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朝ドラ「ブギウギ」第23週「マミーのマミーや」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2023年朝ドラ「ブギウギ」
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2023年後期朝ドラ「ブギウギ」第23週「マミーのマミーや」のあらすじと感想を紹介します。

今週を含めて後4週になりましたね。

朝ドラ「ブギウギ」は今から75年前、戦後の世の中に、人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手・福来スズ子(趣里)の物語です。

モデルは昭和の歌手「笠置シヅ子」です。
⇒⇒ブギウギのヒロイン「福来スズ子」のモデルは戦後の大スター笠置シヅ子。

先週のブギウギ第22週(2月26日~3月1日)は「あ〜しんど♪」でした。新人のマネージャーは立派になってくれると嬉しいですね。

そして、今週のブギウギ第23週(3月4日~8日)は「マミーのマミーや」です。アメリカ公演のチャンスを掴んだスズ子が羽ばたきます。

モデル(実存) ブギウギの設定 ブギウギのキャスト
笠置シズ子 福来スズ子 趣里(役:福来スズ子)
服部良一(作曲家) 羽鳥善一 草彅剛(役:羽鳥善一)
淡谷のり子 茨田りつ子 菊地凛子(役:茨田りつ子)
富沢真理子 麻里 市川実和子(役:羽鳥善一の妻・麻里)
挿入歌

朝ドラ2023年後期「ブギウギ」のキャスト一覧。

「ブギウギ」第23週「マミーのマミーや」のあらすじ。

昭和25年(1950年)~昭和26年(1951年)

今週はいよいよスズ子がアメリカに渡り公演を行うことになります。でも、4週間の公演はスズ子にとってチャンスなのですが心配もありました。

それは愛子の渡航許可が下りず一緒にいくことができなかったからです。それを知った愛子は泣きじゃくります。

それでも、羽鳥の妻・麻里さんが背中を押してくれ羽鳥と一緒に渡米しました。帰国後は世田谷に建てた新居に向かい愛子と抱き合うのです。

そんな時、香川で生活していた父の梅吉が癌を患っていたことを知ります。梅吉はとても優しい言葉をスズ子に賭けて逝きました。

葬儀も終わりスズ子は生みの母であるキヌと再会します。そうです、マミのマミはキヌさんでしたね。

週タイトル マミーのマミーや
放送日 2024年3月4日(月)~3月8日(金)
放送 午前8時~8時15分
再放送 午後0時45分~1時

さて、趣里さんの「スズ子」をもう一度観たい!そんな時は「NHKオンデマンド」です。

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「ブギウギ」第23週「マミーのマミーや」のネタバレ。

第111話:3月8日(金)マミーのマミーに再会。

梅吉が亡くなりました。葬儀では、松吉が号泣しながら、遺影の自慢をしています。そんな中、スズ子は、葬儀に参列していた杖をつきながら歩く初老の女性と目が合いました。

それは、およそ15年前に一度だけ話をしたことがあるスズ子の生みの親、キヌでした。

あのときは幼かった二人の息子たちも、今では立派な青年となっていました。スズ子は、キヌと二人で話をします。

マミーのマミーに会って。

23週のエンドとなる金曜日も号泣でした。スズ子とキヌさんは松林の松に腰かけて15年の歳月の時空を感じていました。

この森林は第5週「ほんまの家族や」22話でスズ子がキヌさんと別れた後、無我夢中で駆け抜けた松林ですね。

15年後のスズ子は香川でも有名人でしたね。キヌの息子二人も大きくなりスズ子のファンのようでした。

スズ子の実母はキヌですが、梅吉との会話のようにはいきません。無言の時間が過ぎながらスズ子は「お幸せ……そうですね」と言います。

すると、キヌはゆっくりと受け止めるようにして「はい」と答えました。親子の会話ではありません。

でも、キヌと別れ際に、愛子からあのおばさん誰と聞かれると、スズ子は「マミーのマミーや」と答えます。

その言葉はキヌさんにも聞こえました。キヌさんはこれでスズ子さんが許してくれたのだと思い涙し笑みも浮かべていました。

長く会わない、いや会えない母と子。でも最後はやはり通じ合う何かがあるのだと思います。それが血というものなのか?親子とはそういうものなのでしょう。

趣里(キャスト)は朝ドラ「ブギウギ」でヒロイン「福来スズ子」を演じる。

第110話:3月7日(木)梅吉の父ちゃんブギ。

昨日見つけたアルバムは梅吉が海水浴場で撮っていた女性の水着写真で誰もが喜んでモデルになってくれたようです。

梅吉は誰もが愛するキャラでした。

替え歌父ちゃんブギを歌う二人。

梅吉の容態は医者から今夜が山だと聞かされます。スズ子は、寝ている梅吉に、昔を思い出しながら話しかけました。

110話のこのシーンは是非視聴して下さい。号泣でした。

梅吉はスズ子に「血より濃いもんでつながってる」と言い、「わしらを親にしてくれた」と感謝していました。

梅吉はスズ子の親になると決め、一生かけてそれを貫きました。そして、梅吉は天国に旅立つときに全てを伝えた、一切のわだかまりは消えました。

スズ子はいつまでも梅吉に縋りつき泣きじゃくり離れようとしません。

柳葉敏郎(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じる「花田梅吉」とは。

第109話:3月6日(水)帰国。

スズ子は4ヶ月間におよぶアメリカ公演から帰国し、留守中に完成した新居に帰ってきました。

スズ子
スズ子

あ……愛子! 愛子~! マミーやで! 愛子! マミーやで! 今帰ったで!

と声をあげながら愛子のもとへ駆け出します。

スズ子は、愛子が自分を受け入れてくれるのか心配していました。案の定愛子はすぐには抱き着いてはくれませんでした。

でもマネージャーの柴本タケシがチョコレートを見せて愛ちゃんに渡すとマミーよりチョコが好きと冗談を言ってくれました。よかったよかった。

日本に戻ってから1年が経ち、スズ子はすっかりご近所さんと馴染みになっています。

松吉危篤の電報。

そんなある日、香川から電報が届きます。がんで闘病していた梅吉が危篤になったとの知らせでした。

スズ子は愛子を連れて香川へと向かいました。

亀は生きていた。

久しぶりに香川に戻ったスズ子は、梅吉が写真館を切り盛りし、繁盛していたとの話を聞ききました。

梅吉の部屋に行く途中、愛子がカメを見つけます。スズ子の3歳下の弟・六郎が大切にしていたカメは生きていたのです。

梅吉はスズ子と愛子が会いに来てくれたことを喜び、緊張する愛子に

よう来てくれたなあ。大きゅうなって、べっぴんやな。かわいいやろ? そのカメ。

と二人に笑いかけます。

でも、梅吉はもう起き上がることもできないほどに体が弱っていました。

無言の時間。

スズ子は梅吉と2人きりになりたいと愛子を別の部屋に行くようお願いします。

そして、2人はしばらくの間、無言の時間が続きました。

言葉を交わすことなく、ただお互いを見つめ合うその時間には、別れが近いことを感じさせる悲しげな空間でした。

この無言の時間が大阪での暮らし、東京での暮らしから別れまでの時間経過を表しているのですね。

久しぶりの親子水入らずの時間でした。しばらくして、スズ子は普段と変わらぬ明るい声を出して、

スズ子
スズ子

まだ元気やったんやな、あのカメ。

と梅吉に話しかけるのでした。

梅吉が大切にしていた写真。

梅吉が大切にしていた写真が倉庫にあると言われ、スズ子は倉庫にあるアルバムを見ていると、女性の水着写真を見つけます。

一方、愛子は、はじめは梅吉に近寄らずにいたが、一人でこっそりと「亀と一緒」に梅吉の部屋を訪れます。

梅吉は床から愛子を手招きします。梅吉は愛子に何を伝えるのでしょうか?

柳葉敏郎(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じる「花田梅吉」とは。

第108話:3月5日(火)アメリカ公演。

アメリカ行きを決めたスズ子だったが、愛子は置いていかれることにねてしまいました。

おミネたちも応援。

旅立ちの直前に開催された「お見送りショー」には、おミネたちも応援に訪れ、各々が関係のあったアメリカ人への思いを語っていました。

新マネージャーの柴本タケシは初めてのパンパンガールとの対面でしたね。

「東京ブギウギ」を披露。

最後に披露された「東京ブギウギ」で会場は大盛りあがりでした。観客は総立ちで前に乗り出し、まるでダンスフロアのような盛り上がりを見せていました。

しかし、客席で大野と一緒に見ていた愛子は相変わらずの様子です。出発の日、泣き叫ぶ愛子を残し、スズ子は胸が引き裂かれる思いで家を後にしました。

渡米当日。

渡米当日、愛子はスズ子を遠くから見つめるだけでした。でも、スズ子が「おいで」と優しく促すと、スズ子の目をじっと見つめながら抱きつくのです。

スズ子
スズ子

マミーはな、愛子のことが好きや。何よりも大切や。宝物や。せやけど、マミーはもっともっと大きな歌手になりたいねん。

と愛子に語りかけますが、愛子は「いやや」と泣きわめきます。当然ですよ。母親の事情は子供には分からないのですから。

これから母親と会えないと思うだけですから。それはそれは子供にとっては辛い事なのです。

アメリカ最後の日。

草彅(なぎ)剛(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「羽鳥善一」

第107話:3月4日(月)羽鳥の提案。

タケシがスズ子のマネージャーになって2ヶ月が経ち、タケシもすっかり馴染んだある日、羽鳥善一からアメリカ公演の話が持ち上がりました。

スズ子は、本場の客の前で挑戦してみたいという気持ちがある一方、愛子を連れて行くことはできないと聞き、迷ってしまいます。

今や日本の大スター歌手・福来スズ子のアメリカ公演が実現するのです。ブギの本場であるアメリカで、スズ子の歌がどれだけ通用するのか?

いつか試してみたいという気持ちはあったと思います。

スズ子は結論をなかなか出せないでいると、タケシが先に愛子にアメリカ行きのことを話してしまいました。

もちろん愛子は手がつけられないほど泣きわめくのです。子役の「小野美音」の名演にうるる(涙)です。

渡米の結論はなかなか出せませんでした。

仏壇の愛助とツヤに話しかけます。そういえばツヤはスズ子が東京行きを決めた時大反対していましたね。

でも最後は背中を押してくれました。どんなときもスズ子の味方でした。スズ子はだれかに背中を押してもらいたかったのでしょう。

その背中を押してくれたのは、善一の妻・麻里でした。

麻里
麻里

もし、私があなたの母親だったら、~行ってきなさい~って言うわ。

との言葉はスズ子の心を動かしました。そして…。

麻里
麻里

母親の生き方は家庭の数だけあって、正解はない。大切なのは自分が納得できるか否か。

歌手スズ子であり、愛子の母親はスズ子なのです。

麻里も主婦として3人の母として家庭を守ってきたのです。ですからスズ子にとってはとても重い言葉だったと思います。

市川実和子(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「羽鳥善一の妻・麻里」

スズ子は渡米することを決めました。そのことを正直に伝えると愛子は再び泣き叫ぶのです。

「ブギウギ」のあらすじをまとめた一覧はこちらから
2023年後期朝ドラ「ブギウギ」のあらすじ一覧。

「ブギウギ」第23週「マミーのマミーや」の感想。

母子家庭で育った一人っ子が母親が自分から離れることがどれほど寂しいか?表面的に変わっても内面は共通でしょう。

「自分は母親に愛されている」と感じていればなおさら寂しいのです。107話と108話はそんな母と娘の心情を描いてくれました。

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース。

あの時代の方が大変だったのは当たり前だが、誰か一人でも理解者がいたら、それで良しとしていたんだろうな。
同じ母親からの後押しが欲しいんじゃない?という指摘にも、わかる気がしました。
ブギウギは出会いと別れがたくさん描かれていますが、そこにはその当時の時代背景を色濃く伝える一方、生きている人間が、変わっていく世の中に順応していく様も描かれている。
今の時代、変わることに後ろ向きですが、変革なくして成長はない。
今の日本人へのメッセージのように思います。

まとめ。

次週は第24週「ものごっついええ子や」です。

2023年朝ドラ「ブギウギ」
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