2020年3月30日、「TOKYO 2020(東京オリンピック・パラリンピック)」組織委員会の理事会が行われ、五輪開催の延期が決まったことの発表がありました。
日程は来年2021年7月23日から8月8日です。小池百合子東京都知事は緊急会見を行って日程に関して合意に至りましたと話していました。
この日を境に、小池百合子都知事の露出が多くなってきたように感じます。それは偶然なのか?意図的なのか?は解りませんが、それ以降の小池都知事の会見とネットの声を紹介していきます。
目次
小池百合子都知事の連日会見(4/26)
“STAY HOME週間”
件数が減った件について
検体数のもともとの数が少ないと思うので、100(人)を切ったからと緩んではいけない。ましてや、“STAY HOME週間”が始まったばかりなので、これからの2週間が大きな意味を持つことになる
とコメントしました。
小池百合子都知事の連日会見(4/24)
4月24日(臨時)
女優の岡江久美子さんの訃報に小池都知事は、
心からお悔やみ申し上げます。
よく視聴者として、朝の番組のMCをやっておられたので。親近感を感じることも多々あった。
コロナでお亡くなりになって衝撃だった。コロナウイルスは人ごとじゃないんです。
是非、自分のこと、自分の家族のことだと思ってもらいたい
とコメントしています。今はなにしろ人と会わないことです。でも報道関係や番組制作者そして介護関係の方々や全ての国民が全て自宅待機とはいきません。
でも感染は怖いですよね。ステイできる人は外出はしないでステイホームしましょう。
小池百合子都知事の連日会見(振り返り)
追記:4月22日
今、日本ではいや世界で「ステイホーム」が合言葉になり、芸能人やスポーツ選手が動画で配信しています。東京都の小池都知事も繰り返し配信しているのが「ステイホーム」です。
小池百合子の連日会見。ステイホーム。人命か?経済か?
人命か経済活動か?ここに異論をはさむ人はいないと思います。「ステイホーム」して命を守りましょう。
ただ、全ての方がステイホームできません。ステイホームできる人も日常を保証してくれていた数々のものが、ガラガラと音を立てて崩れている様子をTVやネットからわかります。
庶民のささやかな楽しみである居酒屋などの飲食店や街のチェーン店などは休業しています。渋谷のライブハウスも上野の博物館も文化や芸術に携わる人たちの仕事がすっかり失われています。
ゴルフトーナメント、野球、サッカーなどのスポーツイベントも連日中止になっています。
また教育機会が奪われた子供たちの未来に暗雲が垂れこめているのは、だれの目にも明らかですよね。「ステイホーム」は守るべきですが、いったいいつまでこの状態が続くのでしょうか?
小池百合子都知事の連日会見。リーダーシップ
いまやSNS上では、小池さんを誰よりも本当にリーダーシップがあってフットワークが良いとの意見が多いようです。
都政でなくやはり国政で頑張ってほしいと思うかも増えていると思います。
ですが、「スピード感が重要」はオリンピックの延期が決まってからです。それまではマスコミへの対応も少なかったように思えます。
五輪に関しては“中止も無観客もありえない”と言ってました。今は「築地市場の移転見直しを撤回し、希望の党を立ち上げ時」の状況に似ています。
感染拡大の分かれ道になるのではと懸念された「3月20日」からの3連休前には小池都知事の発言は少なかったと思います。
ですので、3連休には多くの人が花見をし結果的に感染した方がいたかも知れません。
やはり2020年の五輪開催の判断が小池都知事の分岐点だったようです。誰もがこの状況では五輪開催はありえないと思っていたはずですが・・・。
小池百合子都知事の連日会見。今後は?
東京都は「休業要請」をし、休業に応じる事業者へ最大100万円の協力金を打ち出しました。一方他県はみな反発しましたが、結局、都に準じた形です。
こらからは政治の価値観が変わります。小池さんの行動を政権幹部たちは完全なスタンドプレーとみなしていますが、これからの政治主導は小池スタイルで良いと思います。
少しブレーキをかける参謀がいてくれたら東京都の都政は極論ですが国から切り離しても良いのではと思います。
小池さんは戦っています。 官邸と対立し「人命優先」でステイホーム。メディア各社の世論調査でも、8割超が、緊急事態宣言の発令は「遅すぎた」と答えています。
しかしながら、都の休業補償については、8割超が評価しているのです。小池都知事頑張れ!!
小池百合子都知事の連日会見(4/17)
4月17日の記者会見
まずは、政府の「緊急事態宣言」が全国に拡大されたことに対して、
大型連休を控え人の移動を最小化しようということと認識している。
又、国民1人当たり一律10万円給付に対しては
不安の解消に役立つとの判断だと思う
と説明していました。視聴していてそつのない感想ですね。ただ気になったのは小池さんの咳です。やはり疲れているのでしょう。
連日の記者会見は若い時のキャスター経験で慣れているとは思いますが神経がすり減っている感じもします。
連日感染者数の発表は心苦しいと思います。
さらに小池さん自身の近しい支援者が亡くなったことなども明かしていました。少し目頭がうるんでいたようでした。
本当にこのコロナというものが人の命を奪うんだということを改めて心に刻みながら、感染症の拡大をいかに減らしていくのか、防いでいくのか、皆さんとともに戦っていきたい
などと話しているのを聞くと本気感が伝わってきます。時代は変わりますね。
【新型コロナ】東京都で新たに201人の感染https://t.co/4CBreWQyVh
小池都知事は17日の定例会見で「昨日までに亡くなられた方の中には私の支援者もいた」とコメント。また、東京都のPCR検査の実施件数について「最も多い日で1日で1400件程度実施」と説明した。 pic.twitter.com/zy7clcg5yd
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 17, 2020
小池百合子都知事の連日会見。協力金について
事業者に支払われる予定の協力金について、「東京はお金があるから」という意見に対して
私の報酬は全国一お安い知事になっている。(報酬を)半分カットしているという話だ
と応えていました。これは驚きですね。
もっと具体的に(報酬額)話しをしてくれれば「協力金」と同じく全国の知事そして国会議員(特に仕事をしない大臣)の報酬の改革のスピードが上がると思います。
最期に、
闘いは始まったばかりで「自粛疲れ」はまだ早いというのが現実だと思ってほしい
との認識を示していました。
そうです、まだ始まったばかりなのです。戦いはまだまだ続きます。
都内全体のPCR検査数も初めて公表していました。1日当たり最大約1400件が実施され引き続き、「医師会などにさまざまな支援を行う」と述べ記者会見は終了しました。
小池百合子都知事の連日会見(4/15)
4月15日の記者会見
引用:ヤッフーニュース
都独自の緊急対策として、リーマンショックや東日本大震災を上回る、過去最大の約8000億円を策定すると発表した。
緊急対策3つの柱
6月までに着手すべき具体的な事項について、3574億円の補正予算案を発表しました。この補正予算案は17日開会の都議会臨時会に提出します。
1、感染拡大の阻止:1455億円
「感染拡大防止協力金」の創設店の休業や営業時間短縮に応じた事業者へ、マスクやアルコール消毒液など衛生用品の配備、宿泊施設の活用、医療従事者への宿泊先確保など。
2、経済活動と都民生活を支えるセーフティーネット強化:2007億円
中小企業への融資や、飲食店への宅配・テイクアウト導入の支援、文化芸術活動の支援など
3、社会構造の変革を促し、直面する危機を乗り越える取り組み:112億円
都立・区市町村立学校等のオンライン学習等の環境整備や、オンライン診療の環境整備の補助、テレワーク促進など。
各国対策の見解
各国、大変なロックダウン(都市封鎖)という形(をとったり)で、お国の事情がよく表れている。それらの厳しい海外のやり方と違って自粛に頼っているこの日本。
自粛で打ち勝ったらこれは『日本モデル』として歴史には残るかも知れないが、今のところは他国からは『とても緩い』という評価を受けているのではないか
都民一人一人が危機感を持つ必要性はあると思います。でもどうしても仕事にいかねばならない、行かないとお金が入ってこない方は沢山いると思います。
都としても都民一人一人に外出しない要請を強力にして補償もすれば外出はもっと減ると思います。
小池百合子都知事の連日会見(4/10)
4月10日午後の記者会見
引用:ヤッフーニュース
東京都の小池知事は記者会見で、都が基本的に休業を要請する6つの業態や施設を公表し、要請に応じて休業する中小企業に対し協力金の支払いなどを行うことを明らかにしました。
東京都と国が休業要請での温度がありましたが、おおむね小池都知事の意見が通りました。
協力金創設
小池都知事は記者会見で
危機管理はまず大きく構えて、それから縮めていくべきだというのが私の考え
と政府との姿勢の違いを強調していましたね。
都独自の対応として、休業要請に応じた事業者に対し、「感染防止協力金」として最大100万円を給付する
方針を明らかにしました。
1、1つの事業者に対して50万円を、
2、店舗など2つ以上の事業所を持つ事業者には100万円をそれぞれ支給です。
協力した事業者へ少しでも現金が渡ることで少しの安心が手に入りますので良かったと思います。
休業要請。
休業要請については、国との間に隔たりがあり温度差があるように見えます。ただ10日には調整がつくとのことです。
例えば、ゴルフ練習場においても「屋外のゴルフ練習場」について要請の対象には当たらないという見解です。
ということは「屋内練習場」は休業要請になるのか?と言う疑問が残りますが、個別には東京都の連絡窓口に問い合わせをしてほしいとのコメントです。
担当者は「いわゆる『3密』を避けるという観点からは、屋外のスポーツ施設は「休業要請」の対象から除外されると考えられる」と述べています。
国と東京都の温度差
明日4/10の放送予定です。■東京感染者急増、最多の181人に■居酒屋、理髪店など休業要請見送り?■新型コロナ・パネル解説「休業どうなる?都が独自休業要請と補償も?」■親がトラック運転手で、子供登校拒否される■
— 羽鳥慎一モーニングショー (@morningshow_tv) April 9, 2020
居酒屋、理髪店などは休業要請見送り?らしいですが、10日の会見では、
理髪店、ホームセンター、屋外のスポーツ施設は、国の考えを受け入れて対象外とする見通し。
居酒屋は営業時間を午後8時ごろまでとし、百貨店は食品や生活用品の売り場以外は休業を求める。
要請対象への国の具体的な休業補償は不透明のままでした。
小池百合子都知事の連日会見(4/9)
4月9日
引用:ヤッフーニュース
緊急事態宣言を受けた休業要請で、東京都と国が大筋で合意する見込みになった。だが、こうした流れに至るまでには、「命ファースト」を全面的に押し出して範囲を広げようとした都と、「社会的混乱を避けたい」として対象を絞るよう迫ってきた国との間で、ギリギリの攻防があった。
4月10日には小池都知事の会見で詳細は解ると思います。しかし政治の駆け引きで困るのは国民ですから、一日も早く給付とセットで発表してほしいですね。
小池百合子都知事の連日会見(4/8)
4月8日
東京都は業態を広げて実効性(拡大を防ぐ)を高めたい考えで、国は「経済活動」への影響を避けたいと思っているようですね。
例えば理髪店は?
例えば理髪店、美容室について、東京都は6日に示した緊急事態宣言の措置案に含めて休業要請に含めています。
しかし、国の西村経済再生担当相は生活に必要な事業としているので休業要請はしない方針です。
この例は、都と国の温度差の一例ですが、9日にはどちらになるか解るかもしれません。いずれにしても当事者の方々は閉めた場合は経済的なダメージが、また営業するにしても感染の不安が残ります。
最後は法律と倫理に基づく政治的な判断ですが、経済面の信頼だけは担保してもらいたいですね。
知事経験者・東国原英夫さんの声
理容業者に確認したら、今日のお昼の時点で、理容・美容業者は休業要請対象外になったらしい。休業要請予定は解除になったらしい。状況は一刻一刻と変わるし、休業対象等は今後も注視する必要がある。 https://t.co/lLekL8gM11
— 東国原英夫 (@higashi_kokuba) April 7, 2020
外出自粛の見定めの期間
外出自粛の見定め期間は2週間と国は言っています。それに対して東京都は
東京にとって2週間という確認の時間は、ちょっときつい。スピード感を持って対処しなければいけない。
速い方に歩調を合わせていきたい
との見解ですね。感染拡大に歯止めが利かない東京都は、2週間も見定めていられないとの意見ですが、これも認識の違いですね。と言うか戦略の違いかも知れません。
厳しいけど早く大きな対策をして封じ込める戦略とデータを観ながら、様子を見ながら次の手を打つ国の戦略との違いです。
でも結局は被害は国民なのでその被害を最小限にすることが政治の役割だと思います。
小池百合子都知事の連日会見(4/6)
4月6日
ネットカフェ難民
「ネカフェ難民」の方々には7日に執行される予算を活用して、一時的な住居を提供する方針を明らかにしました。
「密閉・密集・密接」の「3密」を満たす施設としてインターネットカフェなどが含まれる可能性があるからです。
東京都は232億円の補正予算を、7日に議会の同意を経ずに執行できる「専決処分」することを明らかにしています。
明日、緊急事態宣言が出れば都は自治体の権限として、外出自粛の徹底などを要請するほか、娯楽施設や遊戯施設、それに一般商業施設などについて休業要請を行うことができます。
都の資料によると、「社会生活を維持する上で必要な施設」として、病院や薬局、飲食店やホテル、公衆浴場などは、適切な感染防止対策の協力要請を行った上で、開店を認める。交通機関も同様の対応を取る。
モーニングショーのSNSでは
明日4/9の放送予定です。■東京過去最多144人、全国も400人越え■緊急事態宣言 一夜明けた東京■ネットカフェ難民の悲劇、ゴルフ練習場困惑■新型コロナ・パネル解説「休業要請どうなる・アビガン」■武漢封鎖解除で見えたもの■
— 羽鳥慎一モーニングショー (@morningshow_tv) April 8, 2020
ネットカフェ難民の悲劇を紹介していました。彼らは住民票がないので国の支援を受けることはできません。するとどうなるかです。
結局行き場がないのでもし陽性であればまた被害を広げてしまいます。東京都は早く実態を把握してネットカフェ難民に住居の提供を行って救ってほしいとと思います。
施設の使用停止要請(原則)
会見では使用停止要請は以下のような職種ですが、4月8日時点では国との調整がまだ不十分のようです。も少し見守りましょう。
小学校から大学、専修学校など教育施設、学習塾、体育館やボウリング場、水泳場、バッティング練習場、居酒屋や映画館、ナイトクラブ、パチンコ店、自動車教習所、ゴルフ練習場、バッティング練習場、スポーツクラブ、劇場、ライブハウス、集会場、展示場、博物館、美術館、図書館、百貨店、マーケット、ショッピングモール、ホームセンター、理髪店、質屋、キャバレー、バー、個室ビデオ店、ネットカフェ、漫画喫茶、カラオケボックス、場外車券売り場、ゲームセンター
小池百合子都知事の連日会見のまとめ
相変わらず自分の見せ方を心得ている元ニュースキャスターそして政界渡り鳥の小池百合子都知事です。ですが仕事はしています。
前都知事とは違い仕事はしています。ただ時々誤解を与える言葉を使ってしまいますよね。希望の党発足時の「排除します」はその代表でそれから庶民は引きました。
今回も志村けんさんの訃報に「功績」という言葉を使ってしまいました。当然批判を浴びましたよね。
多分、危機意識や当事者意識を促したい気持ちで発した言葉ですが、ニュースキャスターや政治家の職業は
「言葉のプロ」であり庶民への配慮が足りなかった気がするのは私だけではないと思います。
上から目線は決して行ってはダメなことを解ってほしいですね。