2024年前期の朝ドラ「虎に翼」でキャストの仲野太賀さんは主人公・寅子の将来の旦那になる“佐田優三”を演じます。
優三は早くに両親を亡くし天涯孤独の身となっていました。そんな彼を猪爪家は下宿させてお世話をしていました。
優三は弁護士になるために大学で法律を学んでいましたが、高等試験(現代の司法試験)に合格することができませんでした。
ですので、昼間は帝都銀行で働き、夜は夜学で学ぶというハードスケジュールを送っていました。
優三はキャストの皆さんが憧れる主役の結婚相手になりますが、どんな男性を演じるのかとても楽しみです。
ところで、「虎に翼」の伊藤沙莉さんが演じる寅子をもう一度観たいと思いませんか?また尾野真千子さんの語りも聞きたいですよね。
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朝ドラ「虎に翼」でキャストの仲野太賀が演じる“佐田優三”とは。
猪爪家の下宿人・佐田優三✎#朝ドラ #トラつば#仲野太賀https://t.co/I4dYlQ69Wn
— 朝ドラ「虎に翼」公式(4/1放送開始) (@asadora_nhk) April 1, 2024
「書生の佐田優三」とは。
一見頼りなさそうに見えますが、優しくて芯のある男性です。早くに両親を亡くして、身寄りがないので猪爪家に下宿している書生さんです。
父は弁護士でした。その影響もあり父に憧れ、猪爪直言と同じ銀行に勤めながら明律大学の夜学で学んでいます。
猪爪家の人々は家族のような存在です。
「書生の佐田優三」の登場。
第1週1話から登場します。寅子がお見合いをするシーンから始まる第1話ですが、優三はただただ見守っている感じです。
ただ、寅子が「女性の幸せは結婚」との概念に疑問を持ちもやもやしていた時に、夜学に通う優三にお弁当を届けるシーンがあります。
その時の、教授たちとの出会いが寅子が法学に興味を持った最初のキッカケでした。
⇒2024年前期朝ドラ「虎に翼」第1週「女賢しくて牛売り損なう?」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
猪爪家に検察が。
第4週「屈み女に反り男?」の20話で猪爪家に突然検察が家宅捜査として入り込みます。
その時、法律を学んでいる優三は「凛」として対応しますが、その事件は猪爪直言が贈収賄の疑いで拘留されてしまったのでした。
優三も寅子も合格。
第6週29話で寅子も優三も高等試験に合格しました。しかし、口述試験で寅子は合格でしたが優三は不合格でした。
優三はこれを最後に高等試験を諦めることを直言やはるに伝えるのです。
辛そうにしている寅子に優三は「トラちゃんもそんな顔をしないで!すごいことを成し遂げたのだから!」自分も苦しいのに優しく寅子に話しかけるのです。
⇒2024年前期朝ドラ「虎に翼」第6週「女の一念、岩をも通す?」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
「書生の佐田優三」の青春。
優三は青春のすべてをなげうって法学に挑んできました。ただ寅子も猪突猛進型でその強さに優三は引かれていくのかも知れません。
当時の女性の生きにくさや理不尽な現実に寅子を通して知っていくことになります。
優三の人間性は自己主張はせずにどこか気弱に見えますが、とても芯が強くて優しい人間なのです。
史実として昭和16年(1941年)2人は結婚しますが、その描き方に興味深々です。結婚1ヶ月後には太平洋戦争が始まりますからね。
佐田優三が寅子にプロポーズ。
ある日、寅子がお見合いをしていることを直言から聞いた優三は寅子にプロポーズします。このシーンは必見です。
もちろん寅子は快諾しています。
⇒2024年前期朝ドラ「虎に翼」第7週「女の心は猫の目?」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
「書生の佐田優三」は寅子と結婚?
書生の優三と寅子は結婚しますが、その伏線が1話から描かれています。
寅子はお見合いにまったく興味を持っていません。その要因は誰か好きな人がいるからだということになりました。
その時に兄の直道が寅子と優三の中を疑うのです。もちろん2人は首を横に振って否定していました。
でも優三と寅子がどんなキッカケで結婚するのかそのシーンが楽しみでしたが、第7週でそのシーンを見ることができました。
優三さんは緊張でお腹を押さえていましたね。
優三の戦病死。
優三の死亡告知書をある時、寅子は見てしまいます。それは終戦から1年が経っていました。寅子は信じることができずにしばらく表情がなくなりました。
⇒2024年前期朝ドラ「虎に翼」第9週「男は度胸、女は愛嬌?」のあらすじ(ネタバレ)と感想。
虎に翼のキャストの役一覧はこちら。
⇒「虎に翼」朝ドラ2024年前期のキャストと相関図発表一覧。
まとめ。
2024年4月1日から始まった「虎に翼」。現代社会の価値観とは全く違う時代ですよね。その価値観(当時の常識論)を「女性の幸せは結婚」で表しています。
でも主人公・寅子はその価値観の大きな壁を法曹の世界から打ち砕いていきます。
そして、その寅子を大きな器で支えるのが仲野太賀さんが演じる「佐田優三」ではないかと思います。
仲野さんは演じていなくてもその自然の表情から優しさを感じます。今回の優三は素晴らしいキャスティングだったのではないでしょうか。
第1週を視聴して2026年に放送する豊臣兄弟の仲野主演の豊臣秀長を早くも見たくなりました。