいという誘いがありました。
安子と英語の縁は、再びつながりました。
この教材作成が、安子の新たな心の支えになるのかもしれません。
週1回のペースで教材作成をする安子とロバート、そしてところどころに出てくる“るい”。
“るい”が描いた絵にロバートが描かれていたのも、今後のストーリーを示す前触れになるのか、気になりますね。
雉真繊維の業績
雉真繊維の業績は勇の功績のおかげで右肩上がり。
勇は小学校から安子が好きでしたが、ここへきて安子への感情が再び沸き上がります。
勇と結婚すれば、”るい”の将来や安子自身の生活も安泰ですが、承諾しない安子。
稔の代わりは、勇にはできません。
再び、雉真家を離れることになりそうですが、安子が“るい”と一緒に暮らすのを許さない雉真家。
肩身の狭い思いが伝わってきます。“るい”が一番かわいそうですね。
まとめ。
算太の帰還で、「たちばな」の再建は?
女中の雪衣と算太の関係は?
今後どのようになっていくのでしょうか。
そして雉真家では、安子が勇に結婚を申し込まれました。
第8週の予告編で安子は雉真家を離れます。
“るい”とは離れ離れで暮らすことになる気がしてしまいます。
安子は、稔との想いが詰まった英語の縁を大事にし、ロバートを頼ってアメリカに単身で行くことも考えられます。
安子と離れ離れになる、“るい”の気持ちを考えると、とても辛いですね。
安子の決断や不安、それを囲む人々の想い、そして成長する”るい”はどんな大人になっていくのか、今後が楽しみです。