2023年後期朝ドラ「ブギウギ」第21週「あなたが笑えば、私も笑う」のあらすじと感想を紹介します。
朝ドラ「ブギウギ」は今から75年前、戦後の世の中に、人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手・福来スズ子(趣里)の物語です。
モデルは昭和の歌手「笠置シヅ子」です。
⇒⇒ブギウギのヒロイン「福来スズ子」のモデルは戦後の大スター笠置シヅ子。
先週は第20週(2月12日~2月16日)は「ワテかて必死や」でした。
⇒朝ドラ「ブギウギ」第20週「ワテかて必死や」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
今週の(2月19日~2月23日)ブギウギ第21週は「あなたが笑えば、私も笑う」です。
モデル(実存) | ブギウギの設定 | ブギウギのキャスト |
笠置シズ子 | 趣里(役:福来スズ子) | |
服部良一(作曲家) | 草彅剛(役:羽鳥善一) | |
淡谷のり子 | 菊地凛子(役:茨田りつ子) | |
藤間爽子(役:タイ子) | ||
挿入歌 | ヘイヘイブギー |
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「ブギウギ」第21週「あなたが笑えば、私も笑う」のあらすじ。
スズ子は、タナケンと映画の撮影の仕事をすることになりました。スズ子は愛子が心配で仕事に集中できません。
しかし、愛子はお転婆で、撮影所で迷惑をかけ、ついには怪我をして、撮影を止めることになってしまいます。
一方、りつ子は、自身の歌う歌に納得できないステージが続いていました。
そんな折り、スズ子とりつ子のもとに記者の鮫島がやってくるのです。二人は鮫島の口車に乗せられ、対談を行うことになりました。
しかし、スズ子とりつ子は言い合いとなってしまいます。
実はその対談は記者・鮫島の作戦でした。でも二人はそのことを知らずにきわどい言い争いになっていきます。
この二人の争いは雑誌にとっては好都合。「犬猿のブギたいブルース!」の見出しでスキャンダラスに書き立てたのです。
二人の間は険悪です。
スズ子は羽鳥に新曲を頼みます。りつ子に対抗するにはブギで次のヒット曲をと考えたのです。そして、完成した曲は、陽気な恋の歌で、「ヘイヘイブギー」です。
そんなある日、スズ子の元にある女性が訪ねてきます。その女性とは…。
週タイトル | あなたが笑えば、私も笑う |
放送日 | 2024年2月19日(月)~2月23日(金) |
放送 | 午前8時~8時15分 |
再放送 | 午後0時45分~1時 |
「ブギウギ」第21週「あなたが笑えば、私も笑う」のネタバレ。
第101話:2月23日(金)愛子ちゃん。
茨田りつ子の紹介で、大野晶子がスズ子の家政婦として働くことになりました。この日のスズ子の仕事は、タナケンとの映画の試写会です。
スズ子はいつも通り愛子も仕事に連れて行こうとしますが、大野は愛子を留守番させるようにと言います。
初めは愛子に留守番はまだ早いと反対するスズ子だったが、山下の説得もあり、初めて愛子を家に残して仕事に行くことにします。
スズ子は心配で心配で試写が終わってすぐに帰宅しました。でも心配は外れで家政婦の大野さんが障子を愛子と一緒に張り替えていました。
大野さんは、「女の子だもの、お花の障子は破きませんよ」と心温まる言葉をスズ子に話していましたね。
スズ子は愛子を大事してくれる味方が加わり一安心しましたね。でもりつ子の紹介とは言えなぜ家政婦として来てくれたのでしょうか?
第100話:2月22日(木)家政婦さん。
スズ子は、羽鳥善一に新曲にはブギの歌を書いてほしいとお願いします。
初めは、ブギが続けば面白みがないだろうと言う羽鳥だったが、スズ子とりつ子の対談の話を聞き、ブギを書くことに乗り気になりました。
一方、茨田りつ子のもとに鮫島が再びやって来ます。鮫島はりつ子に、スズ子に言い足りないことはないかと、さらなる取材をするのです。
りつ子は無視しながらも、鮫島が「スズ子が歌を捨てる」とうそをついていたことを指摘し、自分の前から消えるように言い放ちます。
そして、ある夜、スズ子の家を、突然りつ子が訪ねてきました。それはスズ子に謝るためでした。
和解。
スズ子もりつ子の心情を理解し、2人は和解しました。りつ子は仕事と育児の両立に苦労するスズ子を心配します。でもスズ子は、
一人で踏ん張りますわ。
と笑って二人は別れました。
家政婦さんが来る。
数日後、スズ子の家に眼鏡をかけた中年の女性が訪ねてきました。大野と名乗る女性です。
その女性はりつ子が紹介した家政婦で、りつ子と同じ青森出身ですぐにでも雇ってもらいたいとスズ子にお願いするのです。
スズ子は迷います。
決めかねていると「茨田さんがらの頼みだ。いい返事もらうまでは帰れね。せめで試しに1日だげでも」と猛アピールするのです。
根負けしたスズ子は、雇うことにしました。大野は「では早速……」とすぐに働こうとしますが、スズ子は、
明日からで結構だす。今日のところはお帰りください。
と伝え、家の鍵を渡しました。
⇒趣里(キャスト)は朝ドラ「ブギウギ」でヒロイン「福来スズ子」を演じる。
第99話:2月21日(水)雑誌対談。
鮫島の口車に乗せられたスズ子は、茨田りつ子と対談をすることになりました。山下の不安が的中してしまうのです。
対談当日、りつ子は「スズ子が終わった歌手だ」と言ったと認めました。さらに、
ブギの人気だってすぐに終わるわ。映画にうつつを抜かして、歌を極めたつもりにでもなってるんじゃないの?
とてもキツイ言葉でした。
⇒菊地凛子(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「茨田りつ子」
もちろんスズ子は歌を捨てるつもりなど毛頭ありません。更に鮫島がスズ子を煽ります。
すると、スズ子はカチンと来てしまい、堪忍袋の緒が切れてしまいます。
ワテかて必死でやってんのに何で、何も知らへんあんたに、何で、そないなこと言われなあかんねん!」。
と声をあげた瞬間、愛子が泣き出しました。その瞬間スズ子は愛子を連れてその場を出ていきました。
タナケンの言葉。
一方、タナケンとの映画の撮影は、クライマックスの二人の歌唱シーンで最終日を迎えます。その直前、タナケンがスズ子の楽屋を訪ねてくるのです。
そしてスズ子に言葉を添えるのです。
続けるしかない。邪魔されようが、誤解されようが芸で伝えるしかない。生き方でわかってもらうしかないんだよ。歌手も役者も。
撮影終了後、スズ子はさっそく羽鳥家に伺います。そして、
次も、ブギでお願いします。ブギで勝負したいんです
といつも以上に熱い視線で羽鳥に新曲をお願いするのです。羽鳥はその熱意に応えてくれるでしょうか?
第98話:2月20日(火)鮫島の策。
撮影所で転倒し、頭に怪我をした愛子だったが、幸い大事には至りませんでした。しかし、この件でスズ子は、タナケンから厳しい言葉を言われてしまいます。
撮影所からの帰り道、スズ子は、
愛子を叱る。
愛子、もうお転婆したらあかんよ。今日みたいにイタイイタイなんねんで。みんな心配したんやから。
と厳しい言葉をかけました。それを見ていた山下が、
抱いたったらどないですか。
と優しく語りかけます。
愛子はスズ子に大事に育てられていますが、母親に甘えたい時に甘えられないことが辛いのだと思います。
シングルマザーの子育ての難しさがここで出ていますね。
りつ子のいらだち。
一方、茨田りつ子は、自身の歌に納得できない日が続き、いらだっていました。マネージャーは歌を休んではどうかと言うと、
歌手が歌わないでどうするの。
と叱責します。
芸能記者の鮫島の策。
りつ子は帰宅中の路地で芸能記者の鮫島に声をかけられました。後をつけてきたのでしょうか?
鮫島は相変わらずりつ子を挑発し、りつ子のセンセーショナル記事ネタを引き出そうとしています。
その後雑誌「真相婦人」を山下さんはスズ子に見せました。その記事はスズ子を批判するりつ子の言葉でした。
「フン! 福来スズ子なんて歌手は終わりよ!」という見出しでした。
記事を見たスズ子は一度りつ子と話しがしたいと山下に申し出ます。しかしこのままでは鮫島の思う壺と言われてしまいます。
スズ子は気持ちを切り替えましたが、鮫島が撮影現場に来ていました。
鮫島はりつ子同様にスズ子にも挑発をしかけます。スズ子はその口車にまんまと乗せられてしまったのです。
その口車とは「スズ子とりつ子の対談」です。ゴシップ雑誌の対談に見事乗ってしまった両人はなんの話をするのでしょう。
第97話:2月19日(月)映画撮影当日。
先週のラストシーンは「ジャングル・ブギー」の舞台です。有楽町のおミネさんも元気になったタイ子ちゃんも見に来てくれました。
「ジャングル・ブギー」も大ヒットでした。そんなスズ子ですが、日常生活は、愛子の育児に大忙しです。
そんなある日、タイ子がスズ子の家を訪ねてきました。すっかり元気になり昔のように和服が似合う日本女性です。
タイ子は、ある決断をしていたのです。その決断のスズ子に報告にきました。大阪に戻り旅館で働きながら再起を図りたいというのです。
一方、スズ子は、タナケン主演の映画に出演することになりました。撮影場所は「条映」?あれどこかで見ましたよね。
そうです、「カムカム」3人目のヒロイン川栄李奈が演じる「ひなた編」で登場していました。
さて、スズ子は、まだ小さい愛子を現場に一緒に連れていくことにするのですが、撮影中に愛子は怪我をしてしまいます。
それにしても羽鳥家の子供たちは成長していましたね。
「ブギウギ」のあらすじをまとめた一覧はこちらから
⇒2023年後期朝ドラ「ブギウギ」のあらすじ一覧。
「ブギウギ」第21週「あなたが笑えば、私も笑う」の感想。
視聴者の感想。
『ブギウギ』はこれまでの朝ドラ史上最も“史実”を十分にいかした傑作だと思います。
ドラマですから多少のアレンジは当たり前で些細なことに目くじらを立てる必要はありません。
笠置シヅ子さんは家政婦さんを置いていたことは事実ですしその他のエピソードも同様です。
ところで来週はいよいよ「買物ブギー」の登場ですね。「東京ブギウギ」に次ぐヒットだけにそのあと曲がどうなるのか心配ではありますが、来週が楽しみです。
まとめ
今週は愛子が障子を破ってスズ子に怒られ、101話では家政婦の大野さんと一緒に張り替えている姿が描かれました。
シングルマザーで仕事に子育てにそして何より一人の女性として生きていくことがまだまだ困難な時代です。
でも大事な子育てですが子供から教えてもらうことも沢山ありますよね。
次週は第22週「あ〜しんど♪」です。
「買物ブギ」がお披露目しますね。スズ子の“ステージ”と“生活感。ブギウギが描いてきた両輪の、さらなる盛り上がりに期待が高まります。