「虎に翼」キャスト一覧と相関図
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2024年前期朝ドラ「虎に翼」第15週「女房は山の神百石の位?」のあらすじ(ネタバレ)と感想。

2024年朝ドラ(虎に翼)
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2024年前期朝ドラ「虎に翼」第15週「女房は山の神百石の位?」のあらすじ(ネタバレ)と感想をお届けします。

ところで、伊藤沙莉さんが演じる猪爪寅子をもう一度観たい!尾野真千子さんの語りをもう一度聴きたい、と思いませんか?

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「虎に翼」第15週「女房は山の神百石の位?」のあらすじ。

週タイトルの意味。

週タイトルの「女房は山の神百石の位?」とは、

女房はきわめて大切なものであるというたとえ。

と言う意味ですが、その女房とは誰?

第15週「女房は山の神百石の位?」あらすじ。

昭和26年(1951年)

すっかり有名になり、外国出張もこなして仕事に追われている寅子は、突然地方への異動を言い渡されました。

赴任先へ娘を連れて行くか行かないかを話している最中、娘が日常で見せている顔と、寅子の前で見せている顔とが違うという現実を知らされます。

子育てや家事を託している花江から「家族に目を向けられない程に仕事を頑張ってと言った覚えはない!」と諫言されます。

寅子は、家の事も仕事も中途半端だった事を反省するのです。

モデル(実存) 寅に翼の設定 寅に翼のキャスト
三淵嘉子 猪爪寅子ともこ 伊藤沙里(役:猪爪寅子)
猪爪花江 森田望智(役:花江)
語り(ナレーター) 尾野真千子
主題歌 米津玄師「さよーならまたいつか!」

伊藤沙里が演じる猪爪寅子のモデルは三淵嘉子さん。
虎に翼のヒロイン「猪爪寅子」のモデルは戦後初の女性弁護士・裁判官「三淵嘉子」

「虎に翼」第15週「女房は山の神百石の位?」のネタバレ。

週タイトル 女房は山の神百石の位?
放送日 2024年7月8日(月)~12日(金)
放送 午前8時~8時15分
再放送 午後0時45分~1時

※詳細は視聴後に掲載します。

第71話:7月8日(月)雑誌の取材で分かる上辺だけの家族関係。

昭和26年(1951年)。

視察のためにアメリカに行っていた寅子が帰国しました。

刺激を受けてますます張り切る寅子に、新しい時代の女性の代表として密着取材をさせて欲しいという雑誌の依頼が舞い込みます。

記者の取材。

その雑誌の記者は元帝都新聞の記者だった竹中次郎です。今はフリーで取材活動を行い、猪爪家の子供や花江たちからも寅子への感想取材を行いました。

しかし、寅子は家庭での料理経験は少ないとその行動から察知していました。家族も寅子の前ではとても“いい子ぶっている”のが気になった様子でした。

家族を巻き込んでの取材に笑顔で対応する花江を筆頭に、猪爪家の面々の様子がおかしいのですのです。

寅子と猪爪家家族の間にギャップが生じていました。しかしその要因が寅子にあるとは本人は知りません。

さらに…。寅子が発した「お金は私が十分、家に入れてるんだから」という言葉は、花江に対しても思いやりのなさが出ています。

後輩たちとの取材。

法曹の世界に飛び込む若い女性たちと一緒の取材が「甘味処竹もと」で行われました。でも寅子は謙虚さのないとても偉そうな態度でした。

寅子は修習生に、

いい時代になったわ。私たちの時代には法律を勉強することすら、許されなかったんだもの。あなたたちは恵まれてるんだから頑張らないとね。

と言いますが、この言葉から察するに、今の寅子に欠落しているのは、相手の立場になって物事を考えられないことです。

全ては自分目線で、自分語りです。

すっかり鼻高々な寅子の変貌を、竹もとで働いている梅子も何か感じたようです。

そして何より記者の竹中は何か以前の寅子とは違うと思ったことでしょう。これが時代の最先端を走る法曹界のマドンナなのか?…と。

穂高先生の「いつか古くなる」との言葉を思い出しました。時代の最先端を走っているようで、考え方は古くなっているのだと…

第72話:7月9日(火)花江のスンッ!

帰国後の寅子は大忙しです。

多岐川、山本長官と共にラジオ番組に出演し、女性の社会進出についてはっきりと考えを述べます。

「家庭裁判所の母」と呼ばれ、後輩も出来て順風満帆な寅子。そんな中、寅子は新しい調停を担当することになります。

不貞行為を理由に夫から離婚の訴えを起こされた女性・瞳をいさめた寅子は、瞳から「女の味方ではないのか」と非難されます。

花江のスンッ!

花江はみんなを学校に送った後の朝食なのか、寅子が出演しているラジオを聴いています。

寅子は「女性の真の社会進出は男女平等の機会を与えられること」などと熱弁をふるっていましたが、花江は途中でラジオを消してしまいます。

72話の強調シーンはここですね。スンッとした顔で漬物をポリポリと食しながら、寅子の言葉を聞くに堪えない不快な表情になっていました。

2024年前期朝ドラ「虎に翼」で森田望智(キャスト)が演じる「花江」とは。

男女平等とは?

「女性の真の社会進出は男女平等の機会を与えられること」と寅子はメディアのラジオで言いました。

しかし、寅子が社会進出できたのは花江が子供も含めて家事を全て行っていたからこそです。その花江に感謝もできずに偉そうなことを言うのは裁判補としても失格ですよね。

そして、寅子は新潟へ判事として移動が決まりました。

第73話:7月10日(水)直明の助言。

新潟への異動を命じられた寅子。寅子は初めて家族との間に溝が出来ていることを自覚します。

72話での寅子は花江が感情を爆発させて言った言葉や涙を流す様子に呆然とするだけで、花江が言ったことをどこかまだ納得していませんね

直明の助言。

寅子は弟・直明から娘の優未がこれまで寅子に見せていた姿が本当の姿ではなかったことを知らされます。

寅子は直明にどこがダメだったのかを聞きます。すると直明は、

「駄目ではなかったけど、本当にささいな『ん?』みたいなズレは結構あったかな」とはっきりと指摘します。

さらに、直明は寅子に「(優未に)手のかからないお利口さんを求めてなかった?」と言います。寅子は「いい子を求めたつもりはない」と否定します。

しかし、新潟には寅子だけが行くべきだという直明の言葉に、寅子は言い返すことができません。

2024年前期朝ドラ「虎に翼」でキャストの三山凌輝が演じる“猪爪直明”とは。

第74話:7月11日(木)優未のスンッ。

いつの間にか家庭をかえりみなくなっていたことを指摘された寅子。

道男からも非難され、家族と正面から向き合うことを決意します。新潟には家族全員でついていくと言う花江。

すると、直人ら子供たちから寅子への不満が噴出します。寅子は新潟に一人で行くべきなのか、決断の時が迫ります。

寅子のお願い。

道男や直人、直治は優未はここにいるべきだと考えていました。ただ結論は優未に任すと言いますが花江はそれは違う、トラちゃんが決めるべきだと主張します。

寅子自身も、「親と一緒にいるのが幸せなわけじゃない」ということはフランス人の親子関係親権問題の調停で理解しています。

しかし彼女自身は、ここで別れてしまったら、自分と優未の間が取り返しのつかないことになることも分かっていました。

「お利口さんでいてって呪いをかけてしまって、ごめんね」と寅子は謝りました。本音で発した言葉だと思います。

そして、「お母さんのワガママと勝手でしかないんだけどね、お母さん頑張るから、生まれ変わるから、だから一緒に新潟についてきてください」と言います。

寅子は優未に頭を下げてお願いします。すると、優未は「はい」とすぐに返します。その「はい」は、“お利口さん”の「はい」に感じました。

優未の表情は決して嬉しそうではありません。逆に物悲しい顔をしているし、寅子の「ありがとう」という言葉に目を伏せています。

母に気を遣い、本音をさらけ出すことができない優未。たった一回の家族会議で心が通じ合う親子関係ができるわけではありません。

2024年前期朝ドラ「虎に翼」で伊藤沙莉(キャスト)は主人公の猪爪寅子を演じる。

第75話:7月12日(金)

寅子は家族に優等生であることを強いていたと反省します。

多岐川と汐見らが旅立つ寅子のために壮行会を開いてくれました。汐見のはからいで香子と話が出来た寅子は、よね、轟、梅子にも別れの挨拶をするために上野を訪れます。

寅子は皆と別れる前によねにお願いします。よねしかできない不幸な子供を救うことができるのはよねしかいない。

そのためには司法試験に再チャレンジしてほしいと。これでよねが受験し合格し活躍する姿が後半に見ることができたらとても嬉しいですね。

「虎に翼」のあらすじのまとめ一覧はこちら。
2024年前期朝ドラ「虎に翼」のあらすじ(ネタバレ)1週から最終週まで一覧。

「虎に翼」第15週「女房は山の神百石の位?」の感想。

戦後まだ5-6年しか経っていない昭和時代で女性が働くこと自体が困難だったと思います。

子供の預かる社会インフラの整備はまったくなく、寅子の猪爪家は花江がいたからこそ成り立っていたのでしょう。

ブギウギではお手づさんを雇っていましたね。

親が優秀であればあるほど子供はプレシャーを感じます。まして親以上の能力がなければ非行に走る子供もいたと思います。

判事補から判事となりより一層忙しくなる寅子が愛情持って優未の心を開かせてくれることを臨みます。

視聴者の感想。

引用:ヤッフーニュース

 みんなにいろいろ言われて素直に反省してた寅子は良かった。
ただ優未は直接は何にも言ってないんだよね。

ちゃんとテスト見てよ、簡単にだまされないでよ、悪いことしたら叱ってよ、寝る前に帰ってきてよ、一緒に遊んでよ、
とか言いたいことはあったんじゃないかなあ。

従兄弟たちが言ってくれて寅子もみんなに謝ったから、もういいのかな。

自分の口では伝えられないままだったので
良い子の仮面を外せたのかどうかちょっと心配。

あと、花江の「寅子が決断の責任を負うべき」には拍手した!
子どもは希望も意見も言っていい、けど進む道を決めたらその責任を負うのは大人だよね。

まとめ。

次週の「虎に翼」は第16週「女やもめに花が咲く?」です。

いよいよ新潟に転勤し判事としての仕事が待っています。理想と現実のはざまで格闘する寅子。判事としての仕事も大切だが、

愛する自分の子供の気持ちに寄り添うことができる大人でいてほしいですね。

2024年朝ドラ(虎に翼)
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