2024年前期の朝ドラ「虎に翼」で韓国の女優（キャスト）のハ・ヨンスさんは主人公・寅子と同級生の“崔 香淑”を演じます。
朝鮮半島から来日した「崔 香淑」は先に日本留学をしていた兄が呼んでくれました。
日本という異国の地に行くのはとても勇気がいることで来日当初はとても不安だったと思います。
日本で暮らす兄が登場するかは定かではありませんが、崔 香淑が猛勉強をして日本語を学び明律大学女子部法学科に入学しました。
朝ドラ「虎に翼」でキャストのハ・ヨンスが演じる“崔 香淑”の学生時代。
「留学生・崔 香淑」とは。
とてもおとなしい性格で朝鮮半島から留学しているので、違う国の人間ということで周囲に気を使い空気を読んで大学生活しています。
自分の気持ちを抑えるために眼鏡に触れるのが癖になっていました。しかし、大学で学ぶ仲間たちの頑張る姿に感化され次第に自分の意見を強く出せるようになっていきます。
大学で香淑といつも一緒にいるのは一番年上の同級生である「大庭梅子」さんです。梅子さんはいつも香淑を気にかけてくれます。
「崔 香淑」の登場。
「崔 香淑」は第2週「女三人寄ればかしましい？」の入学式で寅子たち同級生と一緒に登場します。
⇒2024年前期朝ドラ「虎に翼」第2週「女三人寄ればかしましい？」のあらすじ（ネタバレ）と感想。
まだおとなしい外国から来た留学生です。
「虎に翼」は「女性差別」「女性蔑視」がテーマになっています。まして当時朝鮮半島から来日し日本の大学に入学すること自体「人種差別」の新たな火種を抱えています。
そのテーマでの描き方は何話になるかわかりませんが、彼女と兄の立場が辛く苦しい逆風が吹くシーンが描かれると思います。
「崔 香淑」と寅子の関係は？
朝鮮の人々との差別問題に寅子は必ず「崔 香淑」の良き理解者となるはずです。それは同級生という立場ではなく一人の女性として一人の人間としての尊厳を守るためだと思います。
しかし、ドラマの展開では日中戦争が激化しており、日本の統治下であった朝鮮への人々にも弾圧の手が押し寄せてきました。
「崔 香淑」の兄も当局から目をつけられ彼女は日本で学ぶことが難しくなり寅子たち仲間と別れることになります。
香淑は朝鮮に帰ることになりました。この後、香淑はどうなるのか？再登場の展開があれば追記します。
⇒2024年前期朝ドラ「虎に翼」第6週「女の一念、岩をも通す？」のあらすじ（ネタバレ）と感想。
虎に翼に出演するキャストの役の一覧はこちら。
⇒「虎に翼」朝ドラ2024年前期のキャストと相関図発表一覧。
朝ドラ「虎に翼」でキャストのハ・ヨンスが演じる“崔 香淑”の戦後。
朝鮮半島に帰国した「崔 香淑」が気になりますね。
戦後の朝鮮半島は日本から解放されましたが、国が分断してしまいます。そこまで描くのかは定かではありませんが…
「崔 香淑」が帰国した後の戦後は描かれると思います。その登場を待ちましょう。
「崔 香淑」は日本人と結婚。
「崔 香淑」は日本人の汐見圭と一緒に日本に戻ってきていました。その日本人とは寅子と一緒に家庭裁判所設立準備室ではたらく汐見圭です。
汐見圭は下戸である会合の時、誤って酒を飲んでしまいました。酔いつぶれた彼を自宅まで送ると崔 香淑が出てきたのです。
香淑は戸惑いますが、寅子はもっと驚いていました。香淑は汐見の奥さんになっていました。
⇒2024年前期朝ドラ「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し？」のあらすじ（ネタバレ）と感想。
そして、第13週「女房は掃きだめから拾え？」ではかわいい女の子を出産していました。
まとめ。
2024年4月1日から始まった「虎に翼」。現代社会の価値観とは全く違う時代に女性初の弁護士に挑戦する女性たちがいました。
その中には、朝鮮半島から留学し法律を学び当時の女性の将来に明るい未来を築こうとした「崔 香淑」もいました。
当時は今と違い異国に留学するのはとても勇気がいることだと思います。先ずはその国の言葉を学ばなければなりません。
まして法律という日本人でも意味不明な言葉を解釈しなければ大学の授業にもついていくことはできなかったはずです。
ですので知能指数（IQ）はとても高い人だったと思います。キャストのハ・ヨンスさんも日本語がとても上手ですよね。
独学で勉強したそうですよ。それはさておき、寅子と香淑そして同級生の活躍を見守りながらドラマを楽しく視聴していきます。
