2024年前期朝ドラ「虎に翼」第10週「女の知恵は鼻の先?」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。
昭和22年(1947年)3月
寅子は意を決して法曹会館へ向かい、人事課に乗り込みます。いつか見たシーンです。そうです第1週「女賢しくて牛売り損なう?」のアバンで見ましたね。
そして、そこにいたのはあの「桂場等一郎」でした。
ところで、伊藤沙莉さんが演じる猪爪寅子をもう一度観たい!尾野真千子さんの語りをもう一度聴きたい、と思いませんか?
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「虎に翼」第10週「女の知恵は鼻の先?」のあらすじ。
週タイトルの意味。
週タイトルの「女の知恵は鼻の先?」とは、
女は目先のことにとらわれて、先のこと、大局的なことが見えなくなりがちだということ。
と言う意味ですが、はて、この時代の寅子がそうだったのか?それとも違うキャラクターが登場するのか?
第10週のあらすじ。
寅子は、桂場等一郎を訪ねますが、寅子の願いを却下します。そこに「久藤頼安」が入ってきました。桂場と同じ裁判官で司法省に出向中だとの事です。
日本は連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の指導の下、敗戦処理と国家の民主化を進めていました。
久藤の勧めで司法省の中で民法を改正する仕事を得ることができました。
自由な気風の上司・久藤頼安の下で、仕事に勤しむが、弁護士を辞した負い目から、波風立てずに仕事をしてしまいます。
しかし婦人代議士の集会に参加し、寅子らしさを取り戻します。
紆余曲折の後、民法は改正されました。そんなある日、違法な闇商売を裁く東京地裁の専任判事となっている花岡と偶然の再会を果たしました。
花岡は東京地裁に戻り、主に食糧管理法違反の事案を担当していました。しかし…その花岡が餓死をしたことを後に寅子は知るのです。
モデル(実存) | 寅に翼の設定 | 寅に翼のキャスト |
三淵嘉子 | 猪爪寅子 | 伊藤沙里(役:猪爪寅子) |
寅子の母・「はる」 | 石田ゆり子(役:はる) | |
語り(ナレーター) | 尾野真千子 | |
主題歌 | 米津玄師「さよーならまたいつか!」 |
伊藤沙里が演じる猪爪寅子のモデルは三淵嘉子さん。
⇒虎に翼のヒロイン「猪爪寅子」のモデルは戦後初の女性弁護士・裁判官「三淵嘉子」
「虎に翼」第10週「女の知恵は鼻の先?」のネタバレ。
週タイトル | 女の知恵は鼻の先? |
放送日 | 2024年6月3日(月)~7日(金) |
放送 | 午前8時~8時15分 |
再放送 | 午後0時45分~1時 |
※詳細は視聴後に掲載します。
第46話:6月3日(月)司法省で働く。
昭和22年3月。新しい日本の憲法に希望を見出した寅子が向かったのは法曹会館でした。そこには空襲で被害を受けた司法省の仮庁舎が設置されています。
裁判官として雇って欲しいと直談判にやってきた寅子だったが、人事課にいたのはなんと桂場でした。
⇒松山ケンイチ(キャスト)が2024年前期の朝ドラ「虎に翼」で演じる“桂場等一郎”とは。
と、ここまでは、先週のエンディングで描かれていましたが、…桂場に会う前にこの方が寅子に声をかけたのです。
久藤頼安が寅子に声を。
アポを取っていなければ人事課の方へは紹介できないと言われ困っていた寅子に声をかけてくれたのが久藤頼安でした。
後で分かる事ですが元久藤藩藩主の血筋だそうで皆から「殿」と呼ばれ変わり者扱いの方でした。
自ら「頼安」=ライアンを呼んでと言ってましたね。とにかく彼のおかげで桂場がいる人事課に無事たどり着くことができました。
寅子が桂場に会う。
私を、裁判官として採用して下さい!
熱弁する寅子です。
そこに興味津々の久藤頼安が入ってきて、「人手不足の上に、GHQも彼女を見たら喜ぶ」と語りますが、桂場は難色を示していました。
久藤は寅子に名刺を渡し「ライアンって呼んでね」と言いました。
久藤は、桂場くんと同じく裁判官で司法省に出向中の身で、役職は民事局民法調査室主任でした。
GHQの指導の下で敗戦処理と国家の民主化を進めています。
⇒沢村一樹(キャスト)が2024年朝ドラ「虎に翼」で演じる「久藤頼安」とは。
寅子は裁判官不採用。
その夜、寅子の家に久藤がやってきて裁判官では採用できないが、久藤の下で働かないかと言われました。
もちろん断ることはできないので承知しましたが、なんか久藤は怪しい?と寅子は思っていました。
翌朝、久藤の下に出勤するとその職場には大学時代の同級生がいると「ライアン」が言いました。もしかしたら「花岡?」と思っていましたが、なんと…
寅子たちが第3週「女は三界に家なし?」で描かれた明律大学「明律祭」で女子部の演劇に野次を飛ばしていた「小橋浩之」でした。
前髪をくねらせた独特な髪型で、SNSでは「発芽玄米」と呼ばれていた男です。
第47話:6月4日(火)
久藤の後押しもあり、司法省で働くことになった寅子は同級生である小橋から民法の改正案を渡されました。
その草案を読み、かつて共に法律を学んだ仲間たちを思い出していました。
「民法親族編と相続編の法改正」の草案は「尾野真千子」の滑らかな優しいナレーションで語られました。
⇒尾野真千子は2024年前期朝ドラ「虎に翼」の語り(ナレーター)を務める。
寅子はスンッになっている。
新しい民法案は女性の地位向上が記載されています。
それを見た寅子は、「憲法に書かれている全ての国民が平等というのはこういうことなのかと」とツンとした言葉が出てきました。
その姿をライアン(久藤)はジート眺めていました。
久藤は旧久藤藩藩主の家柄であり、日米開戦前にアメリカの裁判所へ視察に行ったアメリカ通で変わり者でした。
その久藤が「君、思ったより謙虚なんだね」と言います。「心からそう思うのか?」という久藤の質問にも、寅子ははっきりと答えることができません。
そこに、久藤を訪ねてGHQで働くホーナーがやってきました。ランチの約束をしていたようです。
母のはるからも「寅子が謙虚と言われる日が来ようとは…」と言われてしまいます。
花江の息子たちも笑っていました。
花江は笑えない。
そんな家族団らんでしたが、花江だけは笑えませんでした。「自分の夫を殺した敵と寅子は一緒に働いている」
とても複雑な思いだったのだろう。そんな花江を寅子は「無理に笑うことないから」と優しく接するのでした。
⇒森田望智(キャスト)が朝ドラ「虎に翼」で演じる「米谷(猪爪)花江」とは。
やっぱり親友っていいもんですね。
桂場もわかっていた。
寅子は久藤の“謙虚”という言葉が頭から離れませんでした。翌日出勤する時も下を向きながら廊下を歩いています。
するとそこに桂場がいました。寅子は採用のお礼を伝えます。すると…、
桂場は口をへの字にしながら、「君もそういう薄っぺらなことを言うのだな」と言うのです。
久藤と同様に桂場も寅子に威勢の良さが失われていることに違和感を覚えていたのでしょう。
⇒松山ケンイチ(キャスト)が2024年前期の朝ドラ「虎に翼」で演じる“桂場等一郎”とは。
神保が登場。
桂場と寅子が話をしているとある老人が訪ねてきました。その方は神保と言い政治学の権威で桂場の恩師で帝大の教授です。
神保は「家制度」「戸主」「家督相続」が廃止されることに反対で、古き良き日本の美徳を重視する考えを持っています。
久藤の改正案には断固反対の立場です。その神保が寅子に民法に関する意見を求めます。
寅子は今私に振るの?と困った様子でした。
ライアン(久藤)は見抜いていた。
寅子は戦時中とは言え一度は弁護士を辞めています。そして今は大切な家族のために働かなければなりません。
辞めることができず慎重になりすぎています。
寅子の長所である威勢の良さは失われていました。久藤はそんな寅子を見抜いていますね。
⇒沢村一樹(キャスト)が2024年朝ドラ「虎に翼」で演じる「久藤頼安」とは。
第48話:6月5日(水)「スンッ」となる寅子。
寅子は今私に振る?と神保教授の問いに困った様子でした。アバンでは神保教授が寅子に問い続けますが、寅子は「スンッ」としてしまいます。
新しい民法案には婚姻や相続においても女性の地位向上が図られていましたが、女性の解放を強く推し進めようとするGHQと日本との間に大きなギャップがありました。
民法が改正されれば多くの人が混乱すると語る神保教授。寅子は花江を思い出し、強く反対意見を言えません。
寅子は広く意見を募るために婦人代議士・立花幸恵らの集まりに参加しますが、自分は一度弁護士をやめたということから後ろめたい気持ちを感じてしまいます。
寅子の他人事。
久藤が立花たちのことを褒めると寅子も同意するのですが、久藤はそんな寅子に
「どうして、そんなにひと事なの?」
「君だって彼女たちと同じ、今、社会を変える立場にいるじゃない」
と言います。これは寅子にとって強烈ですが、まだ「スンッ」とするだけでした。
思い悩む寅子。
日比谷公園のいつものベンチに腰掛けてお弁当を食べようとしていると、寅子は、優三の姿を見るのです。
もちろん優三は天の人です。
雄三は「僕の大好きな、あの何かに無我夢中になってる時のトラちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること」と優しく微笑みますが、寅子はまだ笑うことはできません。
そして、すぐに皆の言葉が寅子を現実に引き戻すのです。
桂場:「君もそういう薄っぺらいことを言うのだなと」
小橋:「前のお前なら、すぐ『はて? はて?』ってかみついて理想論を振りかざしてただろ」
久藤:「君は本当に謙虚だね」と…。
雄三さんに私はどのような顔をしているの?と問うだけでした。
→伊藤沙莉(キャスト)が2024年前期朝ドラ「虎に翼」で演じる猪爪寅子とは。
狭い法曹界。
そんなある日、寅子は民法改正の委員をしている穂高とばったり再会するのです。
また雄三さんのことを思い出しながら一人でお弁当を食べようとしたとき花岡とも再会するのです。
花岡は日比谷公園で異国の丘をハーモニカで吹いている傷痍軍人にお金を寄付すると寅子に猪爪!と声をかけるのです。
第49話:6月6日(木)チョコレートの意味。
花岡との再会。
寅子は、政治団体や労働団体などから、民法改正への意見を集めて回っていたある日、公園で偶然、花岡と再会しました。
花岡は東京地裁に戻っており、判事として主に食糧管理法違反の事件を担当しています。自分のお弁当は麦飯と沢庵一枚。
これでは成人男性として栄養失調になってしまいます。寅子は自分の弁当を思わず隠すが、花岡は堂々としろと微笑みながら、寅子に話します。
「…でも前も今も、全部君だよ。どうなりたいかは自分で選びしかない。本当の自分を忘れないように、と。」花岡の言葉が寅子に力を与えました。
花岡は愚直に自らの信じる正義を貫いてきたのだろう。寅子と別れた後、桂場に会いに来ています。
裁判官として法を守る自分と人間花岡の葛藤を言いたかったのだろう。その夜、猪爪家に久藤とホーナーがやってきました。
→岩田剛典(キャスト)が2024年前期朝ドラ「虎に翼」で演じる「花岡悟」とは。
ホーナーのチョコレート。
GHQで働くホーナーが寅子に1枚のチョコレートを渡すシーンが昨日ありました。ただ、その瞬間、花江の言葉が浮かんだのかも知れません。
「直道さんの仇の国の人とトラちゃんが仕事して、仲よくして」と。
そのさりげないワンシーンはとても意味深いと思います。チョコレートはもちろん大人も食べますが当時日本の子供たちがGHQにお願いした象徴的な食べ物です。
そして、その晩、ホーナーと久藤が猪爪家にやってきました。沢山のチョコレートをもってきてくれたのです。
花江の子供たちは大喜びです。そこでホーナーがなぜチョコレートをもってきてくれたのか?ホーナーさんの過去がわかるのです。
ホーナーさんはユダヤ人で故郷では多くの親戚が亡くなったとのことでした。その中には幼い子供もいたのでしょう。
ホーナーさんの親戚も戦争で犠牲になっていたのです。
政府の審議会。
会議では、神保と穂高が激論し戦っていました。保守対革新ということなのでしょうか。
神保は古き日本の家制度の存続を訴えています。その神保に対して、穂高は男性中心の家制度は日本国憲法の平等に反すると主張しています。
神保は穂高を「婦人びいき」と揶揄していましたね。
穂高も古いのか?「はて?」が出た寅子。
そんな一見革新的に映る穂高ですが、自分勝手な振る舞いもありますね。穂高は寅子の不幸を気にかけていたのだろう。
家族を戦争で亡くし、司法省で働く寅子が望まない仕事をして苦しんでいると、勝手に思い込んでいました。
寅子が妊娠した時も、雲野に勝手に話をしていました。穂高に悪気はないと思うが、勝手に家庭教師の仕事も見つけてきて寅子に押し付けています。
そんな穂高に思わず寅子の「はて?」が飛び出し、その瞬間桂場の目が光りました。
法律という翼を与えた穂高が、法律の仕事を奪う穂高に寅子は「はて?」と思い明日はどんな言葉が飛び出してくるのだろうか?
→小林薫が2024年前期朝ドラ「虎に翼」で演じる“穂高重視”のモデルは誰?
第50話:6月7日(金)「はて?」連発。
穂高は法の道へ導いて不幸にしたと寅子に謝罪し、家庭教師の仕事を紹介すると言います。しかし寅子はむしろこの道で生きる決心を新たにするのです。
穂高の親切心が寅子を目覚めさせる。
穂高先生は寅子に家庭教師の仕事を斡旋します。しかし寅子は好きで法曹の世界に入ってきたのだと言います。
女の身で家庭を守るためだけに仕事をしているのではないのです。
穂高の言葉に憤りを隠せない寅子は、いつもの日比谷公園のベンチに腰掛けて気を落ち着かせています。
寅子の中にいる雄三。
憤慨している寅子に「トラちゃん、落ち着いて。深呼吸」と優三が寅子の気を沈ませています。
猪爪家で何回も聞いた雄三の言葉ですね。
そして、寅子は新憲法をつぶやくことで、もう一度前を向くのです。寅子の中に優三は生きているのです。
これからも寅子が「はて?」と思い憤慨した時は優三が優しく微笑んで出てきてほしいですね。
神保と議論する寅子。
家制度が変わることに反対する神保と議論した寅子は、新民法を多くの人に知ってもらうためにどうすればよいか?
かつての自分を取り戻した寅子です。
はると花江にも新民法の素案を見せ意見を聞き、新たなヒントを得ました。それは口語体でした。昭和22年、いよいよ新しい民法が成立します。
花岡の死。
お昼を日比谷公園で済ませ帰ると民法調査室は静まり返っていました。そして寅子は小橋から花岡が亡くなったことを聞かされるのです。
「虎に翼」のあらすじのまとめ一覧はこちら。
⇒2024年前期朝ドラ「虎に翼」のあらすじ(ネタバレ)1週から最終週まで一覧。
「虎に翼」第10週「女の知恵は鼻の先?」の感想。
48話の寅子が板挟みになっています。自分を貫くか?世間の空気にあわせて生きて(法改正の仕事)いくのか?
寅子にとって初めての経験だったと思います。
裕福な家庭で育ち高等教育を受けて歩んできた寅子は「はて?」と思ったなら解決し突き進む姿が皆に共感されたのだと思います。
しかし、48話のエンディングで突然神保教授から話を振られた寅子でしたが、強く持論を言えずに「スンッ」となってしまいました。
穂高先生とも廊下の角でぶつかり久しぶりに再会しましたが、直に喜べない寅子でした。どこか苦々しい表情でしたね。
婦人代議士の立花らの集まりにも参加しました。寅子は尊敬の念を抱きながら、長い間戦い続けてきた彼女たちと自分を対比してしまいます。
寅子は“一度逃げ出した自分”そうです、弁護士の仕事を投げ出してしまった後ろめたさもあったのでしょう。
でも、それらすべてが寅子なのです。久しぶりに会った花岡が言っていたようにすべてが寅子なのです。
特に親友であり義理の姉でもある花江の姿が思い浮かんで心苦しくなったのも人として当然ですよね。
しかし、そこに立ち止まっていては法改正は進みません。虎子が今やるべき仕事は法改正を取りまとめていくことなのですから…
そして、49話のエンディングと50話のアバンで寅子の「はて?」が戻ってきました。
それは桂場いわく穂高先生が背中を押したのではと言ってましたね。穂高先生のお世話が寅子と元の寅子に戻したのです。
視聴者の感想。
引用:ヤッフーニュース
穂高先生は法曹界に導いてくれましたが、はて?を聞いた時の桂場さん表情、ある意味背中を押した。という言葉、本当に寅子の事を理解してくれているのは桂場さんなのでしょう。
怒って出ていった後、深呼吸で心を落ち着かせた寅子、
優三さんの優しく安心した顔、トラちゃんはもう大丈夫。という顔に見えたのは私だけでしょうか?
寂しいけれど もう、優三さんは出てこないのかも…と
桂場さんは、花岡さん葛藤と苦しみに何かを感じとったのでしょうけど、
桂場さんに限らず 花岡さんの ついてしまった役職から生真面目な彼の立場から来る弊害をどうしてあげることが出来なかった… とても悲しい現実で残念です
まとめ。
10週は「スンッ」が長く続き謙虚な寅子をみてきましたが遂に「はて?」が出て本来の寅子が戻ってきました。
しかし新憲法の下に新民法が成立しその法律の元でこれから国民は生活していくことになりますが、新たな問題提起もなされました。
それは、食糧管理法違反の事案を担当する花岡の死です。花岡の餓死は新聞でも報じられました。
「どうなりたいかは自分が選ぶしかない、本当の自分を忘れないうちに」「なりたい自分に反する」と闇市の食糧に手を出さずにいた花岡。
花岡は、“なりたい自分”を守ってまでも死ななければいけなかったのか、そして法とはなにかを問わねばなりません。
寅子はどのような判断をするのでしょうか?
次週の「虎に翼」は第11週「女子と小人は養い難し?」です。