2024年前期の朝ドラ「虎に翼」でキャストの松山ケンイチさんは法曹の世界を志す主人公・寅子に厳しい言葉をむける“桂場等一郎”を演じます。
“桂場”の読み方は「かつらば」で、裁判官です。松山ケンイチさんは朝ドラ初出演ですね。
大河ドラマは主役も演じ2023年の「どうする家康」では切っても切れない中になる本多正信を演じて話題になりました。
ですので、朝ドラが初出演ということにビックリしています。さて、松山さんがどんな裁判官で登場するのでしょうか?
期待が高まりますね。
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松山ケンイチが朝ドラ「虎に翼」で演じる裁判官“桂場等一郎”とは。
桂場等一郎(かつらば・とういちろう)は、武の精神を持ち多少のことでは動じないどっしりした男性です。
実存の裁判官がモチーフになっているようで、その方は剣道家でもあったようです。
さて、戦前の法曹界は、女性の進出に蓋をしたような社会でした。主人公の寅子にとって桂場はその蓋に乗る重石のような存在かもしれません。
令和の時代でも国会議員の女性は少数派です。ですから、昭和の一桁時代で女性の社会進出は特例中の特例だったのでしょう。
「桂場等一郎」とは。
桂場は女性の弁護士が生まれる未来を予感していました。でも今ではないと第1週の5話で寅子に直接力説していました。
男性も女性もそして社会もその準備ができていないと思っていたのでしょう。ですから法の道を志す寅子に厳しい言葉を向けてのでしょう。
寅子は男女平等であるべきなのに、そうなっていない現実の矛盾を口にしていきます。そんな寅子と桂場は対峙ししていきます。
厳格な「桂場等一郎」
第1週1話の冒頭から桂場は登場します。戦後まもない東京でとある官庁の人事課に勤務しています。
そこに寅子が正装しやってくるのです。桂場は少し間をおいて「やゃ君か」と寅子の顔を見てそのシーンはカットでした。
食べかけた「芋」を食べるシーンはありません。また5話の甘団子も寅子と口論してしまうので食べるシーンはありません。
寅子の人生に大きな転機が訪れる前のアクションなんですかね。今後何回登場するのでしょうか?
さて、桂場は感情が表に出にくいタイプの裁判官です。ですので今後厳格なだけではない桂場を探すのも楽しみの一つになりますね。
桂場等一郎を演じる松山ケンイチ。
2023年「どうする家康」で本多正信を演じました。大河ドラマで家康の傍には必ずと言っていいほど正信がいます。
正信は家康の参謀として働きますよね。でも「どうする家康」の正信は岡崎にいた時は家康に銃を向けます。
イカサマ師で嫌われ者の正信を演じたのです。主役もできる大きな役者さんなんですが、主役を支える立派な役者でもあるのです。
「虎に翼」では主役の寅子が口にする「平等な世の中ではない」という声が等一郎を支えることになると思います。
虎に翼に出演しているキャストの役一覧はこちら。
⇒「虎に翼」朝ドラ2024年前期のキャストと相関図発表一覧。
まとめ。
万人は法の下に平等とされていると言いますが、女性に限らず弱い立場の人への不平等は令和の社会でもとても多いですよね。
特に議員と一般人への法は別物とのような出来事が令和ではとても多いのが気になります。「虎に翼」はそんな令和社会にリンクする出来事がとても多いのではと思います。
そこに桂場のような司法を何にも汚されたくないと真っすぐな視点で物事を判断していく姿に共感を覚える瞬間があると思います。
そのようなシーンを見ながら桂場を演じる松山ケンイチを応援していきます。