2023年後期朝ドラ「ブギウギ」第17週「ほんまに離れとうない」のあらすじと感想を紹介します。
朝ドラ「ブギウギ」は今から75年前、戦後の世の中に、人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手・福来スズ子(趣里)の物語です。
モデルは昭和の歌手「笠置シヅ子」です。
⇒⇒ブギウギのヒロイン「福来スズ子」のモデルは戦後の大スター笠置シヅ子。
先週は第16週(1月15日~19日)は「ワテはワテだす」でした。スズ子の舞台は大成功でした。
役者「福来スズ子」が誕生しました。
⇒朝ドラ「ブギウギ」第16週「ワテはワテだす」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
さて、今週の(1月22日~26日)ブギウギ第17週は「ほんまに離れとうない」です。とても切ない展開です。
愛助の病の再発、羽鳥善一発案によるジャズカルメン、スズ子と愛助の湖畔の旅、そして、スズ子の妊娠。
第17週は怒涛の展開ですが、モデルの笠置さんが体験した激動の歴史を描いてくれたのですね。
モデル(実存) | ブギウギの設定 | ブギウギのキャスト |
笠置シズ子 | 趣里(役:福来スズ子) | |
服部良一(作曲家) | 草彅剛(役:羽鳥善一) | |
淡谷のり子 | 菊地凛子(役:茨田りつ子) | |
村山興業の御曹司 | 水上恒司(役:村山愛助) | |
挿入歌 |
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「ブギウギ」第17週「ほんまに離れとうない」のあらすじ。
17週は村山興業の社長である村山トミが、結婚するのであれば歌手をやめるか、歌手をやめないのであれば別れるようにと伝えてきました。
スズ子は、愛助と一緒になるのであれば歌手をやめても良いのではと考えます。
一方、羽鳥善一は、スズ子が歌手をやめることに大反対し、ともに「ジャズカルメン」の舞台をやろうと誘います。
そんな時、愛助が再び喀血するのです。スズ子と愛助の結婚は二つの大きな壁が立ちふだかりました。
週タイトル | ほんまに離れとうない |
放送日 | 2024年1月22日(月)~1月26日(金) |
放送 | 午前8時~8時15分 |
再放送 | 午後0時45分~1時 |
「ブギウギ」第17週「ほんまに離れとうない」のネタバレ。
第81話:1月26日(金)トミの家族愛。
マネージャーの山下は大阪へ向かいトミと話をします。トミは開口一番「時間がない」と釘を刺します。
山下は、スズ子や愛助の覚悟を必死に語り、なんとか二人の結婚を認めてくれないかと土下座して食い下がりますが…。
トミの態度。
子供だけの問題やない。これは家族をどう考えるかの問題や。
村山は家族や。家族はおんなじ方向を向いて頑張らなあかんのや
と、トミの態度が変わることはありませんでした。
トミの考えは、村山興行の社員や芸人はみんな家族で、一致団結してきたからこそ、日本を代表する会社になったのだ。と。
愛助の伴侶は、片手間ではなく、愛助を支え、村山を盛り立てていくことができる人でなければなりません。
⇒小雪(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「村山トミ」(初出演)
山下マネージャーの愛。
大阪の療養所にいる愛助は、必ず結婚を認めさせ、子どもの父親になるから信頼して待つようにスズ子に伝えてほしいと、山下に言づてします。
愛助の手紙を預かって大阪から帰京した山下は、愛助のモノマネ口調で手紙を音読します。
その姿をじっと思いを受け取るスズ子としかめっ面の坂口。思いやりの詰まった愛助の手紙に、スズ子は勇気づけらました。
その気持ちを持って、善一の家に行き「ジャズカルメン」公演の話をします。
羽鳥麻里の愛情。
羽鳥善一と麻里に今後の仕事のことを相談した後に、麻里さんから紹介された産婦人科の先生に会いに行きます。
麻里さんが紹介してくれた村西医院の医院長・村西と看護婦長・東は、ともにスズ子の大ファンでした。
⇒市川実和子(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「羽鳥善一の妻・麻里」
「ジャズカルメン」の開催時期は妊娠6カ月目の安定期のため、出演しても問題ないとの許可も降りました。
いよいよ次週は「ジャズカルメン」の舞台ですね。でも愛助の容態は決して良くはなりません。
第80話:1月25日(木)スズ子が妊娠。
病状が落ち着いた愛助はスズ子と一緒に、二人で箱根旅行に出かけ、湖畔で写真を撮りながら将来の家族のことなど、夢を語り合います。
愛助は大阪に戻り、スズ子は仕事を再開しようとした時、スズ子に子どもができたことがわかりました。
スズ子はさっそく愛助に手紙を書いてそのことを知らせます。
山下と坂口は、トミにはまだ伝える時ではないと言うが、愛助はトミに話をしてしまうのでした。
スズ子の妊娠。
スズ子の妊娠を聞いた山下と坂口はうろたえていましたが、スズ子はしっかりしていました。
ワテはきちんと愛助さんと結婚してからこの子を産みたいんです。
この子を父なし子だけにはしとうないんです。
そう話をするのは、自分の身の上のことが頭から離れないからでしょう。
ツヤと梅吉の実の子どもではなかったことは、スズ子の中で消えない傷として今でも残っていました。
愛する愛助はスズ子が歌手をやめることを望んでいません。でも愛助の母・トミは歌手を止めなければ結婚は許さないと言う。
まして二人の子供ができたなら…。
スズ子にとって愛助との結婚を認めてもらい子供を産みたい。でもトミが妥協することはないだろう。
皆が祝福したいスズ子の妊娠。でも誰かが何かを諦めるしかない状況で解決策はあるのだろうか?
⇒趣里(キャスト)は朝ドラ「ブギウギ」でヒロイン「福来スズ子」を演じる。
第79話:1月24日(水)愛助の母・トミ。
愛助は自分が大阪に行ってトミと直接話しをすることにしました。しかし、その時、愛助は再びかっ血し、すぐに病院へ運ばれます。
医者からは当分の間入院し、安静にするようにとのことでした。
愛助のそばについて看病をするスズ子に、羽鳥善一は何か力になれることがあるなら何でもすると伝えます。
トミが上京。
翌日、愛助が再び入院したと知らされたトミは病室に駆けつけ、愛助に駆け寄ると、ぎゅっと強く抱きしめるです。
そして、愛助を大阪に連れて帰ると言い出します。
以前、愛助が倒れた時、愛助とスズ子を信じて大阪に連れ戻さなかったと話すトミ。
ワテはあんたらを信用したんや。せやけど、それはワテの間違いでしたわ。
とスズ子を冷たい目つきで睨みつけます。
⇒小雪(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「村山トミ」(初出演)
トミは激怒したことを詫びたが、スズ子の存在をないもののように扱う立ち居振る舞いから、スズ子への不信感が強く持ったのだろう。
愛助の優しさ。
愛助はトミの言葉で気落ちしたスズ子を心配し、
おはぎが食べたい。
と言って空気を和ませます。スズ子も愛助を思い、わずかばかりの砂糖を手に入れておはぎを作り翌日病室に持ち込みます。
スズ子と愛助のお互いへの愛がとても強いと感じるシーンでした。
愛助は大阪に戻る。
愛助は療養のため、大阪に戻ることになりました。
離れ離れになるのはやはり寂しいのでしょう。スズ子は、
今になって、愛助さんと離れるのが寂しなってきたわ。
と愛助の方を向かずに話す姿がとても切ないですね。
そして二人は箱根温泉で一泊することになりますが、これが二人で過ごす最後の日になるとはこの時点では分からないのでしょう。
第78話:1月23日(火)二者拓一?
スズ子は愛助と結婚するために、歌手をやめようと思っています。一方、愛助は、スズ子が歌手を続けられるように、自分が村山興業をやめると言い出します。
二人の話を聞いた坂口は、まずは落ちついて考えるようにと話します。スズ子は、愛助との結婚を取るか!歌手としての生き方を取るか!
自問自答の日々を送っていましたが、ある日、羽鳥善一が、スズ子の家に突然やってきました。
羽鳥の思い。
スズ子は歌の道にストップをかけるか?悩みながらも、台所に立ち料理の準備をしながら、陽気なリズムで「ラッパと娘」を口ずさんでいました。
そんな時、ひょうひょうとした面持ちで羽鳥善一が自宅にやってきました。スズ子に「歌手をやめないでほしい」と伝えに来たのです。
ただ、善一はスズ子が他人がとやかく言って止められるものではないことをわかっていました。
そこで善一がカバンから持ち出したのは“ジャズカル”こと「ジャズカルメン」の譜面。
その譜面をスズ子に見せながら善一は興奮し、音楽への情熱を強く語り熱くなっていました。
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その声を玄関で聞いていた愛助は、部屋に入り、さっそく2人は意気投合します。スズ子の才能に惚れ込んでいる2人がさらに熱く語る姿に、
やっぱりワテは歌いたい思います。
と決意を固めます。スズ子は歌を続ける事を選びました。残された課題は愛助との結婚です。
すると、そこに山下と坂口が息を切らしながら現れます。山下は、愛助が自らトミを説得するように促します。
恋か歌かといった二者択一ではないのです。愛助はすぐにでも大阪に行くことを決意しますがその時セキが…。
起きてほしくなかった最悪の事態が起こってしまいました。順調に回復していたと思われた矢先に愛助が再び喀血したのです。
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第77話:1月22日(月)麻里の愛情。
トミから伝言があると、社長秘書室長の矢崎が、スズ子と愛助のもとにやってきました。
その内容は、そろそろ二人が結婚してはどうかというものでした。ただし、スズ子が歌手をやめることが条件だと言います。
スズ子にとっては、大好きな歌か、愛する人か。どちらかを取れという残酷な決断をトミはスズ子に突きつけたのです。
そこで、二人を応援したい坂口は、トミを説得しに大阪へと向かいますが…。
一方、スズ子の話しを聞いた羽鳥善一はとても動揺していました。その夫の善一を見ながら最も憤慨したのは妻・麻里です。
⇒市川実和子(キャスト)が朝ドラ「ブギウギ」で演じるは「羽鳥善一の妻・麻里」
なぜ女ばかりが…。
という怒りの矛先は、家のことを任せぱなしにしている善一に向けられました。
麻里は寛容といえども言うべきことは言う女性です。だけど、怒りに任せて不満をぶつけるのは今回が初めてでした。
「ブギウギ」のあらすじをまとめた一覧はこちらから
⇒2023年後期朝ドラ「ブギウギ」のあらすじ一覧。
「ブギウギ」第17週「ほんまに離れとうない」の感想。
再び二人の結婚の雲行きが怪しくなってきましたが、77話で愛助のゴホゴホという咳がとても心配です。
それにしても、スズ子の味方になってくれている麻里さんは、頼りになる人ですね。
視聴者の感想。
引用:ヤッフーニュース
結婚して歌手をやめるか。歌手を続けて、別れるのか。難しいよな。羽鳥は、当然、大反対やったな。ずっと一緒にやっていきたい。
すず子が歌う歌はバンバンイメージできてるんやろな。
麻里は怒ってたな。なんで女ばかりが辛い目に合うんだとか言うてたな。
カツオは、少し大人になってたな。オヤジ、ピアノ借りるぜ。って言うてたな。すごい大人になってたな。お父ちゃま、お母ちゃまって言うてたのに。
妹はもう人形抱かせてあげないんだから。って言うてたな。でも、大人になったカツオは人形じゃ、心動かんよな。後々、音楽家になる男やもんな。
トミは芸人も家族同然。村山の人間になるには、愛助を支えて、芸人も支えてくれる人。やっぱり歌手はやめて欲しいんやな。
今まで黙認して、歌手をやめれるこの条件を飲んでくれさえしたら、結婚してもいい。すず子という人物は認めてはいるんやな。
歌手か村山興業社長夫人か。また明日も楽しみにしたいと思います。
まとめ。
次週は第18週「」です。