2024年前期朝ドラ「虎に翼」でキャストの滝藤賢一さんが演じる多岐川幸四郎を紹介します。
多岐川幸四郎の登場は第11週「女子と小人は養い難し?」の52話からで、寅子にも大いに係る「家庭裁判所」の設立に尽力します。
多岐川幸四郎との出会いは寅子の人生に大きな影響力を与えます。
ただ初対面の多岐川はチョビ髭を生やしていて、まったくやる気がない様子でとても怪しい人でした。
ところで、「虎に翼」の伊藤沙莉さんが演じる寅子をもう一度観たいと思いませんか?また尾野真千子さんの語りも聞きたいですよね。
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朝ドラ「虎に翼」でキャストの滝藤賢一が演じる多岐川幸四郎とは。
虎に翼は第10話から裁判官編に入りましたね。いよいよ寅子は女性裁判官への道へと突き進みます。
その寅子の裁判官人生にはこの多岐川幸四郎がかなり影響しているのです。
多岐川幸四郎と寅子の出会い。
多岐川幸四郎は行政機関の「少年審判所」と新設された司法機関である「家庭審判所」を合併させるための「家庭裁判所設立準備室」で忙しい日々を過ごしていました。
場所は法曹会館の屋上でバラック小屋でした。そこに寅子も配属してきました。屋上では多岐川がするめを焼いていました。
ただ、「少年審判所」の所長・壇も「家庭審判所」所長・浦野も合併には大反対でした。
そんな二人に多岐川は、
「家庭裁判所はね…愛の裁判所なんだ!」と言って皆を困らせていました。その姿を見ていた寅子に多岐川は言うのです。
「まず君はライアン(久藤)から我々が目指すものについて勉強なさい!」と言って帰っていきました。
久藤は多岐川の人間性を知っているのでしょう。
⇒2024年前期朝ドラ「虎に翼」第11週「女子と小人は養い難し?」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
家庭裁判所の基本理念。
昭和24年(1549年)1月4日、多岐川幸四郎が考え抜いた家裁の基本理念を家庭裁判所設立パーティで発表しました。
- 独立的性格
- 民主的性格
- 科学的性格
- 教育的性格
- 社会的性格
人を幸せにするためのものとして誰よりも真摯に法律と向き合っている情に厚い男・多岐川。特に、この国の子供たちを幸せにしたいという思いは強い男です。
⇒2024年前期朝ドラ「虎に翼」第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
「虎に翼」のキャスト一覧はこちら。
朝ドラ「虎に翼」でキャストの滝藤賢一が演じる多岐川幸四郎のモデルは。
多岐川幸四郎のモデルは宇田川潤四郎。
虎に翼の11週で描かれているように、家裁設立には多くの人々が関わっています。
その中で、滝藤さんが演じる多岐川はキーパーソンであり後に「家庭裁判所の父」と呼ばれる初代最高裁家庭局長の宇田川潤四郎です。
大陸帰りの裁判官である宇田川は、京都少年審判所で戦災孤児の処遇に積極的に取り組んだ。戦後、都市部には戦災孤児と浮浪児があふれ、食糧不足から少年の非行が後を絶たなかった。宇田川は、学生たちを集めて少年少女の健全育成を目的とするボランティアの「BBS運動」を軌道に乗せる。宇田川が掲げた「独立的」「民主的」「科学的」「教育的」「社会的」という家裁の5性格は、設立後の基本理念として浸透した。
まとめ。
衝撃的な虎に翼デビューシーンでした。多岐川だから、滝藤だから、どちらにかけたのかは分かりませんが滝に打たれての登場でした。
また花岡の件で寅子と議論するのも面白いです。かなり現実主義の人でないかと思われますが、寅子の裁判官人生への影響力もかなり高いとの設定です。
「家庭裁判所はね…愛の裁判所なんだ!」の言葉がとても気になります。どこまで登場するか現段階では分かりませんが追いかけていきたいと思います。