2023年後期朝ドラ「ブギウギ」第13週「今がいっちゃん幸せや」のあらすじと感想を紹介します。
朝ドラ「ブギウギ」は今から75年前、戦後の世の中に、人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手・福来スズ子(趣里)の物語です。
モデルは昭和の歌手「笠置シヅ子」です。
⇒⇒ブギウギのヒロイン「福来スズ子」のモデルは戦後の大スター笠置シヅ子。
先週の第12週は「あなたのスズ子」でした。
今週の第13週「今がいっちゃん幸せや」では、愛助の病名がわかりスズ子は…。
モデル(実存) | ブギウギの設定 | ブギウギのキャスト |
笠置シズ子 | 趣里(役:福来スズ子) | |
服部良一(作曲家) | 草彅剛(役:羽鳥善一) | |
淡谷のり子 | 菊地凛子(役:茨田りつ子) | |
村山興業の御曹司 | 水上恒司(役:村山愛助) | |
挿入歌 |
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「ブギウギ」第13週「今がいっちゃん幸せや」のあらすじ。
交際を始めたスズ子と愛助。愛助は以前から結核だったことを明かします。そして、
愛助は「僕の病気がようなったら結婚してください」とプロポーズしました。
ええよ、結婚しよう。
とOK。
スズ子の献身を知った坂口は、三鷹に2人のための家を借り、愛助をスズ子に頼みます。小夜もその家の近くに引っ越し、スズ子と愛助は幸せな日々を過ごします。
体調が良くなってきた愛助はスズ子の楽団が休止中なのを心配していました。
そこで山下をマネージャーにつけてもらおうと、大阪にいる母トミへ自分で頼みに行こうとします。
それを聞いた坂口は愛助の代わりに大阪へ。トミはスズ子の看病の話を聞いて、山下の件を承諾しますが、愛助との交際は認めません。
愛助の病気は完治することはありませんが、普通に暮らせるほど回復しました。
ワテ、今までの人生の中で、いっちゃん幸せや。
と喜びます。
そんなある日、東京や大阪で空襲。やがて空襲が当たり前になっていきます。
⇒趣里(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じる「福来スズ子」とは。
第13週タイトル | 今がいっちゃん幸せや |
放送日 | 2023年12月25日(月)~12月29日(金) |
放送 | 午前8時~8時15分 |
再放送 | 午後0時45分~1時 |
「ブギウギ」第13週「今がいっちゃん幸せや」のネタバレ。
総集編:12月29日(金)前編。
総集編の放送です。戦後の世の中に、人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手・福来スズ子。
歌で日本中をズキズキワクワクさせた、笑いと涙の物語です。歌と踊り満載の総集編・前編の放送です。
第64話:12月28日(木)東京大空襲。
東京に戻ったスズ子は、空襲で一面が瓦礫(がれき)になっている惨状を目の当たりにします。
スズ子が三鷹の家に戻ると、幸いなことに家の付近は空襲はなく、愛助とも無事再会しました。
坂口からは、トミも無事だと聞くが、東京や大阪の多くの知り合いの安否はわからないままでした。
空襲が当たり前になった1945年8月の東京です。スズ子に慰問の依頼が来ますが、愛助と離れ離れになるのは辛いので断ります。
ある日、防空壕の中には子供たちの泣く声もありみんなピリピリしています。そこで愛助はスズ子に歌のリクエストをします。
スズ子は「アイレ可愛や」を口ずさみながら披露すると防空壕にいる皆さんにも笑顔が戻ってきました。
愛助は「皆スズ子の歌を待っているスズ子の歌で元気がでる」。と言い、だから慰問に行きなさいとアドバイスをします。
スズ子はまた慰問に出かける決意を固めました。
第63話:12月27日(水)新マネージャー。
トミの許しが出て、山下が正式に楽団のマネージャーとして加わることになりました。
スズ子は、日本各地を慰問でまわり、東京に戻ると愛助の看病を続けるという忙しい日々を過ごします。
やがて、愛助も回復し、二人はささやかな幸せな生活を送ります。
しかし、東京都心でも空襲が起こるようになってきました。一方、上海では羽鳥善一が軍からある依頼を受けることになります。
第62話:12月26日(火)愛助の想いは?
結核が再発した愛助の看病を、三鷹の家で続けることになったスズ子は、日々愛助のために身を尽くしていました。
そのおかげか愛助の病状は少しずつ快方へ向かいます。しかし、マネージャーがいなくなったスズ子と楽団は全く活動ができな状況が続きます。
愛助はそんな状況に対して引け目を感じていました。
愛助の気持ち。
あの人を舞台から遠ざけててええんやろうか?
と感じていた愛助。
自ら大阪へと出向いて母・トミに「マネージャーの件」を説得すると坂口に言います。しかしそれは無謀なので坂口は愛助に代わってトミを説得すると約束するのです。
坂口は社長のトミを説得します。
坂口:「わしもボンと同じ思いです。福来スズ子の力になりたい」と社長のトミに伝えます。坂口は誰よりも愛助とスズ子の関係を理解していたのです。
トミは、愛助の看病をしてくれた恩返しとして山下がマネージャーに就くことを了承しますが、2人の交際は認めていません。
⇒小雪(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「村山トミ」(初出演)
一方、上海にいる羽鳥善一は、中国の音楽家たちと交流し、新たな音楽を模索していました。
第61話:12月25日(月)三鷹の新居。
喀血した愛助を見たスズ子は医者を呼びに行きます。診断は結核でした。
なかなか診断を受け入れられないスズ子だったが、愛助は昔から結核で、治ったと思っていたのが再発したのだといいます。
そして、医者からは特効薬もなく手の施しようがないと言われてしまいました。
入院した愛助を、スズ子は、つきっきりで看病します。そんな二人のもとに、坂口が訪ねてきます。
坂口が最初に目にしたのは、一生懸命看病しているはずのスズ子が愛助の膝の上で幸せそうに眠る光景でした。
疲れ切って寝てしまっていたのです。結核は今では完治し命の危険も少ない病気になりました。しかし当時は違います。
スズ子は結核の患者にむやみに近づいてはいけないと言われても、空襲警報が発令され、命の危険が迫っていても、愛助のそばを決して離れようとはしません。
そんな献身的に愛助を看病するスズ子を見ていた坂口はスズ子の人となりを知り、態度を一変させました。
坂口にとっての愛助は村山興業の大事な後継ぎであるが息子みたいな存在だったのでしょう。
そんな愛助を心から愛してくれるスズ子に坂口は看病を託すのです。坂口は2人の為に三鷹に家を借りました。
スズ子は下宿先を出て、三鷹の家で愛助と一緒に過ごすこととなりまるで新婚のような暮らしを始めるのです。
「ブギウギ」のあらすじをまとめた一覧はこちらから
⇒2023年後期朝ドラ「ブギウギ」のあらすじ一覧。
「ブギウギ」第13週「今がいっちゃん幸せや」の感想。
戦争が一般人を襲い人々は極限状態になっていると思います。そんな時に64話で見せてくれたスズ子が防空壕で歌う「アイラ可愛や」
その歌が人を正気に戻せてくれました。日本の一番悲しい時代だったと思います。
今でもガザやウクライナでは理不尽に爆弾を投下され家を焼かれ破壊され民間人が殺されています。
戦争の悲惨さをあらためて感じながらも歌のエネルギーを感じた今年最後の「ブギウギ」に感謝です。
視聴者の感想。
引用:ヤッフーニュース
人と人、国と国とが争い殺し合う戦争。
それとは真逆に献身、自己犠牲といった愛の本質一筋に生きるスズ子と愛助。
敵機の頻繁な来襲により常に死と隣り合わせの日々であれば誰しも自分の身を護るのが精いっぱいの時代。
人間のエゴがどうしようもなく剥き出しにならざるをえない環境であればあるほど、ふたりの純愛は美しく輝きを増すように思います。
まとめ。
次週は第14週「戦争とうた」です。