2022年度後期のNHK「連続テレビ小説」(朝ドラ)第107作は「舞いあがれ!」に出演するキャストの皆さんを紹介します。
「舞いあがれ!」の舞台は、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎の五島列島です。
1990年代から現代を生きる”ヒロイン岩倉舞”の成長と奮闘を描いています。
舞いは、ものづくりの町「東大阪」で暮らしています。町工場を営む父の浩太と母のめぐみ、そして兄の悠人との4人暮らしです。
舞は引っ込み思案でした。ある日、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れます。
そこで魅せられたのは、五島列島の広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもん凧」でした。
やがて舞は、それぞれの土地の人たちとの絆を深めていきます。
そして、新しい形での空への夢を見つけ島を行き来できる「電動小型飛行機」で大空へ舞い上がるのです。
脚本は桑原亮子さんのオリジナル作品です。
放送:総合テレビ:2022年10月3日(月)から
午後0時45分~1時(再放送)
※土曜は一週間を振り返ります。
日曜:午前11時~11時15分(再放送)
翌・月曜:午前4時45分~5時(再放送)
※日曜、翌・月曜は、土曜版の再放送です。
放送:BSプレミアム・BS4K
土曜:午前9時45分~11時(再放送)
※月曜~金曜分を一挙放送。
「舞いあがれ!」岩倉家のキャスト。
福原遥(役:ヒロイン岩倉舞)(朝ドラ初出演)
2021年11月に発表がありました。2022年4月8日にヒロイン・岩倉舞を演じる福原遥さんがクランクインしました。
岩倉舞はものづくりの町・東大阪市の町工場で生まれ育ちます。ある日、五島列島の祖母の元に移り住みます。
五島の人々とふれあいながら少しづつ性格も変化していきます。
高橋克典は飛行機好きの父、岩倉浩太。(朝ドラ初出演)
2022年2月に発表がありました。
高橋克典「役:岩倉浩太(いわくら・こうた)」
舞の父です。東大阪の町工場を経営する二代目社長で、元は重工メーカーに勤めて飛行機を製作する夢を抱いていました。
しかし、父親が病死したため退職し、ネジ工場を継ぎます。娘の舞とは、互いに飛行機好きで、同志のような間柄になっていきます。
⇒高橋克典は朝ドラ「舞いあがれ!」でヒロイン舞の父を演じる。(朝ドラ初出演)
永作博美(役:岩倉めぐみ)家族愛あふれる母。(朝ドラ初出演)
永作博美は家族愛あふれる岩倉めぐみ(いわくら・めぐみ)を演じています。
長崎県の五島列島出身で、大学時代に浩太と出会い、中退して駆け落ち同然で結婚します。
二人の子どもを育てながら、浩太が経営する町工場の仕事も手伝う主婦です。
娘の舞や息子の悠人が幸せになるように手厚く守ろうとする母親です。
⇒永作博美は朝ドラ「舞いあがれ!」でヒロイン舞の母を演じる。
横山裕は3歳年上の兄、岩倉悠人。(朝ドラ初出演)
横山裕「役:岩倉悠人(いわくら・はると)」悠人は舞の3歳上の兄です。油の匂いと機械音がうるさい工場の町が子どものときから嫌いです。
勉強が得意でプライドが高く、早く工場町から抜け出して大金を稼ぎたいという野心を持っています。
大学進学で家を出て両親を心配させるようになるが、妹の舞がとりなそうとします。
⇒横山裕は朝ドラ「舞いあがれ!」で舞の兄・岩倉悠人を演じる。
「舞いあがれ!」五島列島のキャスト。
高畑淳子(役:才津祥子)五島列島に住む舞の祖母
高畑淳子「役:才津祥子(さいつ・しょうこ)」祥子は舞の祖母で長崎の五島列島に住んでします。
漁師だった夫が亡くなったあと、女手一人で舞の母・めぐみを育てました。なんでも自分でやって、自分の力で生きていくことをモットーにしています。
娘のめぐみとは折り合いが悪いが、孫の舞にとっては良き理解者となります。
⇒高畑淳子は朝ドラ「舞いあがれ!」でヒロイン舞の祖母を演じる。
哀川 翔は木戸 豪(朝ドラ初出演)
哀川翔は五島の船大工さん“木戸豪(きど・ごう)”を演じます。舞の祖母・祥子と懇意にしています。
木戸さんは祥子の亡き夫が操縦していた船を作りました。才津家とのつながりが深そうですね。そして、哀川さんは朝ドラ初出演です。
鈴木浩介は浦 信吾(朝ドラ初出演)
鈴木浩介は浦 信吾(うら・しんご)を演じます。浦は役場勤めで、舞の母親・めぐみの同級生です。祥子と家族ぐるみでつきあっています。
長濱ねるは山中さくら(朝ドラ初出演)
長崎出身の長濱ねるは山中さくら(やまなか・さくら)を演じます。
祥子が作ったジャムを店で売っています。遠距離恋愛している彼とカフェを開くのが夢ですね。
「舞いあがれ!」東大阪のキャスト。
又吉直樹は八木 巌(朝ドラ初出演)
八木巌(いわお)を演じるのは又吉直樹さんです。古本屋の店主で、自由人。又吉さんにピッタリのキャラクターです。
赤楚衛二が演じる貴司くんに大きな影響を与えます。
⇒又吉直樹は朝ドラ「舞いあがれ!」で古本屋の店主・八木巌を演じる。
赤楚衛二は梅津貴司(朝ドラ初出演)
赤楚衛二が演じる梅津貴司(うめづ・たかし)は岩倉家の隣にあるお好み焼き屋「うめづ」の息子です。舞と同い年です。
気は優しく好青年なんですが、「ふつう」になじめない性格の持ち主です。幼いころに古本屋で詩と出会って「ことば」を紡ぎ出すことに興味をもちます。
やがて舞にとって心のオアシスになっていく存在ですが、その後の展開は・・・。
貴司くんのページでドラマ展開を紹介しています。
⇒赤楚衛二は朝ドラ「舞いあがれ!」で主人公「舞」の幼なじみ梅津貴司を演じる。(朝ドラ初出演)
山下美月(乃木坂46)は望月久留美(朝ドラ初出演)
山下美月は望月久留美(もちづき・くるみ)を演じます。舞の同級生です。幼いころに両親が離婚して父子家庭で育ちます。
実業団のラグビー選手だった父がけがで失職したせいで経済的に貧しい子ども時代を過ごすのです。
舞が気にかけてくれたのをきっかけに親友になりますが、舞とは対照的に堅実な看護師の道を目指します。
山口智充は梅津 勝。
山口智充が演じる梅津勝は、お好み焼き屋「うめづ」の主人で貴司くんのお父さんです。
舞の父親・浩太の幼なじみで、往年の名球団の大ファンでサービス精神旺盛!
くわばたりえは梅津雪乃(朝ドラ初出演)。
くわばたりえが演じる梅津雪乃(うめづ・ゆきの)は夫の勝さんと共に、お好み焼き屋を切り盛りする女将さん。貴司くんのお母さんです。
舞の母親・めぐみの良き相談相手です。
古舘寛治は笠巻久之。
古舘寛治が演じるのは、浩太さんの経営するネジ工場のベテラン職人・笠巻久之です。確かな技術を持った、浩太さんの右腕です
先代社長亡きあと、二代目の浩太を支えてきました。
松尾 諭は望月佳晴
松尾諭が演じるのは望月佳晴(よしはる)です。実業団のラグビー選手だったが、けがを機に失業し、職を転々としています。
山下美月(乃木坂46)が演じる久留美ちゃんのお父さんです。
津田道子は喫茶店のママ・たくませいこ。
津田道子が演じるのは喫茶店のママ・たくませいこです。東大阪らしいラグビーカフェ「ノーサイド」です。
「舞いあがれ!」大学で出会うキャスト。
第4週で舞が大学入学で知り合うキャストの面々です。
高杉真宙(まひろ)は刈谷博文(朝ドラ初出演)
高杉真宙(まひろ)が演じるのは刈谷博文(かりや・ひろふみ)です。
浪速大学の人力飛行機サークル「なにわバードマン」で人力飛行機「スワン号」の設計を担当ます。
福岡出身の大学3回生。2年連続で設計を担当しており、「なにわの天才」と呼ばれています。
吉谷彩子は由良冬子。
吉谷彩子は由良冬子(ゆら・ふゆこ)を演じます。人力飛行機「スワン号」のパイロットを務める大学2回生です。
女性で初めて大西洋単独横断飛行に成功したアメリア・イヤハートに刺激を受けて、男子に負けまいとパイロットに志願しました。
舞に空を飛ぶ楽しさを教える先輩です。
英すぐるは鶴田 葵(朝ドラ初出演)
英すぐるは鶴田 葵(あおい)を演じます。個性の強い部員たちを取りまとめる人力飛行機サークルの代表です。大学3回生。
元はパイロットを務めていたが、競争選抜で由良に交代しました。由良にひそかな恋心を抱いている男性です。
「舞いあがれ!」航空学校で出会うキャスト。
吉川晃司さんは鬼教官(朝ドラ初出演)。
吉川晃司は戦闘機パイロットの経験もあるとか?の航空学校帯広校の鬼教官です。
目黒蓮(Snow Man)は柏木弘明。(朝ドラ初出演)
目黒蓮は柏木弘明を演じます。国際線のパイロットの父と、元CAの母の航空一家で育ったエリートです。
完璧を目指す努力家でプライドが高く、弱みを見せないが、舞と同じチームで訓練を続けるなかで、次第に変化していきます。
山崎紘菜は矢野倫子。
山崎紘菜は矢野倫子(やの・りんこ)を演じます。帰国子女でおしゃれやメイクが大好きな女性です。
商社で働いていたが、男性が優先される職場で悔しい思いを重ね、思い切ってパイロットになることを決意。
女性機長となることを目指します。舞とは航空学校の寮で同室になります。
濱正悟は中澤真一。
濱正悟は中澤真一を演じます。妻子がいて、役場勤めをしていたが、夢だったパイロットを諦められず、退職して航空学校に入ります。
妻との間には溝ができ始めていることに、気をもみながら訓練に励んでいます。
醍醐虎汰朗は吉田大誠。
醍醐虎汰朗は吉田大誠を演じます。母一人子一人の苦学生で、奨学金で学校に通います。
無理を言って航空学校に入学させてくれた母を気遣っていて、自分が操縦する飛行機に母を乗せるのが夢です。
ひかえめで優しい性格だが、成績は極めて優秀。
佐野弘樹は水島祐樹。
佐野弘樹は水島祐樹を演じます。水島は有名スーパー「水島ストア」の社長の息子です。
父親からスーパーを継げと言われているが、それが嫌でパイロットを目指しています。
舞、柏木と同じチームになり、クールな柏木と対照的に、明るく周りを盛り上げるムードメーカー。
「舞いあがれ!」のナレーション。
語りはさだまさし。
「さだまさし」の故郷は、長崎の五島列島です。「舞いあがれ!」の主人公・舞ちゃんの大切な「お婆ちゃんの故郷」も五島列島。
そんな縁で「さだまさし」がナレーションを担当します。
五島列島は美しい海、温かな人々、おいしい食べ物、そして、潜伏キリシタン史跡で有名な場所です。
「舞いあがれ!」制作担当。
音楽担当は「ふうき晴美」
2013年に映画「わが母の記」で日本アカデミー賞音楽賞優秀賞に最年少で受賞。2016年「日本のいちばん長い日」、2018年「関ヶ原」でも日本アカデミー賞音楽賞優秀賞に輝く。
NHKでは、連続テレビ小説『マッサン』、ドラマ10『お母さん、娘をやめていいですか?』、大河ドラマ『西郷どん』を担当している。
脚本は桑原亮子
2013年に第41回創作ラジオドラマ大賞にて奨励賞、翌年には第35回BKラジオドラマ脚本賞にて最優秀賞を受賞して、本格的に脚本家の道に進む。
2017年度の文化庁芸術祭で優秀賞を受賞したFMシアター『冬の曳航』などの作品で注目を浴びる。
2020年にはNHK土曜ドラマ『心の傷を癒すということ』で初めて連続ドラマの脚本を担当。第46回放送文化基金賞番組部門テレビドラマ番組最優秀賞受賞。
脚本は嶋田うれ
2009年にラジオドラマ『青山二丁目劇場「彼のペット」』(文化放送)で脚本家としてデビュー。
最新作は映画「天間荘の三姉妹」。
NHKでは、2017年にプレミアムドラマ『全力失踪』、2020年に連続テレビ小説『エール』などを担当。
脚本は佃良太
2014年に連続ドラマ『BATTLE☆DISH//』(TOKYO MX)で脚本家デビュー。
2019年に脚本コンクールの創作テレビドラマ大賞を受賞し、受賞作の『星とレモンの部屋』がNHKでドラマ化。
まとめ。
大河ドラマではおなじみの高橋克典さんと永作博美さんは朝ドラは初出演です。また関ジャニ∞の横山裕さんも朝ドラ初出演。
そんなフレッシュな面々とともに、どんな物語が展開していくのでしょうか?。