朝ドラ「ちむどんどん」で片岡鶴太郎が演じるキャストは「鶴見沖縄県人会会長」の平良三郎です。
第6週の東京編から登場します。
2022年度前期連続テレビ小説「ちむどんどん」は沖縄に生まれ育ったヒロイン比嘉暢子とその家族の人生を描く物語です。
暢子は東京行きをあきらめていましたが、家族の熱い後押しがあり、料理人を目指して上京します。
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片岡鶴太郎が朝ドラ「ちむどんどん」で演じるキャストの平良三郎とは?
平良三郎は、沖縄から働きに出た両親のもとで生まれた沖縄2世です。
いくつかの会社を持ち、顔の広さと面倒見の良さから、地域の顔でもあり、時にはこわもてのボスの顔も見せます。
鶴見はリトル沖縄といわれるほど、沖縄出身の人が多く集まる街です。
情に厚い平良三郎は、上京して途方に暮れている暢子を見守り、働き口の世話もしてくれました。
どうやら、平良三郎と、レストランのオーナーの大城房子とは何やら因縁があるようです。
平良三郎と暢子の出会い。
平良三郎は鶴見に住む沖縄県人会会長です。第6週「はじまりのゴーヤーチャンプルー」27話で登場します。
上京した暢子は兄の賢秀を探しに鶴見までやってきます。そこで三線の音を聞いて伺ったのが平良の家でした。
27話で暢子は平良の世話になります。
平良三郎の沖縄県人会会長とは?
平良三郎は沖縄二世ですが、多くの沖縄出身者が働き口を求めて移住したという鶴見で沖縄県人会会長を務め多くの“うちなーんちゅ”から慕われています。
ただ、沖縄の人々にコンプレックスや憧れを抱いているようです。
いでたちは沖縄伝統の『ミンサー織』の帯をし、懐中時計には沖縄のシンボルであるシーサーがついています。
三線も弾いたりしているので三郎の沖縄への思いがうかがえます。常に沖縄を身にまとっている三郎です。
三郎はきっと暢子の良き理解者になってくれると思います。
暢子にとって血の繋がらない“お父ちゃん”のような存在になってくれればとも思いますね。
平良三郎と暢子の父・賢三は知り合いだった。
戦前の話です。賢三は上原さんが率いる劇団で沖縄民謡の歌手をしていました。でも苦しくなり内地に出稼ぎに来ていたのです。
その時、賢三は三郎に三線を教えていたのです。
⇒「ちむどんどん」第15週「ウークイの夜」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
片岡鶴太郎が出演した朝ドラと大河ドラマは?
片岡さんはこれまで複数の朝ドラと大河ドラマへ出演されています。そのなかでもおすすめ作品を1本ずつご紹介しますのでぜひチェックしてみてください。
片岡鶴太郎が出演した朝ドラ。
1994年:春よ、来い
2012年:梅ちゃん先生(安岡幸吉 役)
2016年:とと姉ちゃん( 隈井栄太朗 役)
たくさんありますね。今回は「梅ちゃん先生」を紹介します。堀北真希主演で第2次世界大戦後の東京鎌田が舞台です。
父の医者としての姿にあこがれた次女の梅子は、努力して医者を目指す物語。
卒業後大学病院に勤務していたが、地元の医者不足を知り、鎌田で開業します。
幼馴染でねじ工場の跡取り息子と結婚し、地域に根付いた医者に成長していきます。
片岡鶴太郎は、梅子が結婚した幼馴染の安岡信郎(松坂桃李)の父親の安岡幸吉役でした。
職人としての幅広い知識を持っていますが、梅子の父とは折り合いが悪く、いつも口論しています。
昭和20年、焼け野原と化した東京・蒲田で、命を守る医師になっていく一人の女性。地域医療に生きようとするヒロイン・梅子(堀北真希)のひたむきで、にぎやかな日々を描く。(C)NHK
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片岡鶴太郎の大河ドラマ出演作。
1997年:毛利元就(井上元兼)
1999年:元禄繚乱( 英一蝶)
2008年:篤姫(岩倉具視)
2014年:軍師官兵衛( 小寺政職)
2020年:麒麟がくる(摂津晴門)
大河ドラマの出演作もとても多いですね。この中から大河ドラマデビューの1991年の「太平記」を紹介します。
鎌倉時代末期から南北朝時代の動乱期を、室町時代初代将軍となる足利尊氏を主役に描いています。
原作は吉川英治の「私本太平記」で主演は真田広之です。
片岡鶴太郎は、鎌倉幕府の第14代執権・北条高時役で、腐敗する幕府の象徴であり、闘犬と田楽に現を抜かす暗君を演じています。
片岡鶴太郎の役者としての出世作となりました。
また麒麟がくるでは摂津晴門を演じ明智光秀の強敵になっていましたね。
片岡鶴太郎ってどんな人?
片岡鶴太郎のプロフィール。
生年月日:1954年12月21日
出身地:東京都荒川区
身長:163cm
血液型:O型
配偶者:なし
事務所:太田プロダクション
片岡鶴太郎は物心ついたころから芸人を志し、高校時代は演劇部で俳優を目指していました。
1973年(19歳)に声帯模写の片岡鶴八に弟子入りします。
24歳の時、片岡鶴太郎の芸名で、「オレたちひょうきん族」で披露した近藤真彦のものまねで人気者になります。
1988年、映画「異人たちとの夏」で多くの映画賞を受賞し、俳優を主軸に方向転換します。
ただ俳優業の他にも、ボクシングのプロテストにも合格するのです。
又、芸術家としても、水墨画や、書道で産経新聞社賞などを受賞します。
近年は瞑想をきっかけにヨガにはまり多彩な才能を発揮し、
2017年はインド政府公認の「プロフェッショナルヨガ検定・インストラクター」全4段階中の難関のレベル1に合格するのです。
片岡鶴太郎の出演映画一選。
出演映画も沢山ありますが、ここでは1988年公開した「異人たちとの夏」を紹介します。
シナリオライターの原田英雄(風間杜夫)はバツイチだが、仕事仲間が原田の別れた妻と付き合いたいと言い出し、イライラしていました。
そこに、同じマンションに住む佳(ケイ)という女性が訪ねてくるのですが、追い返してしまいます。
仕事帰りに浅草に寄った原田は、12歳の時事故で亡くなった父とそっくりな男に出会い、招かれるままについて行ってしまいます。
そして、そこには同じ事故で亡くなった母もいるのです。
原田は、先日追い返した佳とも付き合い始めますが、同時に原田の肉体は急速に衰弱していきます。
というあらすじですが、
片岡鶴太郎は主人公・原田英雄の亡くなったはずの父親・原田英吉を演じました。
江戸弁を大林信彦監督が気に入り、抜擢されたようです。しかし、
原作者の山田太一が腕のいい職人役なのに、“小太りの体型?”と難色を示すのです。
そのため、鶴太郎はトレーニングで減量し撮影に間に合わせたとのエピソードが残っています。
原田英雄が亡くなった両親と分かっていながら、懐かしくてつい通ってしまうというあたりにリアリティがありますね。
この英吉役で、片岡鶴太郎は日本アカデミー賞最優秀助演男優賞ほか多くの映画賞を受賞しました。
まとめ。
おわらい芸人、ものまね、芸術家、ヨガインストラクターなどいろいろな顔を持つ片岡鶴太郎。
朝ドラ「ちむどんどん」で演じるのは、鶴見の沖縄県人会会長の平良三郎役です。
上京して右も左もわからない暢子をあたたかく、時には厳しく見守ってくれることでしょう。