「虎に翼」キャスト一覧と相関図
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2024年前期朝ドラ「虎に翼」第17週「女の情に蛇が住む?」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2024年朝ドラ(虎に翼)
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2024年前期朝ドラ「虎に翼」第17週「女の情に蛇が住む?」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

今週は寅子にとってもとっても懐かしい人と再会します。でもその女性もある問題を抱えていました。

その女性はいつから新潟の地で暮らしていたのでしょうか?気になりますね。

ところで、伊藤沙莉さんが演じる猪爪寅子をもう一度観たい!尾野真千子さんの語りをもう一度聴きたい、と思いませんか?

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「虎に翼」第17週「女の情に蛇が住む?」のあらすじ。

週タイトルの意味。

週タイトルの「女の情に蛇が住む?」とは、

女の情愛は執念深く、深入りすれば恐 ろしいものだ。

と言うたとえで使われますが「女の情愛」とは誰を指すのでしょうか?寅子が担当する裁判の被告と関係があるのでしょうか?

なんとなく、美佐江が、特別な方だけに渡すという「赤い腕飾り」と関係していると思うのですが…。

第17週「女の情に蛇が住む?」あらすじ。

昭和27年(1957年)

寅子は、華族の家系を絶やさぬために婿養子を迎え、法曹界への道を諦めた学友・桜川涼子と偶然再会しました。

空襲で車椅子生活になったお手伝いさんの玉と共に喫茶店を経営し、地元の高校生に英語を教えたりもしながら暮らしていたのです。

一方寅子は…

新潟地・家裁では、少年によるひったくり事案に絡んだ傷害事件の裁判が進行していましたが、奇妙な事が起こります。

それは突然、6人もの少年が自分の犯行だと名乗り出てきたのです。一体何が起こったのか…。

モデル(実存) 寅に翼の設定 寅に翼のキャスト
三淵嘉子 猪爪寅子ともこ 伊藤沙里(役:猪爪寅子)
猪爪花江 森田望智(役:花江)
星航一 岡田将生(役:星航一)
語り(ナレーター) 尾野真千子
主題歌 米津玄師「さよーならまたいつか!」

伊藤沙里が演じる猪爪寅子のモデルは三淵嘉子さん。
虎に翼のヒロイン「猪爪寅子」のモデルは戦後初の女性弁護士・裁判官「三淵嘉子」

「虎に翼」第17週「女の情に蛇が住む?」のネタバレ。

週タイトル 女の情に蛇が住む?
放送日 2024年7月21日(月)~26日(金)
放送 午前8時~8時15分
再放送 午後0時45分~1時

※詳細は視聴後に掲載します。

ネタバレ第81話:7月22日(月)14年ぶりに再会。

昭和27年(1952年)

航一の行きつけである喫茶店「ライトハウス」を経営していたのは涼子と玉でした。

再会を喜ぶ寅子でしたが、玉は事情を抱えているようで、寅子と再会しても表情はとても暗かったですね。

二人はこの場所で、昼は喫茶店を営み、夜は高校生に勉強を教える塾を開いていました。

涼子との再会は14年ぶり

寅子と涼子(玉も)は実に14年ぶりの再会となりました。戦後の華族制度の廃止で涼子は質素な佇まいだが、上品さも寅子たちを気遣う優しさも変わっていません。

戦前の華族制度は身分でその身分を失ったことで、苦労したことは想像できます。ただ、今の涼子は明るくなっていました。

寅子に向かって「本当にご立派になられて、こちらまで誇らしい気持ちになっておりましたの」と話す涼子。

寅子はよねたちの近況を話した時も、「皆様のご無事と幸せをずっとお祈りしておりましたの」と思わずワッと泣き出します。

本来持っている涼子の思いやりのある気立てが映るシーンでした。

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涼子と玉の塾。

涼子たちの塾(喫茶『ライトハウス』)には先週(16週)で山の境界線をめぐる民事調停で関わった森口の娘・美佐江の姿もありました。

美佐子は高校三年生で玉の英語の授業を受けていました。成績優秀で、東京の大学入学を目指しているとのことです。

法学部志望ということもあり、寅子を見ると早速に自己紹介し挨拶していました。

ネタバレ第82話:7月23日(火)玉の苦しみ。

寅子は「学校に友達はいない」という優未の発言が気にかかっていました。

出勤すると、杉田が深田(麻雀はできません)を杉田が開催する麻雀大会にしつこく誘っていましたが、麻雀ができない寅子が参加すると言うと断られてしまいます。

そんな中、寅子は新潟地裁である暴行事件を担当することになりました。被害を受けた19歳の少年・元木は、市内で頻発するひったくり事件に関わっているようでした。

涼子の結婚は?。

法律を学ぶ学生時代の寅子たちは華族である涼子を特別扱いしていませんでしたね。そんな仲間を涼子は嬉しく思っていたのです。

ですが、第28話で、弁護士ではなく結婚の道を選ぶ涼子の姿を描いていました。華族制度を守るために結婚すると言って寅子たちと別れてしまいました。

その後の展開はまだ明らかになっていませんでしたが、今週その全てがわかるのでしょうか?

玉の表情。

日曜日。喫茶店ライトハウスに呼ばれた寅子は、涼子と玉の「とっておきの料理」を懐かしみながら学生時代を思いだしていました。

そこで、寅子は、玉がときおり沈みかける表情が気になっていたのです。涼子が外出する時間で玉に何か言いたいことはないと聞き出すのです。

ネタバレ第83話:7月24日(水)玉の想い。

航一から、市内で頻発するひったくり事件の犯人と名乗る人物が自首してきたと連絡が入りました。

ただ、おかしなことに、元木を含む7人の少年たちは学校も違い、何のつながりもないと言うのです。

玉の想い。

玉は寅子に、涼子が自由になれないのは自分のせいだと言うのです。

「私がいなくなれば、お嬢様は自由になれるんです」「身分からも、お母様からも解放されたのにこれじゃ……あんまりです」

と。

でも涼子は戦中に母を亡くし、離婚し、戦後は華族制度が廃止され全てを失いましたが玉がいることで元気にお店を開くことができたのだと思います。

決して玉が負担になっていることはないと思われます。

美佐江の赤い腕飾り。

美佐江は、特別な方だけに渡すという「赤い腕飾り」を寅子に渡します。しかし、法廷で被告元木も腕につけていました。嫌な予感。

美佐江は一連の事件と何らかの関係があるのだろう。寅子は美佐江に赤い腕飾りについて追及します。

すると、突然赤い腕飾りを引きちぎります。しばらく沈黙した時間が流れ…、「ごめんなさい。用事を思い出したので、今日は帰りますね」と礼儀正しくその場を立ち去りました。

ほとんど表情を変えず、品性のある佇まいがとても恐ろしく映るシーンです。何か病気でなければよいのですが。

ネタバレ第84話:7月25日(木)玉と涼子が親友に?

ある日曜日、優未を稲に任せて留守番を頼みます。涼子のお店ライトハウスにやってきた寅子は、玉から聞いたことを話します。

玉は戸惑います。涼子は何のことが突然で分かりません。ただ寅子は正面から二人で話し合えるようにしたかったのです。

玉の悩みと涼子の想い。

玉は自分がいるせいで、涼子が好きなことができないのではとずっと悩んでいました。涼子は母・寿子が亡くなる際に残した言葉を打ち明けます。

涼子は、夫と離縁したのは、玉のせいではないと話します。夫を桜川家から解放したかったのです。

涼子の母寿子は最期の瞬間まで、涼子に跡継ぎを産むようにと話をしていました。家を守ることが絶対的な使命であったのでしょう。

母が亡くなり、涼子はいっそう玉と離れることができなくなり、玉の将来を奪ってしまったと思っていたのでしょう。

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玉と涼子は親友に。

玉は今でも涼子を「お嬢様」と呼びます。しかし寅子は二人は対等関係になるべきだと言います。そうです、二人はお互いを信頼しているのです。

寅子のおかげで二人は十分話し合いこれからは親友でいてね(bosom friend=腹心の友)と英語で会話しました。

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涼子と玉の絆。

戦後、新憲法が施行され、華族制度が廃止されました。立場上は全ての人が平等になりました。涼子と玉も平等であり対等なのです。

しかし、それは理論上のことで感情は今までの生活感もあり縛る鎖は存在していたのでしょう。

そこから解放され未来に一歩を踏み出せねばなりません。新潟で新しい生活をはじめた涼子と玉は、人生をともに歩む相手として、深い感情でつながっているのです。

ネタバレ第85話:7月26日(金)解放。

玉の将来を奪ったのは自分だと涼子自身も悩んでいました。でも二人はお互いの心の内をさらけ出し話しました。

そのおかげで二人は主従関係から解放され親友としてこれから生きていきます。玉がはじめて「涼子ちゃん」と呼ぶシーンに感動しました。

よりどころ。

また、寅子は新潟には長くいることができないことで稲の将来も考えていました。一人でいることは寂しいことです。

そこで寅子は涼子と玉の二人を応援するため、また稲自身のためにも、稲を涼子たちに引き合わせます。

ライトハウスの休憩中に玉が英語の本を、涼子が法律の本をそして稲が刺繍をしながらゆっくりと流れる空気のシーンは最高です。

そして、寅子は航一と接するうちに、友達がいなくても強い心を持つ優未の考えを尊重できるようになりました。

寅子と優未の溝は確かに埋まりつつあります。優未は芯が強く成長しています。航一と初めて会うシーンではすぐに馴染んでいましたね。

きっと父親の存在を感じていたのでしょう。会うことができなかった父親の存在を…。

航一が杉田兄を抱きしめる。

杉田から誘われていた彼主催の麻雀大会の会場に航一と寅子、そして優未の三人で訪問します。

麻雀会場(と言っても2卓しかありませんでしたね)に入ると杉田兄が優未を見るなり、うずくまって泣き出してしまいます。

それは、長岡の空襲で孫娘を亡くしたことに関係しているのでしょう。ここでは戦争の爪痕が残っていました。

杉田も大切な人の死を受け入れられていません。さらにそんな杉田に近づいて抱きしめる「航一」。このシーンをはてと思って眺める寅子。

航一の戦争の爪痕はまだ明らかになっていませんね。

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「虎に翼」のあらすじのまとめ一覧はこちら。
2024年前期朝ドラ「虎に翼」のあらすじ(ネタバレ)1週から最終週まで一覧。

「虎に翼」第17週「女の情に蛇が住む?」の感想。

今週は涼子と玉の絆を中心とし平等とか対等とかの人間関係の機微をテーマにしていると思います。

優未の心の支えとなるのは学校の友達だけではないのです。東京に残っている家族も心の友なのです。

寅子は稲をも孤独から救い涼子のお店で働くことを勧めました。では寅子の支えになってくれる方は誰なんでしょうか?

もちろん花江は唯一無二の親友であり心の支えになっていると思います。しかしそれ以上にこれからの日常生活で欠かせない人がいるのです。

それが航一なのですが、その瞬間の日はいつ現れるのでしょうか?

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース。

涼子様と玉ちゃんが主従関係を超えて、胸の内を全部吐露し話し合う事が出来て良かった。お互いを思っていた気持ちがちゃんと伝わったと思う。
最後親友になってほしいは、英語だとお互いyou で呼び合えるから対等な関係で思いを伝えられましたね。これで2人の距離が更に縮まり本当の親友、素敵なシスターフッドのようでした…もう涙腺崩壊です

まとめ。

次週の「虎に翼」は第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」です。

85話のエンディングで、会計のために部屋を出た航一のシーンがありました。彼の顔からは笑みが消えていました。

今週の裏テーマは「解放、溝、よりどころ」でしたね。華族制度からの解放、寅子と優未の溝、そして稲のよりどころが描かれたと思います。

さて、次週の予告には「その罪を僕は誰からも裁かれることなく生きている」という航一のセリフがありました。

航一の過去が描かれるのでしょうか?そして航一のよりどころはあるのでしょうか?

2024年朝ドラ(虎に翼)
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