2022年度前期の連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」のキャストを紹介します。
「ちむ」とは沖縄のことばで、心胸が高鳴る様子を指します。沖縄では若者たちまで知っている有名なことばです。
前むきで肯定感に満ちた、わくわく感、という意味合いです。※使用例「ちむどんどんする!」
朝ドラ「ちむどんどん」はヒロインの暢子が成長過程で「さまざまな人たち」と出会いそして「ちむどんどん」する物語です。
ドラマの舞台地「沖縄・やんばる」の美しい海とフクギ並木が描かれています。タイトルバックを担当したのは「森江康太」さんです。
大好きな人、大事な家族、愛する人と、おいしいものを食べるときは誰でも笑顔になりますが番組のコンセプトです。
放送終了:2022年9月30日
放送:毎週月曜~金曜の朝8時
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朝ドラ「ちむどんどん」制作スタッフ
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平
朝ドラ「ちむどんどん」のキャストと相関図。沖縄の比嘉家族。
4月からスタートする新しい朝ドラは、沖縄に生まれ育ったヒロイン・比嘉暢子とその家族の人生を描く物語です。
ヒロインの比嘉暢子(のぶこ)は黒島結菜(ゆいな)さんが演じます。
沖縄の料理に夢をかけたヒロイン比嘉暢子と、暢子の兄妹たちが支えあい家族が楽しく生活しています。
その登場キャストを紹介します。
黒島結菜はヒロインの比嘉暢子。
沖縄本島北部、「やんばる地方」のひなびた村の農家に生まれ育つ暢子。暢子は四人兄妹の次女です。
兄(二―二―)の比嘉賢秀(竜星 涼)と姉(ネーネー)の比嘉良子(川口春奈)、そして妹の歌子(上白石萌歌)です。
やがて料理人を目指して東京へと旅立っていくのです。
⇒黒島結菜(キャスト)が朝ドラ「ちむどんどん」で演じる比嘉暢子とは。
仲間由紀恵はヒロイン暢子の母「比嘉優子」
沖縄本島北部やんばる地方のとある村で、夫とともにサトウキビ農家として働きながら4人の子供を育てます。
子どもの頃は定食屋の娘として育ち、だから料理も得意です。優子も戦前の生まれで沖縄戦を体験しています。
その与那城食堂で勤めていたのが賢三でした。
子供たちに話したくない戦中の話を第15週「ウークイの夜」でついに語ります。
大森南朋は暢子の父「比嘉賢三」。
比嘉賢三はイタリアレストランのオーナー大城房子の姉の子供でした。房子は姉とは一度も会ったことはありません。
竜星涼は暢子の兄「比嘉賢秀」
トラブルメーカーです。
何人の女性にフラれたか分かりませんが、14話「渚(なぎさ)の、魚てんぷら」からは好感度が上がってきました。
川口春奈は暢子の姉「比嘉良子」
長女の良子は責任感や正義感が強く、家族をまとめようとするしっかり者です。
上白石萌歌は暢子の妹「比嘉歌子」
布施愛織(子役)は歌子の幼少時代。
それにしても愛織ちゃんはかわいいし萌歌さんに似ていますよね。NHKのキャスティングの力が伝わってきます。
朝ドラ「ちむどんどん」のキャスト。暢子が出会う人々。
宮沢氷魚は新聞記者の青柳和彦。
⇒宮沢氷魚(キャスト)が朝ドラ「ちむどんどん」で演じる青柳和彦とは?
父親の仕事の都合で、子どものころに暢子たちの暮らす村に滞在。
山田裕貴は教員で良子の夫・石川博夫。
暢子の姉・良子(川口春奈)の学生時代からの友人。
前田公輝は豆腐屋の息子の砂川智。
暢子たちの暮らす村の豆腐店の息子。
山路和弘はやんばる共同売店の店主前田善一。
暢子たちが暮らす村の、ただ一軒の商店である「共同売店」を取りしきる
高田夏帆は暢子の親友・前田早苗。
片桐はいりは沖縄音楽教師の下地響子。
暢子たちの高校の音楽教師。音楽を強烈に、こよなく愛している。歌子の歌の才能に気づ歌子を導くのですが・・・。
石丸謙二郎は暢子の親戚・比嘉賢吉は。
暢子たちの親戚であり、同じ村で暮らすサトウキビ農家。
渡辺大知は社長の息子・喜納金吾。
渡辺大知が演じる「喜納金吾」は主人公である暢子たち村の製糖工場のボンボン息子です。
⇒渡辺大知(キャスト)が朝ドラ「ちむどんどん」で演じる喜納金吾とは?
きゃんひとみは”新垣あらかきのおばぁ”。
暢子たちの村のおばぁ。
あめくみちこは”安室あむろのおばぁ”。
暢子たちの村のおばぁ。
川田広樹はサンセットバーガーのマスター。
暢子たちの村からバスで30分くらいの町の、若者たちが集うハンバーガーショップのマスター。
戸次重幸は和彦の父・青柳史彦。
青柳和彦の父。暢子たちの村に研究旅行のためやってきた民俗学者であり、東京の大学教授。
朝ドラ「ちむどんどん」のキャスト。東京、鶴見の人々。
ヒロイン・暢子がふるさと(沖縄)を旅立ったあと、東京や横浜市鶴見で出会う人々です。
原田美枝子は銀座のレストランオーナー「大城房子」
暢子が勤める、東京のイタリアンレストランのオーナー。
房子の姉の息子が比嘉賢三だということが第15週の「ウークイの夜」で語っています。
桜井ユキは若き日の大城房子を。
大島蓉子(ようこ)は屋台のおでん屋店主「我孫子ヨシ」
髙嶋政伸は銀座レストランの料理長二ツ橋光二。
暢子の勤めるイタリアンレストランの料理長。
佐津川愛美は「養豚場の娘」猪野清恵。
暢子の兄・賢秀(竜星 涼)が放浪する中で出会う、関東郊外の養豚場の娘。
中原丈雄は養豚場経営者の猪野寛大。
暢子の兄・賢秀が働く養豚場の経営者。清恵の父。風来坊の賢秀を養豚場を切り盛りする男に育てることができるか?
そこに注目しています。
賢秀を怪しい男だと思いながらも、余計なことは言わず見守っています。
賢秀と娘・清恵とは今後の展開はどうなるのか?期待しましょう。
猪野親子は「沖縄との意外な縁も秘めている。父娘ともども、やがて暢子の人生にも深く関わることに」との紹介です。
ハワイの豚がキーポイントになるのか?
山中崇は新聞社のデスク、田良島甚内。
暢子の幼なじみである青柳和彦(宮沢氷魚)の勤める新聞社の上司(デスク)。暢子が勤めるレストランの常連です。
一筋縄ではいかない皮肉屋でもある一方で、若者たちには目配りと愛情を忘れず、強い正義感と知見を誇るジャーナリストでもあります。
第8週「再会のマルゲリータ」から登場します。沖縄の歴史に関してとても重要な人物です。
長野里美は沖縄県人会会長の妻「平良多江」。
暢子が暮らす横浜市鶴見の沖縄県人会会長の妻。
沖縄から本土に働きに来た親を持つ沖縄二世で、沖縄出身者や沖縄二世の多い鶴見で、夫と県人会を支え、暢子のことも面倒を見る。
井之脇 海は暢子が務めるレストランの先輩「矢作知洋」
暢子が勤めるレストランの厨房ちゅうぼうの先輩。19歳で結婚していたので暢子との恋はありえません。
料理人としての野心と才能を秘めながら、新人の暢子には厳しくかつちょっと意地悪にも当たる、ひねくれた部分もあります。
のちに暢子の重要な仲間になっていくことに
飯豊まりえは東洋新聞の記者「大野愛」
暢子の幼なじみ・青柳和彦(宮沢氷魚)の同僚であり恋人でした。
当時はまだ多くなかった女性の新聞記者で、和彦を通して暢子とも知り合い、大切な友人となります。
しかし、暢子と和彦との仲のよさが徐々に気になっていきます。
和彦と結婚式の日取りも決まりいよいよ結婚することになっていましたが、なぜか”もやもや”状態が続いています。
その理由は二つあります。
一つは和彦が前から暢子のことを好きだったこと、そして、暢子からも和彦が好きと告白されていました。
もう一つは、自分の幸せ感で結婚が女の幸せなのか?という疑問でした。
そして愛さんは「私が考える幸せに向かって歩いていきたい」との決意で和彦を諦めて「パリ行き」の決断をするのです。
⇒「ちむどんどん」第14週(東京編)「渚(なぎさ)の、魚てんぷら」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
志ぃさー(藤木勇人)は沖縄居酒屋金「あまゆ」の店主・金城順次。
沖縄出身で、暢子の下宿の大家であり、鶴見の沖縄居酒屋主人です。居酒屋を営みながら、店の二階を貸間にしており、暢子を住まわせています。
沖縄を愛して沖縄出身者たちに常に寄り添い、沖縄料理を作り続けますが、実は味音痴です。
片岡鶴太郎は鶴見の沖縄県人会会長「平良三郎」
沖縄から働きに来た親のもとで、鶴見で生まれた沖縄二世で、いくつかの会社を持つ地域の顔でもあります。
時にこわもてなボスの一面も見せます。
暢子を見守り導く、鶴見の沖縄県人会会長で、実は暢子の父・賢三は若き日に三郎に三線を教えていたのです。
故郷を出て途方に暮れていた暢子を救います。
第15週は「ウークイの夜」で明らかになりました。
朝ドラ「ちむどんどん」の16週で登場するキャスト。
堅気でない人が突然フォンターナにやってきます。
利重剛は権田興行の社長。
矢作がフォンターナの権利証を持ち出したことが判明します。その後、矢作が持ち出したはずの権利証を持った権田という人物が現れます。
朝ドラ「ちむどんどん」16週で登場するキャスト。
暢子と和彦の結婚に反対する人物が現れます。
鈴木保奈美は和彦の母・重子。
重子はしたたかな笑みを浮かべ「結婚は許しません」と暢子と和彦の間に立ちはだかります。
「暢子の最大の敵」で2人の結婚は一筋縄ではいかなそうですね。
朝ドラ「ちむどんどん」15週で登場するキャスト。
和彦が沖縄で取材した人物や優子や房子が昔話をする時に登場するキャストの皆さん。
津嘉山正種は嘉手苅源次を演じる。
嘉手刈を演じる津嘉山さんの深みのある演技が15話に良い重厚感を持たせました。
12話から14話までは恋物語でしたので、やっと沖縄の本質を見ることができた感じです。
津嘉山さんは九州国立博物館で現在開催されている「沖縄復帰50年記念 特別展『琉球』」で、仲間とともに音声ガイドのナレーションを務めています。
優希美青は若き日の比嘉優子。
若かりしころの比嘉優子役は優希美青さんです。
桜田通は若き日の比嘉賢三。
若かりしころの比嘉賢三役は桜田通さんです。
朝ドラ「ちむどんどん」14週で登場するキャスト。
14週の66話(月曜日)に登場する賢秀が一目ぼれした女性。
駒井連は青森からやってきた水国和歌子。(朝ドラ初出演)
懲りない男・賢秀が青森からやって来た水国和歌子に好意を寄せるようです。
駒井連はファッション誌『nicola』(新潮社)のモデルとして活躍していた頃に、玉木宏主演の『キャリア~掟破りの警察署長~』(フジテレビ系)でドラマデビューしました。
主演作は映画『いとみち』です。津軽弁で、熱量ほとばしる津軽三味線の演奏姿を披露しています。駒井連も青森県出身です。
さて、青森からやって来た水国和歌子はどんなキャラクターなんでしょうか?
新井美羽はフォンターナのお客・西郷めぐみ。
新井美羽さんは2017年に放送した大河ドラマ「おんな城主直虎」の子役・おとわを演じていましたね。
大きく成長した新井美羽さんの演技に注目しましょう。
高木渉はフォンターナのお客・西郷久雄。
高木さんの本業は声優さんです。ただ、2016年放送の大河ドラマ「真田丸」で、小山田茂誠役で出演したのが俳優の始まりでした。
小山田茂誠は真田信繁(幸村)の姉・木村佳乃さんが演じる「松」の夫で夫婦愛が強い役を演じています。
手塚真生は、西郷久雄の再婚者・高石真知子。
真知子は、フォンターナに通う常連客・西郷久雄の再婚の相手です。
第67話では、西郷の娘「めぐみ」さんが母の思い出の味である「ポルチーニリゾット」を食し真知子が「母を忘れないで」との言葉で“わだかまり”が解ける様子が描かれていました。
手塚さんは2021年の大河ドラマ「青天を衝け」で、尾高惇忠の妻・きせを演じていました。
まとめ。
ちむどんどんはヒロイン比嘉暢子とその兄弟4人の人生模様を描かれています。
第2週までは幼少時代ですので長女の良子、次女の暢子、三女の歌子、そして長男の賢秀の性格などが日々の生活から表現していますね。
第3週から成長したそれぞれの兄弟が描かれます。
やがて、暢子は鶴見の「あまゆ」に下宿し銀座のイタリアレストランファンターナで料理人として働きます。
暢子、智、和彦、そして愛さんの4人の恋物語の終着が第14週「渚(なぎさ)の、魚てんぷら」で描かれています。
2022年は沖縄返還50周年ということで、沖縄がメイン舞台でヒロイン暢子が成長する過程で沖縄返還の人間模様を期待していました。
しかし、成長後の暢子は東京銀座のイタリアレストランで働き、日常生活は鶴見のリトルオキナワが舞台です。
そこで仲間ができて友情から愛情へと変化するまでが第14週「渚(なぎさ)の、魚てんぷら」まででした。
15週以降で「沖縄返還50周年」というコンセプトを描いてくれるのか?そのような展開になることを期待したいと思います。