2024年前期朝ドラ「虎に翼」第9週「男は度胸、女は愛嬌?」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。
昭和20年(1945年)3月10日
東京は大空襲に見舞われました。寅子と花江は子供たちを連れて疎開して無事でしたが、花江は両親を亡くしてしまいました。
さらに、7月、直道が戦死したという知らせが届きます。そして、日本は敗戦し8月15日の終戦を迎えました。
ところで、伊藤沙莉さんが演じる猪爪寅子をもう一度観たい!尾野真千子さんの語りをもう一度聴きたい、と思いませんか?
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「虎に翼」第9週「男は度胸、女は愛嬌?」のあらすじ。
45話で終戦後GHQがジープで走るシーンがありますが、たぶん神田万世橋付近だと思います。
現在の万世橋付近のカード下は素敵なギャラリーがありますので楽しめますよ。
週タイトルの意味。
週タイトルの「男は度胸、女は愛嬌?」とは、
男性にとって物に動じない度胸が、女性にとって魅力的な笑顔、つまり愛嬌が大切だという意味のことわざです。男女それぞれにふさわしい資質を、度胸・愛敬と韻を踏んで示した言葉で、それぞれが単独でも用いられています。
と言う意味ですが、さて、この意味する男性はそして女性は誰なんでしょうか?
第9週のあらすじ。
戦争の最中、寅子は、夫・優三が無事復員することを信じて、花江達と疎開先で暮らしています。そこに、直道戦死の報が届き、悲しみに包まれます。
花江は両親もそして最愛な夫・直道も戦争の犠牲になってしまいました。
寅子たちが疎開先から登戸に戻ってみると、軍の仕事で潤っていた直言の工場は廃業状態でした。直言は体を壊し猪爪家の辛い日々が続きます。
終戦を迎え、父・直言や母・はるらと共に暮らし始めても、優三の消息は不明のままでした。
家族で力を合わせ戦後の生活難を乗り切ろうと内職に励む日々です。終戦から1年が過ぎた秋のある日、直言が倒れ、そのまま寝込んでしまい、みるみる衰弱していきました。
そして、寅子は直言が写真立ての裏に隠してあった優三の死亡告知書を発見するのです。「優三が戦死」
直言の最期の言葉は…
モデル(実存) | 寅に翼の設定 | 寅に翼のキャスト |
三淵嘉子 | 猪爪寅子 | 伊藤沙里(役:猪爪寅子) |
寅子の母・「はる」 | 石田ゆり子(役:はる) | |
寅子の父・猪爪直言 | 岡部たかし(役:寅子の父・猪爪直言) | |
語り(ナレーター) | 尾野真千子 | |
主題歌 | 米津玄師「さよーならまたいつか!」 |
伊藤沙里が演じる猪爪寅子のモデルは三淵嘉子さん。
⇒虎に翼のヒロイン「猪爪寅子」のモデルは戦後初の女性弁護士・裁判官「三淵嘉子」
「虎に翼」第9週「男は度胸、女は愛嬌?」のネタバレ。
週タイトル | 男は度胸、女は愛嬌? |
放送日 | 2024年5月27日(月)~31日(金) |
放送 | 午前8時~8時15分 |
再放送 | 午後0時45分~1時 |
第41話:5月27日(月)
昭和20年。東京大空襲で多くの人が被害を受けました。上野のよねが働いてカフェ燈台にも空襲が…。よねとマスターが心配です。
寅子と娘・優未、花江と子供たちは疎開先にいたので無事でした。
しかし、空腹に耐えながら必死に暮らす家族の元に悪い知らせが届きます。直道が戦死したとの通知がきました。
⇒上川周作(キャスト)が2024年前期朝ドラ「虎に翼」で演じる「猪爪直道」とは。
お父さんの直道…で号泣です。その後、花江が泣き崩れるのを見て…またまた号泣です。
⇒森田望智(キャスト)が朝ドラ「虎に翼」で演じる「米谷(猪爪)花江」とは。
終戦。
8月15日終戦。
寅子と花江は疎開先から登戸に戻ってきました。上野周辺で見た光景は地獄でした。寅子はカフェ燈台に立ち寄りますが、隣のおばさんが空襲で亡くなったと教えてくれました。
よねさんなのかマスターなのか?
直明が帰ってきた。
しばらくして弟・直明が岡山から帰って来ました。
久しぶりの再会に大喜びする猪爪家だったが、直明は大学へは行かず、すぐにでも家族のために働きたいと言います。
⇒三山凌輝(キャスト)が2024年前期の朝ドラ「虎に翼」で演じる“猪爪直明”とは。
しかし寅子はここで「はて」でした。
第42話:5月28日(火)
直言の体調が優れません。寅子と直明はマッチ製造の仕事を紹介してもらい、はると花江は繕い仕事をすることでなんとか生活しています。
寅子はかつて世話になった雲野の事務所を訪ねてみるが、雲野も苦しい生活をしているようでしたので雲野の元で働くことは諦めるしかありません。
台所で読書をしている直明。
そんなある夜、寅子は台所で読書をしている直明の姿を見て、申し訳がない気持ちになっていました。
自分は大学に行って勉学に励んでいたのに弟の直明は家庭の経済的理由で大学に行くことも出来ない、とても辛い気持ちになりました。
そして、その本はたった一冊しか残っていない心理学者・アドラーの「問題児の心理」でした。他の本は汽車の切符代に消えてしまったようでした。
直明は、この本だけは手放せず、何度も読んだため、ほぼ覚えてしまったと言います。また、「活字を読むと落ち着くから」と直明は笑いながら寅子に話をするのです。
そんな弟に、寅子は学ぶ喜びをもう一度味わって欲しいと、しまい込んでいた法律の本を直明に渡しました。
アドラーの「問題児の心理」とは
アルフレッド・アドラーはオーストリア出身の精神科医、心理学者で、児童相談所を設置するなど、子どもたちの環境整備にも尽力した。
寅子も日本での家庭裁判所創設に深く関わっていくのでこの本が参考になったのかも知れません。
直言の隠し事。
エンディングシーンで直言が倒れてしまいます。その倒れた時に、写真立てが落ちてしまいます。直言はある紙をその写真立ての裏に隠していたのです。
その隠していた紙は、優三の死亡告知書でした。直言はその死亡告知書を写真立ての裏に隠していたのです。
寅子は直言が「だめだー」との声を聞かずにその紙を開きました。「戦病死」と書いてありました。でも寅子は優三の死を受け入れることができません。
⇒伊藤沙莉(キャスト)が2024年前期朝ドラ「虎に翼」で演じる猪爪寅子とは。
第43話:5月29日(水)
直言は栄養失調と肺炎でもう長くはないと診断されました。
「戦病死」の用紙を見た寅子の様子はあきらかにおかしいが、はるや直明も声がかけられませんでした。
寅子は未だ優三の死を受け入れることができず、悲しみの涙も出ません。それから直言はみるみる衰弱していきます。
直言最期のシーン。
自分が長くないと悟った直言は家族を枕元に集め、家族に謝ります。花江は猪爪家の人間であるとか…、いい人ができたら再婚しなさいとか…
優三の死亡通知書を隠していたことに触れずにいました。そんな直言の身勝手な言葉に怒った花江は寅子にきちんと怒って向き合ってほしいと頼むのです。
その後も、直言は自分の未熟で不幸にしてしまったことを謝るのです。「ゴメン、ゴメン」と…
笑いと涙の「直言懺悔劇場」
直言の“ぶっちゃけ懺悔”
知らせが来て、つい隠してしまった。
今トラが倒れたら、うちは、我が家がダメになると思って、そう思って言えなかった。
俺はこの通り、弱い、ダメな愚かな男なんだ。
トラが結婚した時、正直、優三くんかぁとは思った。
もちろん、トラが幸せなら、それでいい。でも、花岡(悟)くんがいいなぁって、思ってた。
優三には感謝しつつも、花岡の下宿先に土産を持っていったこともある。
等など、だらだらと打ち明け謝り続けました。
寅子と直言の最後の会話。

でも、お父さんだけだったよ。家族で、女子部に行ってもいいって言ってくれたのは。

どんな私になっても、私をかわいい、かわいいって、いっぱい言ってくれたのは、お父さんだけ。それは、この先も変わらないから。
直言「当たり前だろ。トラは俺の誇り、宝物なんだから。トラ、ごめん」…
その後、直言の最期のシーンはなく「ナレ死に」で終わりました。涙の中に少し笑いもあり直言は逝きました。
⇒岡部たかし(キャスト)が2024年前期の朝ドラ「虎に翼」で演じる“猪爪直言”とは。
寅子は自分を常に応援してくれた父・直言が一番好きだったと思います。
直言が「トラは俺の誇り、宝物だからぁ!!」と言い、これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、安らかに逝ったとても悲しく辛いそして少し笑った第43話でした。
第44話:5月30日(木)
44話のアバンで寅子が優三に渡した「お守り」が映りました。「お守り=優三」が帰ってきたのですね。(ここらか号泣です)
はるは寅子にお金を渡す。
寅子は何事もなかったように生活を続けようとする中、はるは寅子にお金を渡します。花江もはるも悲しみを乗り越えるため、おいしいものを買ったと言います。
⇒石田ゆり子(キャスト)が2024年前期の朝ドラ「虎に翼」で演じる“はる”とは。
お守りが帰ってきた。
ある日、優三の最期を知る男が、寅子を訪ねてきました。復員を待つ収容所の病室で隣のベットだったと言います。
男は寅子が優三に渡した手作りのお守りを持ち帰ってくれました。優三がその男の回復を願って渡してくれたと言います。
だから助かったのですと言い、優三さんに申し訳ないと謝るのです。
闇市をさまよう寅子。
寅子は闇市をさまよい、焼き鳥屋にいました。優三と一緒に食べた焼き鳥を思い出したのだろうか?
でも、お金だけおいてその焼き鳥は食べませんでした。
一人では食べられなかったのでしょうか?でもお店の人が持って帰りなと言いその焼き鳥を持たせました。
河川敷に戻る寅子。
優三と秘密の場所になっていた河川敷に焼き鳥を持ってやってきました。包んであった新聞紙には「日本国憲法」の記事が載っていました。
このシーンは「虎に翼」が始まった第1週「女賢しくて牛売り損なう?」の1話ですね。
1話を観た時、寅子は「日本国憲法」の記事を読んで感無量となり、すすり泣きしているのか…と思いましたが、
まだこの時点では、優三の死を寅子は受け入れることができずにいたのですね。
でも、「お守り=優三」が帰ってきて、優三が好きだった焼き鳥がこの場所に導いてくれたのかも知れません。
優三の身体は見えずとも優しい優三の心が魂が寅子を包み込むシーンです。優三が寅子にかけてくれた言葉がよみがえり寅子は優三の死を受けとめることができました。
⇒仲野太賀(キャスト)が2024年前期の朝ドラ「虎に翼」で演じる“佐田優三”とは。
寅子の目にはやっと涙があふれていました。優三に会うことはもうできないのだと…。このシーンは台詞もなく、ただただ寅子のアップでした。
そして号泣でした。
第45話:5月31日(金)
キラキラと光る川の水面に笹舟が流れてきます。メインテーマ「You are so amazing」が流れ新聞に書かれている「日本国憲法」がアップで映りました。
映像は第1週の1話でのアバンの拡大版ですね。始まりは同じですが、45話のアバンは長い、長い、アバンで13分もありました。
45話は第1週の1話でのアバンの拡大版ですね。そこに、優三の声がまた流れてきます。「トラちゃんにできることは…」と。
寅子が手にしている新聞紙には新しい「日本国憲法」の記事が載っており寅子は見入っています。
そこには「…すべての国民は法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない…」
と書かれており、寅子は次第に力が湧いてくるのを感じるのです。
猪爪家の家族会議。
立ち上がった寅子はさっそく家族会議を開きます。直言、直道、そして優三はいませんが、寅子は一人一人の幸福感を問いていました。
そして、ノートに書き写した新憲法の13条、14条を読み上げ、「私の幸せは、私の力で稼ぐこと!自分が学んできた法律の世界で!」と言います。
寅子はハタチ(20歳)になった直明に、自分が稼ぐから大学に進むようにと言います。直明は「僕、勉強していいの」と言った瞬間号泣でした。
立派になったお姉さん・寅子です。そして、新たな一歩を踏み出すのです。
NA:昭和21年11月3日「日本国憲法」が交付されました。
直明は帝大へ。
時が流れて、昭和22年春。直明の学生服姿で、勉学に励み晴れて帝大へ合格したと思われます。
⇒三山凌輝(キャスト)が2024年前期の朝ドラ「虎に翼」で演じる“猪爪直明”とは。
寅子が法曹会館へ。
そして、寅子は、高等試験の合格証書などを風呂敷に包み、司法省の仮庁舎として使われている法曹会館へと向かいました。
寅子が会ったのは人事課長の桂場でした。桂場が手にしていた芋は甘味処「竹もと」が1本5円で売っている「ふかし芋」を買ってきたのでしょうか?
「竹もと」でお芋を売っているシーンがありましたからね。
「虎に翼」のあらすじのまとめ一覧はこちら。
⇒2024年前期朝ドラ「虎に翼」のあらすじ(ネタバレ)1週から最終週まで一覧。
あさイチに岡部たかしが出演。
#トラつばオフショット #あさイチ に出演された
猪爪直言役 #岡部たかし さんみなさんから届いたイラストの前で#鈴木奈穂子 アナと一枚
本日のあさイチも
NHKプラスで見逃し配信中!https://t.co/F88mDJseHT#伊藤沙莉 さん& #石田ゆり子 さんからのメッセージも#虎に翼 pic.twitter.com/anPGl1JP43— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) May 31, 2024
5月31日の朝ドラ終了後のあさイチに寅子の父・直言を演じた「岡部たかし」さんが出演しました。
あさイチ金曜日の「プレミアムトーク」です。虎に翼の名シーンを見ることができて幸せな時間でした。
伊藤沙里さんも石田ゆり子さんもVTRで岡部さんにメッセージを送っていました。
「虎に翼」第9週「男は度胸、女は愛嬌?」の感想。
第8週から9週にかけて戦争と出産が駆け足で進行しました。直道や優三の出征から戦死はとても悲しく辛い現実です。
戦争がいかに当時の人たちの当たり前の日常を脅かしていたかを、改めて痛感させてくれました。
寅子の物語は戦後の法律が大きく変わるところからが本題なんでしょう。今まではプロローグだったかも知れません。
寅子はいったんは弁護士を辞めましたが、彼女の戦いはこれからなんです。
それにしても、結婚に懐疑的だった寅子が、優三の誠実さに惚れ、妊娠して違う世界を知ったのも事実です。
これからの寅子は無数の人々の声に耳を傾けていくでしょう。そして思い出すでしょう。
優三が寅子に語った、「人はいい面もあれば悪い面があって、守りたいものがそれぞれ違う。だから法律があると思う」という言葉。
しかしながら、来週からは、心優しい直道も優三もそしてお父さんの直言も見ることができないのがとても悔しいですね。
視聴者の感想。
引用:ヤッフーニュース
「日本国憲法公布」の一面記事、帝都新聞でしたね
竹中さんどうしてるかな・・国や政策に物申したい人だっただけに・・投獄とか拷問とかされてないかしら。
戦争を言論で止められなかったことをきっと悔やんでいると思う
直言さんが「た し か で」と書いた切り抜きの寅子高試合格渾身のインタビュー記事を 一社だけ書いてくれた人です
大学や女子部の皆とはちょっと違った意味でもう一度会いたい。
まとめ。
とにかく9週は、猪爪家の男衆3名がいなくなりました。直道の戦死報告、優三の戦病死、そして直言が栄養失調と肺炎で病死しました。
戦争は決して起こしてはいけないのです。
さて、寅子は法曹の世界へと再び戻っていきました。その世界で再出発を志した寅子が最初に会ったのは「桂場等一郎」でした。
手ごわいのか?味方なのか?そして次週は新たな人物が登場します。桂場と同じ裁判官の人々です。
寅子裁判官への道のスタートです。
次週の「虎に翼」は第10週「女の知恵は鼻の先?」です。