「虎に翼」キャスト一覧と相関図
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朝ドラ「ブギウギ」第19週「東京ブギウギ」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2023年朝ドラ「ブギウギ」
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2023年後期朝ドラ「ブギウギ」第19週「東京ブギウギ」のあらすじと感想を紹介します。

朝ドラ「ブギウギ」は今から75年前、戦後の世の中に、人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手・福来スズ子(趣里)の物語です。

モデルは昭和の歌手「笠置シヅ子」です。
⇒⇒ブギウギのヒロイン「福来スズ子」のモデルは戦後の大スター笠置シヅ子。

先週の第18週(1月29日~2月2日)は「あんたと一緒に生きるで」でした。スズ子にとっては辛く悲しい日々が続きました。

朝ドラ「ブギウギ」第18週「あんたと一緒に生きるで」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

さて、今週の(2月5日~2月9日)ブギウギ第19週は「東京ブギウギ」です。遂に新曲が生まれました。

モデル(実存) ブギウギの設定 ブギウギのキャスト
笠置シズ子 趣里(役:福来スズ子)
服部良一(作曲家) 草彅剛(役:羽鳥善一)
淡谷のり子 菊地凛子(役:茨田りつ子)
村山興業の御曹司 水上恒司(役:村山愛助)
挿入歌 東京ブギウギ

朝ドラ2023年後期「ブギウギ」のキャスト一覧。

さて、趣里さんの「スズ子」をもう一度観たい!そんな時は「NHKオンデマンド」です。

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「ブギウギ」第19週「東京ブギウギ」のあらすじ。

昭和22年(1947年)

愛助が亡くなり、スズ子の子育ても3ヶ月が過ぎました。(昭和22年5月に、愛助のモデルの吉本穎右えいすけは25歳という若さで他界しました。)

スズ子は愛助の最期を見届けすることもできず、子育てに忙しい日々を過ごしていました。

さすがのスズ子も、精神的な支えが欲しくなっていたのです。そんなある日、愛助の母トミがスズ子に会いに来ました。

愛子を引き取らせてほしいというのです。

そこでスズ子は、愛子を育てていくために歌手に復帰しようと考えました。羽鳥善一に新曲を作ってほしいとお願いをするのです。

愛子はスズ子にとって精神的な支えです。そして、歌を歌うことは愛助の願いでもあったのです。

人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与え、日本中をズキズキ・ワクワクさせる名曲「東京ブギウギ」がついに生まれます。

週タイトル 東京ブギウギ
放送日 2024年2月5日(月)~2月9日(金)
放送 午前8時~8時15分
再放送 午後0時45分~1時

「ブギウギ」第19週「東京ブギウギ」のネタバレ。

第91話:2月9日(金)ワンマンショー。

羽鳥善一の気合が入った稽古に臨むスズ子だが、愛子の世話をするために何度も中断することになってしまいます。

このままでは稽古にならないと悩む一同だが、いい解決策を見出すことができません。そんな時、茨田りつ子が稽古場を訪ねてきました。

菊地凛子(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「茨田りつ子」

やがて迎えたショーの当日。

昭和23年(1948年)1月の東京の「日帝劇場」で「東京ブギウギ」のワンマンショーが始まりました。

楽屋で、愛子にキスをしているスズ子。そのかたわらにいるりつ子は、

茨田りつ子
茨田りつ子

あなたの下手な歌を、お客さんが待ってるでしょ?。

と声をかけます。すると、そこに羽鳥が顔を出し、

羽鳥善一
羽鳥善一

僕だって早く指揮棒降りたくてズキズキワクワクしてるんだ。さあ、行こう! トゥリー、トゥー、ワン、ゼロ!。

羽鳥に促されたスズ子が、愛子に言います。

スズ子
スズ子

お母ちゃん、お客さんとズキズキ、ワクワクしてくるわ!。

このシーンは第1話の冒頭(10月2日放送)で描かれていたエピソードですよね。ここでしっかりとつながりました。

でも、放送後の朝ドラ受けの「あさイチ」で大吉さんが言ってました。「そしたらね、微妙に違うの…多分撮り直してると思う」と。

私も後程検証してみます。

人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与え、日本中をズキズキ・ワクワクさせた「東京ブギウギ」まさに昭和の名曲です。

ステージに飛び出したスズ子。

その躍動感にすべての観客が巻き込まれていきます。まさに「ブギの女王」誕生の瞬間でした。

羽鳥が言っていたように、「東京ブギウギ」はスズ子の復興ソングであると同時に、日本の復興ソングになっていきます。

ショーが終わった帰り道。

今日も靴磨きの少年と出会いました。

スズ子
スズ子

きょうもおったなあ。
きょうはな、ものすごい靴履いてる人を連れてきたで。磨いたって

と笑顔でりつ子を紹介していました。その様子を、少し離れたところからスズ子の幼なじみ・タイ子が見ていました。

なぜここに「タイ子」が、この少年の母なのか?

第90話:2月8日(木)「東京ブギウギ」レコーディング。

福来君の復興ソングと言うか、日本の復興ソングなんだ。と言いスズ子に音符を渡して去っていった羽鳥先生。

羽鳥善一がスズ子のために作曲した新曲「東京ブギウギ」は、抜群の出来上がりで、コロンコロンレコードでは、ヒットすること間違い無しと一同は盛り上がっていました。

羽鳥曰くこのブギのアイデアは上海で試し、スズ子にも合うと思って長年温めていたようです。

マネージャーの山下はレコーディングのスタジオに米兵たちを呼んではどうかと提案します。羽鳥は、

羽鳥善一
羽鳥善一

日本のブギってのを連中に見せつけてやろうじゃないか。

と乗り気です。思いもよらなかった提案に、初めは惑うスズ子でした。

草彅(なぎ)剛(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「羽鳥善一」

「東京ブギウギ」のレコーディング。

そして迎えたレコーディング当日、多くの米兵たちがいるスタジオでスズ子は「東京ブギウギ」の録音に臨みます。

ライブ録音は大いに盛り上がりました。スタジオは即席のダンスホール化でしたね。米兵がブギのリズムで踊りだしています。

羽鳥はブギに対する自身の解釈が間違っていないことを確認したことでしょう。

この当時のレコーディングは一発勝負ですからね。新しいリズムとメロディが、焼け跡から復興する日本の歩みと重なった瞬間です。

米兵(米軍GI)を呼んでのレコーディングシーンではスズ子の歌声は聞こえません。無音です。しかし米兵はオーマイゴット!と叫びながら受け入れています。

スズ子の舞台稽古。

スズ子は出産と愛する愛助の死を乗り越えて歌う気力を取り戻しました。だから舞台の稽古も愛子を人任せにはしませんでした。

スズ子
スズ子

ワテはやれるかぎり自分で愛子の世話をしたいんです。

とスズ子は言います。

稽古場に愛子を連れてくることの了承を得たシングルマザーのスズ子は、幼い我が子と二人で新たな一歩を踏み出しました。

稽古が始まるとスズ子は東京ブギウギを歌い出しダンサーも踊っています。明日は日帝劇場のワンマンショーですね。きっと。

素晴らしい演出でした。

趣里(キャスト)は朝ドラ「ブギウギ」でヒロイン「福来スズ子」を演じる。

スズ子が出会った靴磨きの少年。

昭和22年(1947年)戦後から2年が経過し東京は復興したとはいえ、街中ではいまだ戦争の記憶が生々しく映っていました。

当時は米兵やスズ子たちのように裕福な人をみると「靴磨き少年」が近づいてきました。明日への希望に胸を膨らませて懸命にその日を生きていたのです。

少年はスズ子に、

靴磨きの少年
靴磨きの少年

おばさん、靴磨こうか。

と近寄ってきました。スズ子の靴はピカピカで磨く必要がなかったのですが…、年齢を聞きました。

スズ子
スズ子

8歳いうたら、小学2年生?。

と質問します。すると少年は…

靴磨きの少年
靴磨きの少年

知らない。学校は行ってないからな。

と答えました。この少年はいったい誰なんでしょうか。なんの伏線なのか、とても気になります。

第89話:2月7日(水)東京ブギウギの曲が完成。

梅吉が香川からスズ子と愛子を訪ねてやって来ました。スズ子に代わって愛子の面倒を見てやろうと言う梅吉です。

梅吉の優しさ。

まだ子育てでバタバタしているスズ子。でも「歌いたい」と思い羽鳥に新曲を強くお願いしているタイミングで、ふらりと梅吉は現れました。

久しぶりの親子の再会、スズ子と梅吉は懐かしい話やそれぞれの今の話をして過ごし、翌朝梅吉は香川に帰っていきました。

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悩む羽鳥。

一方、羽鳥善一は、スズ子から頼まれた新曲をどうすればいいの深く悩んでいました。

そんなある日、列車に乗って揺られている羽鳥の頭の中に、あるメロディが降って湧いてきたのです。

そのメロディは…。「東京ブギウギ」です。羽鳥はその音符をスズ子の元に届けました。喫茶店で紙に書いた音符の下に「東京ブギウギ」の文字が見えました。

曲が完成し羽鳥は作詞家を探しに去っていきました。作詞は誰なのか?誰に頼むのでしょうか?

草彅(なぎ)剛(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「羽鳥善一」

第88話:2月6日(火)麻里のやさしさ。

スズ子は、羽鳥善一を訪ね、新曲を作って欲しいとお願いをします。珍しくスズ子からの新曲のリクエストに羽鳥は戸惑います。

ですが、スズ子の「助けてほしい」という思いを受け、新曲の作曲を引き受けます。

一方、麻里は、スズ子が一人きりでの子育てに疲れているのではないかと心配しています。そんなある日、愛子が熱を出してしまいます。

スズ子は夜中に村西医院に駆け込み、麻里もスズ子から知らせを受け、駆けつけます。愛子の熱は大したことはなさそうでした。

先輩ママ麻里さん。

子育てに疲れているスズ子を見た麻里は、

麻里
麻里

スズ子さん、明日お邪魔していいかしら。

と語りかけ、翌日、スズ子の自宅を訪れます。

麻里
麻里

あなたの今日の仕事は休むこと。

と言い、麻里は部屋の掃除や料理、愛子の世話をしました。その間、スズ子はゆっくり布団で眠ることができました。

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その日の夜、スズ子は麻里と夕食をともにし、麻里は料理の事や子育ての苦労をスズ子に語って聞かせました。

そして麻里は、

麻里
麻里

スズ子さん、あんまり無理しちゃ駄目よ。
あなた、1人で頑張らなきゃって思っちゃうタイプでしょうけど、1人でなんてできっこないわ。
遠慮しちゃうでしょうけど、いつでも私を頼ってちょうだい

と優しく語りかけながら気遣いをする素敵な麻里さんです。

第87話:2月5日(月)トミの愛。

愛子が生まれて3ヶ月が経ちました。スズ子は、愛助がいなくなった寂しさを感じつつも、愛子とともに気丈に日々を過ごしています。

今週からは愛助の登場はありませんね。二人の姿はスズ子と愛子に変わりました。

さて、山下は、そろそろ仕事を始めてみてはどうかと提案しますが、スズ子は慣れない子育てに追われる日々で、それどころではない状況でした。

山下は、

山下
山下

これからスズさんとお呼びしてもよろしいですか?

とスズ子に言います。するとスズ子は、

スズ子
スズ子

プロポーズかと思いましたわ!。

と冗談を言えるまでになっていました。

しかし、夜になるとふと愛助を思って涙があふれるシーンが映し出されました。悲しみの中でも気丈に振る舞うスズ子を見るのは少し辛いですね。

そんなある日、トミが話があると大阪からスズ子の家を訪ねてきました。スズ子と同様にパッと見は元気そうですが…

トミはスズ子と二人になると、

トミ
トミ

自分は間違っていたのではないか?

と結婚に反対していたことが心残りとなっていたのでしょうか。

スズ子は、

スズ子
スズ子

家族や夫婦に間違いなんてあらしません。

とまっすぐトミの目を見て答えます。

トミが愛子を見て「自分の孫」と呼び、引き取りたいと言い出しますが、どんなことがあっても愛子と二人で生きていくというスズ子の決意は固かったですね。

トミもスズ子も愛助を愛していました。その愛助を失った悲しみは同じです。

トミは、

トミ
トミ

また歌とうてくださいね。あんさんの歌を愛助も天国で楽しみにしてると思いますわ。

と言い、自分もスズ子の歌のファンであることを明かしました。

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「ブギウギ」のあらすじをまとめた一覧はこちらから
2023年後期朝ドラ「ブギウギ」のあらすじ一覧。

「ブギウギ」第19週「東京ブギウギ」の感想。

第1週のアバンで登場した福来スズ子が赤ん坊の愛子を、茨田りつ子に預けてステージに出ていくシーン。

それは、渾身の新曲の初披露だったのですね。

香川の家族や仲間、山下さんやスタッフのみんな、愛する愛助の願いと希望を背負い、生きていく責任がスズ子にはあります。

だからこそ歌うのです。愛助の母トミの出した結婚の条件を強く拒んだ責任もあるのです。

ですから、大スターになる宿命を受け入れているのです。身内よりも、もっと広い世界に目を向けていくのです。

一方、生活感がまるでなく、つねに超然として見えるりつ子も、波乱万丈な日々がありました。

第91話の楽屋のシーンを再撮したことで、りつ子にもまた、苦労の積み重ねた時間を感じることができました。

視聴者の感想。

見ながら第一話のシーンと少しづつ違うな、とは思いました。再撮影だったことは後で知りましたが、素晴らしいステージシーンになったと思います。

ドラマとしては4ヶ月以上だけど、その中でずっと長い時間が流れていたわけですよね。その重みを感じながらの「東京ブギウギ」オン・ステージ。YOUTUBEにステージシーンのみのフルももう出ていて、何回も見てしまった。

ただ長い時間での後、みんな幸せなわけでもないでしょうね。タイ子も幸せそうには見えなかったけど、気になります。

他の途中退場した人々もどうなったのだろう。みんなどこかで姿を見せてくれるとうれしいですけど。

まとめ。

次週は第20週「ワテかて必死や」です。

今週はとてもハッピーでした。タオルは必要ありませんでしたね。趣里さんが歌う「東京ブギウギ」

笠置さんがおりてきたのでは思うようなパワフルで時代を先取りするパフォーマンスでした。でも、久々に登場した不穏なタイ子。

次週予告でも、タイ子は「他人のあんたには関係ない」と言い放ち、スズ子は「一体何があったんや」と動揺していました。

東京に来てたはずのタイ子ちゃんに何があったのか?靴磨きの少年はタイ子ちゃんの子なのか?タイ子ちゃんは旦那さんはどうしたの?

来週はまたタオルが必要になる修羅場の予感です。

2023年朝ドラ「ブギウギ」
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