2023年後期朝ドラ「ブギウギ」第22週「あ〜しんど♪」のあらすじと感想を紹介します。
朝ドラ「ブギウギ」は今から75年前、戦後の世の中に、人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手・福来スズ子（趣里）の物語です。
モデルは昭和の歌手「笠置シヅ子」です。
⇒⇒ブギウギのヒロイン「福来スズ子」のモデルは戦後の大スター笠置シヅ子。
先週は第21週（2月19日～2月23日）は「あなたが笑えば、私も笑う」でした。
⇒朝ドラ「ブギウギ」第21週「あなたが笑えば、私も笑う」のあらすじ（ネタバレ）と感想。
さて、今週の（2月26日～3月1日）ブギウギ第22週は「あ〜しんど♪」です。名曲が生まれる瞬間を楽しみましょう。
| モデル（実存） | ブギウギの設定 | ブギウギのキャスト |
| 笠置シズ子 | 趣里（役：福来スズ子） | |
| 服部良一（作曲家） | 草彅剛（役：羽鳥善一） | |
| 淡谷のり子 | 菊地凛子（役：茨田りつ子） | |
| 挿入歌 | 買物ブギ |
「ブギウギ」第22週「あ〜しんど♪」のあらすじ。
今週のブギの新曲は「買物ブギ」です。
家政婦の大野さんがスズ子のお手伝いとして半年が過ぎ愛子もすっかりなついています。家族の一員となった大野昌子さん。
しかし、スズ子は焦っていました。羽鳥先生に新曲を頼んでもなかなか出来上がりません。
羽鳥は「ブギのネタ切れ」状態だったのです。
そんな時、最愛なる愛助の母・トミの訃報が届きました。トミは生前に意外な事を残していたのです。
更にスズ子をこれまで支えてきたマネージャーの山下が辞めたいと言ってきました。ボンボンが亡くなりトミもいなくなって張り合いがなくなったと言います。
代わりに山下の甥っ子がマネージャーを務めることになるのですが、スズ子はここから新たなストレスに悩まされます。
そのストレスの原因は…。そして新曲「買物ブギウギ」はヒットするのでしょうか。
| 週タイトル | |
| 放送日 | 2024年2月26日（月）～3月1日（金） |
| 放送 | 午前８時～８時15分 |
| 再放送 | 午後０時45分～１時 |
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「ブギウギ」第22週「あ〜しんど♪」のネタバレ。
第106話：3月1日（金）買物ブギ。
ワンマンショーに向けて稽古や衣装合わせが続く中、スズ子は新しいマネージャーのタケシの様子を見て不安を感じていました。
遅刻したタケシ。
スズ子は大野にタケシのことを相談します。そして迎えたショー当日、タケシは寝坊して遅刻をしてしまいました。
タケシは慌ててスズ子宅の玄関を開けますが、そこに立っていたのは家政婦の大野でした。
大野さんはすでにスズ子は一人で出かけたと言います。タケシは愚痴っぽくなり、「大学は留年し、仕事も続かず、夢中になれるものがない」ことを大野さんに話します。
大野さんは、「正直にぶつかれ。うそもごまかしもなく。正直にぶつかって一生懸命働け」と叱咤激励します。
楽屋にやってきたタケシに、スズ子は自分のステージをよく見とくようにと伝えます。
開演前。
開演前のスズ子の目を閉じ浮かんでくるのは、羽鳥善一やタナケンと山下たち先代の「一人前」という言葉でした。
スズ子を育ててくれた周りの人々はスズ子は一人前になりこれからはスズ子が若者を育てていくことだよと教えていたのでしょう。
そこにクビを覚悟で謝罪しにやってきたタケシに、スズ子は「あんた。よう見ときや」とだけ告げ、ステージへと出ていきました。
新曲「買物ブギ」披露。
山下がそばにいない中で臨む舞台です。新曲「買物ブギ」が会場を席巻する瞬間でした。
💃「買物ブギ」を公開！
放送では未公開のカットも含む特別編集版です！買い物カゴにエプロン姿の福来スズ子。キレッキレの歌とダンスにお客さんもズキズキワクワクしていましたね！
フルバージョンはこちら👇https://t.co/ZaMvKnjdA6#趣里#ブギウギ #ブギウギオンステージ pic.twitter.com/0MnktmMYvB
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) February 29, 2024
第105話：2月29日（木）山下の決意。
スズ子のマネージャーを辞めるという山下は、新たなマネージャーとして自分の甥の柴本タケシを連れてきました。
初めは拒むスズ子でしたが、どうしても辞めるという山下に押され、渋々タケシをマネージャーとして受け入れることにします。
翌日、スズ子はタケシを連れて、完成した新曲「買物ブギ」を受け取りに、羽鳥善一を訪ねます。そこで、タケシの頼りなさが露呈してしまうのです。
第104話：2月28日（水）トミの葬儀。
村山トミが亡くなりました。スズ子は愛子を連れて葬儀に参加し、久しぶりに坂口や矢崎とも再会しました。
⇒小雪（キャスト）が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「村山トミ」（初出演）
一方、長年トミと仕事をともにしてきた山下は、遺影の前にたたずみ、ある重大な決断をしようと心に秘めていました。
新曲・買物ブギ完成。
数日後、スズ子は羽鳥善一から新曲「買物ブギ」の譜面を渡されます。これまでになく難しい歌詞です。
難しい歌詞の練習を繰り返すスズ子です。
山下の辞任。
そんな時に、山下が改まって訪ねてきました。実は、山下のある重大な決断とはスズ子のマネージャーを辞めることだったのです。
もちろんスズ子は反対しますが、山下の決意は固く後日新たなマネージャーを連れてスズ子の家にやってきました。
その新たなマネージャーとは…。（背中のカットで終わる）
第103話：2月27日（火）タナケンが入院。
タナケンの不安。
タナケンが入院したと聞き、山下とスズ子は、タナケンの見舞いに行きます。
訪ねてきたスズ子に対して、タナケンは右足の古傷が悪化して立つのも辛いと言い、自分が客から忘れ去られてしまうのではないかと不安だと話し出します。
羽鳥家では。
しばらくして、スズ子は、新曲の相談をしに羽鳥善一を訪ねるため外出すると大野さんに話します。帰りにお買い物をしてくると大野さんに言うと、
大野さんはネギに人参に・・・と「買い物」をお願いします。
羽鳥家では羽鳥が息子のかつおに音楽の楽しさを教えていましたが、かつお君は乗り気ではありません。
そんな中で、スズ子は新曲の依頼をし題名まで考え提案しますが、なかなか良い案が生まれません。
帰り際にスズ子は「買い物籠」を忘れそうになりますが、その姿を見ていた羽鳥にイメージが下りてきたようで、早速机に向かいました。
「買い物」「ブギ」果たしてつながるのでしょうか？
⇒草彅（なぎ）剛（キャスト）が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「羽鳥善一」
第102話：2月26日（月）大野さんも戦争で子供を亡くした。
大野が家政婦としてスズ子の家に来て半年、愛子はニンジンを食べられずにスズ子を困らしていました。
大野はそんな愛子を見て、スズ子が仕事に出ている間にとっておきの食べ方を教えます。
一方、スズ子はコロンコロンレコードでの打ち合わせの帰りに、大野を紹介してくれたお礼をしに茨田りつ子のもとを訪ねます。
そこでりつ子はスズ子に大野との関係について話をしました。
大野さんは、私の実家の呉服店の女中として働いてくれていたの。
幼い頃、よく話きいてくれてね。
けど、大野さんは夫を亡くして一緒に暮らしていた息子と嫁、孫の3人も戦争で亡くしてるの。
戦争で肉親を亡くした辛い思いはスズ子にもわかります。大野さんが縁側で愛子を見つめながら戦争の回想シーンはやはり辛くなりますね。
「ブギウギ」のあらすじをまとめた一覧はこちらから
⇒2023年後期朝ドラ「ブギウギ」のあらすじ一覧。
「ブギウギ」第22週「あ〜しんど♪」の感想。
22週はスズ子が本当のプロになった瞬間の物語ですね。ワンマンショーの段取りはマネージャーの山下さんの力を借りて進めてきました。
ステージでは羽鳥先生がいるので安心でした。でもスズ子は既にプロなんです。プロ意識からしたら、タケシのやる気のなさはゆるせないと思いますよね。
でもそこは人生の大先輩で大野さんの助言で踏みとどまりました。
この時代で叱るのではなく自分のステージを見せて、喜んでるお客さんから感じ取らせるスズ子はプロ中のプロです。
スズ子が今まで学んできたことを若いマネージャーに伝えた素晴らしいショーでした。お客さんも一緒に「買物ブギ」楽しんでいましたよね。
視聴者の感想。
引用：ヤッフーニュース
タケシは、すごい人のマネージャーについた事をわかってくれたよな。サザエさんでもただの大阪のオバちゃんでもなく、スター福来すず子。
買い物ブギは涙流して観てたな。遅刻してきて、大野さんにウソ、ごまかしなく、本気でぶつかれ。と言われたな。
すず子には、歌に詳しいと言った事、ウソやろ。バレてるわ。と言われて、福来さん出番です。ちゃんと見とき！と言われて舞台袖で観たすず子の買い物ブギ、感動してたよな。
すず子はタナケン、山下、ハトリに育ててもらって、もう一人前と言われて、これからは自分が教えていくって形になったわけやな。福来師匠、ホンマにカッコ良かったな。
どうや、お客さん喜んでたか？ハイ、みんな最高の笑顔でした。人を喜ばす事がどんなに素晴らしい仕事か、アンタにはちゃんとわかってほしい。
これからもよろしくな。タケシにもちゃんと伝わったよな。愛子はハナをつまんで、ニンジンを食べてたよな。
まとめ。
残り1ヶ月になりました「ブギウギ」。次週は第23週「マミーのマミーや」です。
大人気スターになっていた福来スズ子。でも生まれ故郷の香川に残してきた小さなころの記憶は残っています。
大阪で暮らし育ててくれた自分の両親が実母・実父でなかったことを香川の法事で知った時はショックだったでしょう。
その実父でない父ちゃんが危篤だとの連絡があり香川に行くことになります。そこで再会した実母は…。
