「ちむどんどん」125話(最終話)「やんばるちむどんどん」のあらすじと感想をお届けします。
昨日の「ちむどんどん」124話では歌子が倒れてしまい、3日間昏睡状態でした。
暢子たちは歌子を助けてもらいたい一心で小さい時から皆で見て育ったやんばるの小さな浜辺に向かうのでした。
海の向こうのニライカナイにいる父・賢三に呼びかけることで、歌子は奇跡的に目を覚ますのでした。
皆で海の向こうの大空に向かって「とうちゃん!!」と叫ぶことで賢三が救ってくれたのでしょう。
その小さなやんばるの浜辺は比嘉家のお墓がある場所ですよね。父・賢三がいる場所でもあるのです。
「ちむどんどん」125話(最終話)「やんばるちむどんどん」のあらすじ。
いまだ目を覚まさない歌子。
暢子と賢秀と良子は、『歌子を助けてほしい』と海の向こうの父・賢三に向って叫びました。
賢秀、良子、暢子たちの祈り。
謎の高熱に倒れた歌子の回復を祈り、千葉からやってきた賢秀や良子、暢子たちが海に向かって懇願します。
「お父さーん、歌子を助けてちょうだい!」と亡き父・賢三に向かって叫ぶのです。
時代は令和202X年。
時代は令和になりました。
年を重ねた比嘉一族が大集合し、おばあちゃんになった母・優子の誕生日を祝いました。
一気に大団円です。ナレーションで皆の近況が語られました。
金銭問題で常に家族を悩ませてきた賢秀は、昔、家族に借りたお金は倍にして返したようです。
最終話のエンディングは?
セーラー服を着た高校生の暢子が日常の朝の団らんで幕を閉じます。
「ちむどんどん」125話(最終話)「やんばるちむどんどん」の感想。
125話で「ちむどんどん」は終了です。
一般的に終盤に差し掛かったあたりから、終わってしまうことを惜しんだり、終了後のロスを心配したりする声が高まってきますよね。
でも「ちむどんどん」は違いますね。
大きな問題点が残りました。「ストーリー」と「人物設定」です。
例えば、125話で登場しなかったキャラクターはどうなったのでしょうか?
暢子がお世話になった鶴見の三郎さん、義母のしーちゃん、親友の父・善一さん。皆さん高齢になったのでお亡くなりになったのでしょうか?
とても気になりますよね。
ストーリーは制作人の「ご都合主義」ですね。多く語りたくありませんが、この10年間で最低の視聴率だったのが視聴者の評価でしょう。
まとめ。
歌子は目を覚まします。歌子の病は歌子が上京した時に東京の病院でも診てもらいましたが解りませんでしたね。
病名は最後まで解らず「結局歌子の発熱の原因はなんだったのか」と思います。
さて、令和の202X年、暢子たちはたぶん70代ですよね。
やんばるのおいしい料理を囲み、家族と楽しい時間を過ごす。孫の未来たちと歌い踊り続ける暢子たち。
おばあちゃんになった優子の誕生日に歌子も元気な姿を見せてくれました。「10年風を引いてない」と歌子が言ってました。
歌子のお子たちも元気に育っているようです。
とにかく皆元気で良かった。東京で過ごす人間にとって核家族で一人で過ごす高齢の方もとても多いと思います。
しかし、沖縄では暢子を描いた「ちむどんどん」では大家族で生活しています。この生活が優子にとってとても幸せなことです。
最後に、朝ドラ「ちむどんどん」の隠れ主役は優子と房子だと思いませんか?
特に房子は故郷が沖縄であることは解っていても生活の場は内地でした。
房子がやんばるの浜辺で「ただいま!」と叫んでいましたが戦後内地で苦労した沖縄人を代弁したセリフだと思います。
フォンターナオーナーの房子を演じた原田美枝子さんは暢子を演じた黒島結菜さんの母的な存在だったのでしょう。
125話終了後の朝一を視聴して原田美枝子さんが出演した若き日の映像を見てみたくなりました。
さて、来週からは「舞いあがれ!」です。朝を爽やかにしてほしいですね。