2023年後期朝ドラ「ブギウギ」第11週「ワテより十も下や」のあらすじと感想を紹介します。
朝ドラ「ブギウギ」は今から75年前、戦後の世の中に、人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手・福来スズ子(趣里)の物語です。
モデルは昭和の歌手「笠置シヅ子」です。
⇒⇒ブギウギのヒロイン「福来スズ子」のモデルは戦後の大スター笠置シヅ子。
先週(12月4日~8日)は⇒第10週「大空の弟」でした。弟の六郎は米国との開戦前に戦死しました。
スズ子はそのショックで苦しみ歌えなくなってしまうのです。その姿を見た羽鳥は、スズ子のために『大空の弟』という楽譜を渡します。
さて、今週の第11週「ワテより十も年下や」では、運命の人との出会いが描かれます。時代はまさに戦時中ですが…。
モデル(実存) | ブギウギの設定 | ブギウギのキャスト |
笠置シヅ子 | 趣里(役:福来スズ子) | |
服部良一(作曲家) | 草彅剛(役:羽鳥善一) | |
淡谷のり子 | 菊地凛子(役:茨田りつ子) | |
村山興業の御曹司 | 水上恒司(役:村山愛助) | |
挿入歌 | ふるさと | |
アイレ可愛や |
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「ブギウギ」第11週「ワテより十も下や」のあらすじ。
愛知に地方巡業に行くスズ子。そこで亡き弟の六郎の面影を持つ青年と出会います。青年の名はまだ学生の村山愛助。
村山愛助は東京の学生で、スズ子の大ファンです。スズ子は宿の宴会に彼を招待します。翌朝、愛助がスズ子たちの宿の代金を半分払って去っていきました。
スズ子は巡業で愛知から神戸に行く列車内で愛助と出会います。
スズ子は愛助にお金を返そうします。すると軍人が「村山の坊ちゃん」と声をかけるのでした。愛助は大阪にある日本随一の演芸会社・村山興業の御曹司でした。
神戸公演後、スズ子は大阪の「はな湯」に立ち寄ります。ゴンベエ夫妻には子供がいました。アホのおっちゃんとアサも結婚していました。
しかし熱々先生は他界していました。
その後、USKにも立ち寄り、桜庭和希や秋山美月との久しぶりの再会に皆、喜びました。
⇒趣里(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じる「福来スズ子」とは。
第11週タイトル | 運命の出会い |
放送日 | 2023年12月11日(月)~12月15日(金) |
放送 | 午前8時~8時15分 |
再放送 | 午後0時45分~1時 |
「ブギウギ」第11週「ワテより十も下や」のネタバレ。
※詳細は視聴後に掲載します。
第55話:12月15日(金)伝蔵が後押し。
愛助から「恋人になってください」と言われ、スズ子は「ちょっと考えさせてほしい」と答えます。
それ以来、スズ子は恋に思い悩んでいました。
一方、マネージャーの五木からは村山興業を敵に回したくないので、波風を立てず、10歳も年下の相手に本気になるべきじゃないと言われます。
そんな思い悩むスズ子に、小夜は悩みを聞こうと、伝蔵のおでん屋台でスズ子からの話を聞きます。
スズ子は学徒出陣によってより愛助を意識するようになったことと、愛助から告白されたことを話します。
ただ、戦況が厳しいなかで恋愛をすること、愛助と年齢が9歳離れていることを気にして、
自分でもみっともない思うわ…。
と言うスズ子。すると伝蔵は…
なんだお前、年のことなんか気にすんのか。
変な歌歌ってるくせに、つまんねえこと気にしやがってよ。
大事なのはな、おめえの気持ちだろ。あの野郎(愛助)は悪いやつじゃねえぜ。なかなかいい目してやがった。
とスズ子にアドバイスを送るのです。
愛助の下宿へと向かうスズ子。
翌日、愛助の下宿先では村山興業の坂口が愛助を説教していました。スズ子は愛助の部屋の前でそのやり取りを聞いてしまいました。
学徒出陣で同級生が戦地に出征している中、色恋にうつつを抜かしている場合ではないと、愛助に注意をしていたのです。
坂口はスズ子のことを…
- ええかげんな人。
- あの女は野心家や
- ボンのことも利用してるかもしれません。
- 後継ぎと歌手の結婚なんてありえまへんわ。
- 女は怖いんでっせ。
- 一時の気の迷いや!
- ままごとや!。
とボロカスにこき下ろしていました。
抑えきれなくなったスズ子はドアを開け、睨みを利かせた坂口と一触即発の状態で第55話は終わりました。
第54話:12月14日(木)告白。
スズ子は小夜を連れて愛助の家を訪ねます。愛助の部屋は音楽などの資料でごった返していました。
愛助はスズ子のレコードもたくさん持っており、スズ子の魅力について語り、「ラッパと娘」の素晴らしさについて熱弁をふるうのです。そして、
福来さんの歌は周囲をパ~ッと明るすると思うんです。つらさや苦しみを吹き飛ばしてくれます。
と、スズ子の魅力を熱弁します。帰り際、愛助はスズ子にまた会いたいと伝えます。
おでん屋で、「学生さん」から「村山さん」と呼び方が変わりますが、まだスズ子には恋愛感情はなかったと思います。
自分を好いてくれるファンと思っていたのでしょう。でもそれで世間は許してはくれません。
やがて、スズ子と愛助は二人で会うようになるのだが、怪しいスーツ姿の男がその様子を密かに見ていました。
その男は愛助の母が経営している村山興業東京支社長の坂口でした。
坂口はスズ子の楽団事務所にやってきて「うちのボンをたぶらかすのやめていただきたい」とスズ子に通告します。
さらに、「恥ずかしないんでっか? 10も下の大学生もてあそんで」とスズ子をなじり、交際するなとほのめかし帰って行きました。
この時点でスズ子は愛助に恋心を燃やしていたことが解りますね。エンディングで愛助は告白します。
僕はスズ子さんのことが好きです。
と。
⇒水上恒司(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「村山愛助」
第53話:12月13日(水)愛助が下宿先へ。
神戸での公演を終えたスズ子は久しぶりにはな湯に帰ってきました。
懐かしい常連客の面々に迎えられ、昔のように庭で話をします。皆、相変わらずでしたが、ゴンベイ夫婦にはお子がいました。
USKの稽古場。
前にもこのメンバーで並んだオフショットがありましたね😊
スズちゃんとの再会シーンのみんなの笑顔、サイコーでした。
林部長の「新・生き血」、一体なんの生き血なんでしょうね。気になりますね…😅#趣里 #清水くるみ #片山友希 #伊原六花 #橋本じゅん#ブギウギ pic.twitter.com/QMhpYOoJ4v— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) December 13, 2023
さらにスズ子はUSKの稽古場にも顔を出し、秋山美月、リリー白川、桜庭和希、そして林部長と久しぶりの再会を果たしとても嬉しそうでした。
スズ子の原点であるUSK。4名で「強く、たくましく、泥臭く、そしてあでやかに!」を久しぶりに聞きましたね。
東京の梅丸楽劇団でスズ子とともに活動していた秋山美月も元気そうでした。そして入団の時からの付き合いの林部長とも再会しました。
⇒伊原六花(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じる役は「秋山美月」
その楽しい時間もあっという間に過ぎ、スズ子が東京に戻ります。すると、愛助からたくさんの手紙が届いていました。
愛助の手紙
⇒水上恒司(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「村山愛助」
手紙を読むスズ子のやわらかな表情が心に残ります。地方巡業を重ね、疲れていたスズ子はそのまま床に入りました。
そこで見た夢は、学生服を着た人がカメを大切そうに持ってスズ子の前に立っていました。
スズ子は思わず、
六郎……?。
と声をかけますが、その人は愛助でした。
カメをプレゼントさせてください。
と言う愛助、そしてスズ子は、
あかん、あきまへんて! カメがなんぼ長生きいうても、ワテより十も下や。
あかん。あかん!
と、支離滅裂に応えていましたね。
六郎の姿と重なってしまう愛助。それは好意が何なのでしょうか?そして愛助はスズ子の下宿先まで訪ねてきました。
53話はスズ子の複雑な心境を描いていました。
第52話:12月12日(火)学生さんは御曹司。
スズ子は、お金を取ったのではと小夜が疑ったおわびに、学生さんを食事に誘います。その学生さんは村山愛助という名前で、スズ子の大ファンでした。
ホンマにずっとファンでした。
と、語る愛助。そしてさらに…。
福来さんは独特です。
歌がうまいのは当たり前なんですけど、何や聞いてるとええ気持ちになるいうか、吸い込まれてしまうんです。
との愛助のラブコールにスズ子も照れていましたね。
翌朝、スズ子たちが旅館を出ようとすると、愛助がすでに宿代の半分を支払っていました。
そして、次の巡業先へ向かおうとスズ子たちが汽車に乗り込むと、愛助も同じ車両に偶然乗り合わせていたのです。
そこで愛助の素性が軍人さんの一言でスズ子たちにもバレてしまいます。愛助は大阪随一の演芸会社である村山興業の御曹司だったのです。
⇒水上恒司(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「村山愛助」
小夜が騒いでいた無くなった(盗まれた)と思っていた「お金」は小夜の靴下から見つかり一件落着しました。
エンディングではスズ子は近くに居た女の子のリクエストに応えて「ふるさと」を歌います。
スズ子の独唱からトランペット演奏も加わり、列車の中は戦時中とは思えぬ陽気なムードに包まれました。
愛助とスズ子の恋の始まりがここから始まるのでした。
第51話:12月11日(月)学生さんとの出会い。
昭和18年、アメリカとの戦争に終わりが見えない中、「福来スズ子とその楽団」は地方巡業を重ねていました。
スズ子は、羽鳥善一から作曲してもらった「アイレ可愛や」を歌い、相変わらず人気を博していました。
そんなある日、巡業で訪れていた愛知の劇場に運命の人が現れます。
その男性は、歌い終わったスズ子たちの楽屋に、興行主に連れられてやってきました。スズ子の大ファンだという一人の学生さんです。
⇒水上恒司(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「村山愛助」
よ、よろしいですって! ホンマによろしいです!。
と恐縮している学生さん。興行主は「ようないが! ボン、なに照れとるだ!」と愛助をスズ子に紹介しようとしています。
その学生さんは照れ笑いを浮かべながらその場を去っていきました。
スズ子は、
ビックリしたわぁ…全然似てへんのに…。
とつぶやき、戦死した六郎を思い出していました。
その後、スズ子と楽団は宿に到着しますが、そこでもその学生さんと出会います。スズ子とその学生さんは赤い糸で結ばれていたのでしょうか?
「ブギウギ」のあらすじをまとめた一覧はこちらから
⇒2023年後期朝ドラ「ブギウギ」のあらすじ一覧。
「ブギウギ」第11週「ワテより十も下や」の感想。
55話でもおでんの具が大根だけになっていましたね。色の白い大根はおいしくないと思うけど醤油も手に入らなくなった時代なのかな。
伝蔵さんも苦労したのでしょう。言葉に重みを感じました。そして愛助の目を見ていたのですね。伝蔵さんがカッコよかった。
視聴者の感想。
引用:ヤッフーニュース。
汽車の中で歌ったふるさと。すごく胸に響いた。スズ子の歌声は、とても涙腺を刺激される。なぜか泣けてくる。
最初のアカペラも良かったし、一井さんのトランペット版もすごく良かった。情感があって、引き込まれた。
隣に座った女の子のために歌ったけど、愛助さんはスズ子を熱視線で見て聴き入っていたね。
こんなに近くで憧れのスズ子の歌が聴けたら、もうすっかり虜になってしまうね。益々好きになるよね。
スズ子から見たら今は弟のような感覚で、六ちゃんの面影を感じる存在。いつしか恋愛関係になっていく過程がどうなるか気になる。
幸せそうなスズ子の姿が見たいな。
まとめ。
次週は第12週「あなたのスズ子」です。
第12週の予告で村山興業の社長で愛助の母である小雪が演じる村山トミが登場していました。トミは愛助とスズ子の恋愛を許してくれるのか?
愛助とスズ子の恋の行方はどこに向かうのでしょうか?
愛助は若くて純粋なボンボンなので世間ではやはりスズ子がたぶらかしていると思うのでしょうか?
だとしたら、スズ子がかわいそうですよね。